著者
広瀬 悟 清水 俊行 南部 起可 柳沢 一機 丸茂 喜高 綱島 均 土師 知己 泰羅 雅登
出版者
Society of Automotive Engineers of Japan
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.681-686, 2009-06-16
被引用文献数
1

シミュレータにおいて、運転タスクに応じたドライバーの脳活動を、機能的近赤外分光装置fNIRSで計測した。通常走行に比べ、狭路走行と先行車追従走行では、前頭外側部の賦活量がより大きくなることを確認した。さらに、運転中に注意課題を与えた場合の注意力喚起に起因する賦活を、運転タスクの差から見出した。
著者
田川 傑 内田 信行 神保 浩之
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, pp.1391-1396, 2011

危険場面におけるドライバ行動を,現実に近い状況で取得することを目的とした実験車を開発した.ドライバの前方に搭載した2台のモニタに表示される現実の映像を用いて走行し,仮想物体をオーバーレイすることにより危険場面を再現する.本車両を用いて,歩行者飛び出し,出会い頭,追突状況を再現した結果について述べる.
著者
河井 真知子 大門 樹
出版者
Society of Automotive Engineers of Japan
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.905-911, 2009-06-16

様々な情報提供サービスが車載情報システムに搭載された場合に,情報呈示時の喚起音の階層化がドライバ行動に与える効果を検討した.各サービスの重大性・緊急性に応じて異なる喚起音を用いた場合と喚起音を階層化しない場合についてドライビングシミュレータ実験により比較し,ドライバ行動に与える影響を計測・評価した.