著者
佐野 仁美 小畑 郁男
出版者
京都橘大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究の目的は、学生が主体的に旋律を表現できる力を養うための教授法を開発することである。楽譜と音楽表現との間には客観的な法則性があることの例証を通して、楽譜には書かれていない音楽表現を楽譜から読み取る方法を一般理論化した。また、音楽表現を楽譜上に視覚化していく方法を提案するとともに、理論をもとに、教員養成課程でよく用いられる楽曲を多く取り上げて、音楽表現の方法を例示した。最終年度には、まとめとして、一般の音楽愛好家を対象とした『究極の読譜術――こころに響く演奏のために――』を出版した。
著者
前川 宣子 川口 淳 野島 敬祐 穴吹 浩子 岩山 朋裕 上山 晃太朗 江間 祐恵
出版者
京都橘大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

自然災害の多いわが国では防災・減災に向けた取り組みが必須である.また,高齢少子化が進行する中,災害時要援護者対策が重要な課題となっている.各地域においては,災害時要援護者対策で取り組むべき課題を明確にし,非常時への対応強化が求められている.本研究では特に高齢・過疎化の進行する地域における災害時要援護者対策について検討した.災害時要援護者とその家族への防災・減災対策を実施する上で,どのような理論的基盤が必要かを検討した.その結果,災害の備えにおける家族レジリエンスへの働きかけの有効性が示唆された.さらに,訪問看護ステーションを拠点とした災害対策マニュアルの改訂版を作成したので報告する.
著者
蒲 豊彦 土肥 歩 山本 真 戸部 健 倉田 明子 石川 照子 佐藤 仁史 魏 郁欣
出版者
京都橘大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究では、近代中国におけるキリスト教の展開という視点から横断的地域史研究を行った。時期としては19世紀中葉から20世紀初頭ごろまでを対象とし、中国沿海部の4地区―①北京・天津地区、②江南デルタ地区、③福建から広東にいたる南部沿海地区、④広州・香港の珠江デルタ―を選定した。アメリカや香港などからも研究者を招いてシンポジウムを開催して意見を交換し、キリスト教の視点が地域史研究にきわめて有効であることをあらためて確認することができた。
著者
高橋 みや子 岡山 寧子 福本 惠 大平 政子
出版者
京都橘大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

目的:京都における近代から戦間期までの看護歴史の文献史料、写真を含む資料の発掘収集と利用可能な基礎的データの作成。研究方法:(1)京都看病婦学校(2)京都市立看護短期大学(3)看護史研究者故亀山美知子氏の業績・収集史料の整理とCD保存(4)京都府・市の看護関係、特に産婆、看護婦、保健婦の史料収集とPDF保存、(1)~(4)を分担し分担毎に研究を進めた。結果:原著、学会発表、CD・PDF作成を行い公表した。また、史史料の発掘・収集を行った。
著者
小寺 隆幸 浪川 幸彦 小田切 忠人 伊禮 三之 井上 正允 梅原 利夫
出版者
京都橘大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

PISAの数学的リテラシー論の枠組みと調査問題を分析し、さらにPISAに影響を及ぼしたニスによるデンマークの数学教育改革について研究した。PISAの数学的リテラシーは単なる活用ではなく、現実の問題を数学化して考える能力であるが、テストで測りうるのはその断片にすぎない。重要なことはテスト結果ではなく、現実の問題と向き合い、思索し、仲間と対話をする授業を創造することである。日本には量を基礎にする数学教育の豊かな蓄積があり、それを発展させることが求められる。ただこれまでは全員が共通の目標を目指してきたが、授業の中に個々の子どもの数学的コンピテンシーを伸ばすという視点をも位置づける必要がある。