出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.460, pp.40-44, 2008-11-28

現場では技術者が減らされ、作成すべき書類は増えている。休日出勤や残業時間を減らせるわけがない──そう考えている現場技術者にぜひ読んでほしいのが大和小田急建設の試みだ。既存の制度に頼らず、現場技術者が自ら打開策を提案して時短を実践。帰宅時間が2時間早まり、休暇が増えるなどの成果が出た。優れた提案は他現場に水平展開している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.654, pp.14-20, 2016-12-26

英国ロンドン市の中心部に位置する大規模再開発エリアで昨年11月、19世紀半ばの産業遺構を生かしたユニークな公園がオープンした。東西に並ぶ市内有数の2駅、キングスクロス駅とセント・パンクラス国際駅の北側で、リージェント運河沿いに位置する「ガスホル…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.366, pp.86-89, 2004-12-24

1960年代からの急速な市街化によって失われた保水機能などを補うよう,遊水地を整備して流域の水害に対処。平常時は公園となる遊水地の運用を2003年6月から開始。2004年の台風では総貯水量の3分の1が流入して水害を防いだ。 2004年10月9日,伊豆半島に上陸した台風22号は,東海地方と関東地方南部の広い範囲に激しい雨と風をもたらした。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.346, pp.34-38, 2004-02-27

営団地下鉄丸ノ内線の明かり区間に防音のためのシェルターを2004年1月までに設置した。トンネルの出口から92mの区間にわたって鉄骨で線路を覆い,壁面に遮音パネルを取り付けた。約71dBだった騒音は,10〜20dB程度低下する。シェルターによる騒音対策工事は,帝都高速度交通営団では初めてだ。1日当たりの作業時間は,終電から始発までの間で実質2時間半だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.534, pp.34-25, 2011-12-26

現在のPFIは死んだ――。こんな刺激的な見出しが、英国の経済紙、フィナンシャルタイムズの11月15日の紙面に載った。 英国のオズボーン財務相が14日に、PFIの抜本的な見直しを発表したのを報じる記事だ。オズボーン財務相は会見で、「私たちはこれまで常に、PFIの乱用に懸念を示してきた」と語っている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.441, 2008-02-08

3月末で期限が切れる道路特定財源の暫定税率の存廃をめぐって対立していた与野党は、1月30日午後、衆参両院の議長が示した「年度内に一定の結論を得るものとする」とのあっせん案を受け入れることで合意した。期限を5月末までに一時的に延長する「つなぎ法案」の衆議院本会議での採決直前に、与野党の全面対決は回避された。
著者
横田 宏幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.350, pp.102-103, 2004-04-23

約20年間籍を置いた準大手の建設会社を2002年7月に退職した松沢秀泰さん(49歳)。同年8月1日,転職先のエイトコンサルタント(本社,岡山市)に初出社した。 「違う世界に飛び込んだ気分だった。執務フロアは前の会社の10倍は広く,社内に知人はいない。当時47歳だったが,建設会社のように年齢で一目置いてくれる風土はなかった」。
著者
ヨンカース ヘンドリック 浅野 祐一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.668, pp.65-67, 2017-07-24

微生物を利用してひび割れの自己修復を可能にした革新的な材料がオランダから日本に上陸した。會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)が、同技術の権利を持つベンチャー企業、バジリスク・コントラクティングと日本国内での独占販売契約を結んだ。開発者であ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.384, pp.59-61, 2005-09-23

羽田空港の再拡張事業で,PFI(民間資金を活用した社会資本整備)を採用した国内最大規模のプロジェクトが,事業者選定の段階に入った。なかでもエプロン部分は,土木工事主体のPFIの先例として注目を集めている。 2005年7月に国土交通省が,エプロン部分の事業者の募集要項を公表。9月に一次審査の資料提出を締め切り,二次審査を経て,2006年4月に事業者を決定する予定だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.607, 2015-01-12

CheckPoint・女性技術者やシニア技術者の活躍の場が広がり、国も担い手として注目・業界全体で働き方の多様化を受け入れる土壌づくりが迫られている 大手建設会社などの女性技術者採用が本格化し始めたのは、2000年代前半。それ以前の採用組を含めて、既に管理職…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.437, pp.19-21, 2007-12-14

地元の漁協との協議の結果,現場の工事を5カ月も休止せざるを得ない事態に直面。この難局を工法や施工計画の工夫によって乗り切り,当初の予定通り2006年度内に完了させたのが,宮城県利府町を通る国道45号の歩道工事だ。 国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所は,JR仙石線と松島湾に挟まれた国道45号の延長730mの区間で,2006年度から3年計画で歩道を整備している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.642, 2016-06-27

アルプス山脈を南北に貫くスイスの「ゴッタルドベーストンネル」で6月1日、開通式が開催された。全体延長は57.1km。青函トンネルの53.9kmを抜いて、世界最長の鉄道トンネルとなる。今年12月11日に鉄道の定期運行が始まる予定だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.404, pp.62-65, 2006-07-28

昼休み,昼食を終えたサラリーマンやOLたちが,2006年6月に開通したばかりの浮き桟橋を物珍しそうに眺めながら渡っている。 「へえ,この橋は浮いているんだ。確かに少しユラユラするね。以前,ここの護岸は橋の下で行き止まりになっていたけど,つながったと聞いて来てみたんだ」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.659, 2017-03-13

東京外かく環状道路(外環道)の都内区間建設を進める国土交通省関東地方整備局、東日本高速道路会社、中日本高速道路会社は2月19日、シールド機の発進式を開催した。 発進したのは、同区間南端の東名ジャンクション(JCT、世田谷区)から北方向に向けて掘削…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.589, pp.46-47, 2014-04-14

こうした人材投資が奏効し、長野県が04年度から始めた優良技術者表彰を10年連続、計21工事で受賞。受賞の年数、工事数ともに県内で最多を誇る。優良技術者表彰は、総合評価落札方式の入札で加点対象となる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.616, pp.30-33, 2015-05-25

地震関越道・片品川橋耐震補強工事(群馬県沼田市)既設トラス橋の斜材に設置する制震装置の維持管理や地震後の修復を簡素化できないか? 群馬県北東部を流れる片品川に架かる関越自動車道・片品川橋では、2012年3月から耐震補強工事を実施中だ。東日本高速道…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.611, pp.56-59, 2015-03-09

2011年3月11日、出張で都内にいた深松は、地下鉄門前仲町駅構内で激しい揺れに遭遇した。急いで地上に上がると、目の前の店に飾られた大型テレビに、「震源は宮城県沖、最大震度7」というテロップが…。 家族や社員の無事は携帯電話でどうにか確認できたが、…
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.619, pp.76-79, 2015-07-13

2015年初めから東京駅丸の内口側の駅前ロータリーの一部を封鎖して、再整備する工事が本格化した。以前は写真の右手に高さ13mの換気塔がそびえていたが、駅舎の景観に配慮して、高さ4mに改修した。換気塔の工事は14年に終えている
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.534, pp.41-43, 2011-12-26

「世界で最も高い橋」として知られるフランスのミヨー高架橋。地面から主塔の先端部までの高さは343mで、東京タワーよりも高い。パリとフランス南部を結ぶルートを構成する高速道路A75の一部として2004年12月に開通した。深い渓谷に位置するミヨー市の上空をまたぐように架かっている。 建設費は、料金所も含めて約4億ユーロ(約420億円)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.489, pp.16-17, 2010-02-12

米国やブラジル、ベトナムなど複数の国が計画している高速鉄道建設プロジェクトの受注を狙い、日本政府と民間企業がこれまでにない積極的な動きを見せている。1月下旬、馬淵澄夫国土交通副大臣は米国、長安豊国交政務官はブラジルでそれぞれ日本の新幹線技術などを売り込んだ。JR東海は1月25日、米国進出を発表した。