著者
中澤 達哉 近藤 和彦 森原 隆 小山 哲 小森 宏美 池田 嘉郎 古谷 大輔 小原 淳 阿南 大
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究は、「王のいる共和政」の国際比較を通じて、近代ヨーロッパ共和主義の再検討を行った。この結果、ハンガリー、ドイツ、ポーランド、スウェーデン、オーストリアにおいて、「王のいる共和政」というジャコバン思想と運動が存在したことを解明した。さらに、これらの地域における「王のいる共和政」論の源流を、16世紀の政治的人文主義(political humanism)による古代ローマ共和政の近世的再解釈に見出した。加えて、この思想が啓蒙絶対王政を正当化するための主導的原理として機能したことを実証した。このようにして、この原理が1790年代の中・東欧において広範に拡大することになったのである。

言及状況

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@boin_master 次の共同研究が元になっている様です。 ジャコバン主義の再検討:王のいる共和政の国際比較研究 https://t.co/nOQyHIV3wy
[備忘]「本研究の最大の意義は、「王のいる共和政」と「王のいない共和政」という近代ヨーロッパ共和主義に内在する二つの側面を複眼的に検証することによって、ヨーロッパ共和政史研究と近代史研究そのものに新地平を拓いたこと」 https://t.co/euBmcSb82c
こちらの関係ですね。もちろん買います。 KAKEN — 研究課題をさがす | ジャコバン主義の再検討:「王のいる共和政」の国際比較研究 (KAKENHI-PROJECT-16H03499) https://t.co/5AhlleKBj4
このように着想するに至ったのは、前身の基盤研究(B)「ジャコバン主義の再検討」(https://t.co/AtezJcft9V) の問題意識を引き継いでいるだけでなく、今般のパンデミック下で、共和政治と、議会により委託された臨時の強権発動(dictature)=独裁とを、歴史的に論じる必要性を再認識させられたからです。
中澤達哉先生の研究見ていたら、今年度の科研費、「ジャコバン主義の再検討:「王のいる共和政」の国際比較研究」というアツいテーマでとっておられる。 https://t.co/5Ahlless4W

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