著者
池田 宮彦
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.73, no.857, pp.64-65, 1958-04-20
著者
横山 勉
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.46, pp.303-306, 2003-07-19

園庭の中で様々な遊びの要素と関わりながら、幼児自らが遊びをみいだしていく主体的活動の過程に着目し、幼児を遊びへと誘う遊び環境構成要素を遊びの誘発要因として、その抽出を試みた。園庭における幼児の遊びの観察調査の結果、遊具・道具性、素材・素形性、自然性、たまり性、隠れ場性、オープンスペース性、遊び回遊性の誘発要因を得た。その分布特性によって園庭における幼児の遊び環境の理解を深めることができる。
著者
横山 勉
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.50, pp.415-418, 2007-07-15

自然環境型遊び空間で身につけた運動能力を発表する加技走において、幼児と日常的に深い関わりをもつ保育士によって日頃の成果を発揮しやすい遊具の構成がされ、そこに表現された幼児の基本動作を抽出・分析した。個々の動作において他と数項目の重複を避けた独自性のある遊具が多く、複数の遊具の構成によって多様な基本動作を表現する、変化のある加技走となっている。加技走を通して、自然環境型遊び空間をもつ園庭の遊び環境における幼児活動の一端を理解することができた。
著者
横山 勉
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.47, pp.391-394, 2004-07-17

自然と触れ合いながら遊ぶ機会が少なくなった今日において、幼児が1日の大半を過ごす幼児施設の遊び空間の拡がりをもつ園庭は、自然と向き合いながら生きるための力を育てる貴重な場と考えられる。園庭は地形、規模、形態、素材など環境構成要素により様々な特徴を示し、本論は築山を中心とした中庭形式、砂地形式、グラウンド形式をもつ保育園を調査し、主体的、創意工夫のある多様な遊びを展開するための遊び環境の基礎資料を得た。