著者
荻須 雅夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.452, 2008-07-25

おぎす・まさお●建設会社、プレストレストコンクリート専門工事会社などの勤務を経て、2004年に荻須テクノコンサルタントを設立。コンクリート技術やJIS関連の指導業務、安全対策などのコンサルティングを手がける。事務所のURLはhttp://www.geocities.jp/ogisutc/(イラスト:楢崎 義信)筆記試験まで数日を残すだけとなった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.298, pp.51-52, 2002-02-22

国土交通省は2002年4月から,直轄工事の現場の点検を一層,強化し始める。各地方整備局の建政部建設産業課の職員が,「施工体制Gメン」と呼ぶ調査班を結成。現場を抜き打ちで立ち入り検査し,一括下請けや経審の虚偽申請をチェックする。その際,警察のOBや公認会計士などに協力を仰ぐ。2002年度は120件の工事で立ち入り検査を行う予定だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.630, 2015-12-28

大成建設は、小断面の円形シールドトンネル(以下、シールド)で外周構造を構築して大断面の地下空間を施工する「リボルバー工法」を開発した(図1)。地下に整備する高速道路の分岐・合流部などでの活用を見込む。 開発した工法では、まずは地下に建設す…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.680, pp.40-45, 2018-01-22

東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場。当初の計画より1年2カ月遅れの2016年12月に着工し、これまでに「骨格」はほぼ完成した。躯体工事は今年3月までの予定で、林立するクレーンの姿は見納めとなりそうだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.341, pp.32-36, 2003-12-12

列車通過時の騒音と振動によって従来は利用が難しかった鉄道高架橋の下部空間で,ホテルの建設が進んでいる。場所は,千葉県浦安市にあるJR舞浜駅の隣接地。騒音や振動を抑えるため,世界初の工法を採用した。建物を基礎の上に載せるのではなく,高架橋の柱から吊り下げるという仕組みだ。 舞浜ホテルは,JR舞浜駅の東側,新浦安駅方面にある高架橋の下部空間を使って建設している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.587, pp.46-49, 2014-03-10

不安2JR東日本の被災路線で、復旧の過程に大きな差が生じている。本復旧で既に工事着手している路線、BRTで仮復旧している路線、バスで代行輸送している路線──。利用者数が減少下にある鉄道の復旧はどうあるべきか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.640, pp.61-63, 2016-05-23

豪雨・土砂災害つぶやきで前兆を検知可能ポイントはキーワード抽出使用者ごとの情報選定が必要に 「土砂崩れなう」、「地鳴りすごい」、「風が土臭い」─。SNS(交流サイト)のツイッターを介して投稿された「つぶやき(ツイート)」には、経験のない豪雨や河…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.346, pp.48-49, 2004-02-27

代表的な"迷惑施設"として,全国各地で建設反対運動が繰り広げられている廃棄物処理施設。長野県松本市を中心とする同県中信地区では,住民参加による検討委員会が立地のルールを決め,建設地を絞り込む作業を進めている。この検討委員会がユニークなのは,行政からの独立を徹底して意識していることだ。 きっかけは,やはり反対運動だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.346, pp.44-47, 2004-02-27

多様な利害関係者がいる大規模事業を住民参加で進める場合,成否は,本音の議論を交わすことのできる「場」の設定にかかっている。行政が議論を押し切ったり,特定の組織の発言力が強かったりすると参加者の不信感は募るばかり。メンバー構成や情報公開のあり方などがポイントだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.389, pp.70-71, 2005-12-09

2005年10月,兵庫県西部を流れる千種(ちくさ)川の河岸に,風倒木を使った珍しい木製の柵が完成した。台風で倒れたスギの丸太材を使用。延長7kmにわたって施工した。堤防を応急的にかさ上げするのが目的だ。 千種川の周辺地域は,2004年9月の台風21号の上陸で約1600戸が浸水する被害を受けた。さらに,その1カ月後,強風を伴った台風23号が上陸。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.692, pp.62-65, 2018-07-23

5月の線路切り替え工事で対象となった埼京線の上り線路は、全長735mの区間だ。うち中央付近の289mは、東急東横線渋谷駅ホームなどの跡地に新設線を事前に建設。端部に当たる南工区と北工区の各200mほどの区間について、線路の扛上や横移動を実施した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.692, 2018-07-23

伊藤園はミズノと共同で、日本茶飲料「お〜いお茶」を製造する過程で排出される茶殻を樹脂に練り込んでチップ状にした「Greentea(グリーンティー)」を開発して、ロングパイル人工芝の充填材に適用した。既に、東京都足立区の屋外広場に導入済みだ(写真1、2…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.398, pp.106-107, 2006-04-28

宮城県村田町が発注した土木工事の談合をめぐる住民訴訟で仙台地方裁判所は2006年2月21日,町内の建設会社による談合を認定。損害賠償として計226万円を工事を受注した5社に請求するよう,町に命じる判決を下した。 談合認定の決め手になったのは,工事の入札に参加し,後に住民側の証人になって談合を告発した建設会社が裁判で提出した「談合札」などの証拠や陳述書だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.251, pp.38-42, 2000-03-10

地下水位の上昇によって東京駅が浮き上がり,損傷を受ける恐れが出てきた。施工場所や作業時間が限られることから,約130本ものグラウンドアンカーを地下のホームや底版を貫いて垂直に打設。下から押し上げる被圧地下水の水圧に対抗する。 対策を施しているのは,JRの総武線と横須賀線が乗り入れる東京駅の地下駅。赤レンガ駅舎の西側に位置し,1972年に開業した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.513, pp.32-35, 2011-02-14

国土交通省近畿地方整備局が発注した高架橋の下部工事で、奥村組土木興業は評定点84点を取得し、2009年度の局長表彰を受賞した。コンクリートに関して、受け入れ検査から打設、養生までの施工管理に加えて、生コンプラントも抜き打ちで検査するなど、品質管理を徹底したことが高い評価に結び付いた。 対象となったのは、奈良県橿原市内の大和御所道路観音寺高架橋下部工事だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.379, 2005-07-08

日本コムシスは,携帯電話を利用した画像配信システム「ガッテン君」を発売した。カメラ付き携帯電話で画像撮影するだけで,定められたサーバーへ画像を自動転送する。特徴●1回のボタン操作だけで画像を転送。撮影から約5秒でサーバーへ送信することができる。●作業現場と事務所で,ほぼリアルタイムで画像を共有できる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.632, 2016-01-25

第4回 制震本誌が運営するウェブサイトの新連載「丸わかり!建設技術トレンド」。原則として、毎月第1・第3火曜日に記事をオンエアします。同連載では、技術が生まれた社会背景や関連技術などを踏まえ、近年、開発・実用化された技術を体系的に紹介していきま…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.572, pp.44-47, 2013-07-22

たかが積算ミス、されど積算ミス──。一昔前と違い、積算ミスが入札の中止や取り消し、訴訟などの重大トラブルに発展している。発注者がトラブル回避に躍起になる一方、設計変更でスムーズな交渉を図るために、積算を学ぼうとする受注者も出てきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.273, pp.64-66, 2001-02-09

住民の"たかり"に直面した施工者の体験談を体系化すると,折衝の際に重要なポイントが見えてくる。危機管理の専門家や用地交渉の大ベテランの指摘にも,はっとさせられるものがある。国土交通省がまとめた不当要求への対応策も参考にしよう。これらを知っておけば,いざという場合にきっと役立つはずだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.406, 2006-08-25

大成建設は,レーダー雨量計のデータを活用して局所的,短期的な集中豪雨による洪水を予測できる「集中豪雨対応型河川流出解析システム」を開発。実際に起きた洪水を高精度に再現した。 河川流出解析とは,陸地に降った雨が河川に流れ出る量を計算して予測する方法。