著者
加藤 勉 田中 淳夫
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会論文報告集 (ISSN:03871185)
巻号頁・発行日
no.147, pp.33-41, 72, 1968-05-30
被引用文献数
2

引張接合部には一般にファスナーの種類に関係なく被接合部の変形に起因する所謂テコ作用が働く。この論文はSplit Tee形式高力ボルト引張接合部に生じるテコ作用の実体を純引張試験によって実験的に調べたものである。ここではボルトがTeeウェブの両側に各一列ずつ配された場合のみを取扱う。テコ作用の大きさを支配する因子としてTeeフランジの板厚, Teeウェブ(外力作用位置)とボルトとの距離, ボルト位置からTeeフランジ外端までの距離, の三つに着目した。実験結果の解析によりテコ作用を予知するための実験式が提案される。

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著者
棚橋 諒
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.61, no.722, pp.1-3, 1946-08-20
著者
池上 岳志 熊澤 栄二
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.47, pp.272-275, 2004-07-17

石川県最北端に位置する奥能登の風景について、地域固有の祭祀「キリコ祭り」をもとに考察する第三報である。本稿では、須須神社が鎮座する寺家地区と、その奥宮が鎮座する山伏山との関係について、祭礼ルートであった古道の復元ならびに、地名、由来、口伝等をもとに諸場所の意味と、その地域構造について考察を行なったものである。