著者
稲本 一夫
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.51, no.9, pp.1275-1280, 1995-09-01
被引用文献数
1
著者
小倉 敏裕
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.49, no.12, pp.2052-2057, 1993-12-01
被引用文献数
4

1.解像特性は, 同一インチモードにおいてもアイリス径とピクセル値がそれぞれ大きくなると低下することがわかった.このことは, I.I.への入射線量の増減により解像特性が変化することを意味する.aアイリス径を一定に保ち, 入射線量を増すとピクセル値が上昇し解像特性が低下する.bピクセル値を一定に保つためにアイリス径を広くし, 入射線量を減ずると解像特性が低下する.すなわち, 高い解像特性の画像を得るためには, アイリス径を絞り, 低いピクセル値となるような線量で撮影する.逆にあまり高い解像特性を必要としない場合, アイリス径を広くすることによって被曝低減が可能である.2.低線量撮影により, ルーチンに小焦点(0.2mm)撮影が可能である.このため, 小焦点拡大撮影の技法が応用でき, S/Fに匹敵する解像特性の有する画像が得られる.3.ノイズに関して, 線量の低減によって量子モトルが増加し, ディジタルWSは上昇した.そして, 同時に低コントラスト被写体検出能の低下も顕著であった.また, ノイズ特性は, 解像特性と密接な関係があるため, アイリス径や, ピクセル値によっても異なる.このように, I.I./TV-DRの場合, 入射線量と解像特性とノイズ特性の間には, 複雑な関係があり, これらの特性を熟知したうえで撮影目的にあったDR装置のパラメータの設定, 線量, 撮影方法を決定する必要がある.
著者
大江 光雄 小倉 一郎 鈴木 亘
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, 1990-08-01

センターライン法のアルゴリズムを改良して良好な結果を得た。また正常例の解析結果を蓄積した。本開発に協力いただいた国立循環器病センター放射線技師の大西先生に感謝致します。
著者
ROGERS D.W.O.
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
放射線治療分科会誌 (ISSN:13453211)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.73-100, 2003-04

水吸収線量により校正された電離箱を用いた外部放射線治療における基準線量評価に必要な放射線線量評価の基本について述べる.水吸収線量の一次標準の現況について簡単に述べる.このような吸収線量校正定数を利用するために展開されたk_Q定式の電子と光子ビームにおける利用について述べる.理想的には,必要なk_Q係数は病院の各電離箱と線質で測定される.AAPMが提示したTG-51線量評価プロトコルにおいてこの定式を利用するために必要となる式を展開する.線質を光子ビームでは10cm深部線量百分率,電子ビームではR_<50>で規定するということが重要である.電子ビーム線量測定で基準深として0.6R_<50>-0.1cmを用いるという提案について検討する.水ファントム中で平行平板電離箱を用いるために必要な係数についても述べる.
著者
宮下 五郎 鈴木 利久
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.158-162, 1959-12-10

In fluoroscopy, the best proportion among kVp, mA and FHD is essential for the most effective method of raising the hit rate of fluoroscopy and decreasing useless surface dose. The most important pre-condition is to keep the brightness of the fluorescent screen uniform. Under the absolution value of brightness, 0.05 cp/m^2 for objects, i.e. legs 8 cm thick, the change of X-ray energy corresponding to that of the thickness of the object at the same brightness, was drawn throgh the development factor and this relation was shown in a chart in order to investigate the theoretical grounds of the relation among kVp. mA and FHD. These experimental results were applied to clinical examinations and good results were obtained and reported here.
著者
青山 裕
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.1369-1373, 2004-10-20
被引用文献数
1

医療の倫理は,クライアントに責任を負う医師の視点から主に研究され,個別の問題をいかにすべきかを多様な立場から論じ,あるいは判例が検討されている.もちろん,倫理問題には明確な答えが存在するのではなく,各個人により判断,見解は相違する.クライアントの生死に身近でかかわることの少ない診療放射線技師にとって医療倫理を論じることには,違和感があるかもしれない.最良の画像を提供する医療行為の実施以前に,クライアントは被写体であり,繊細な感情を持った「ひと」である.一方,医療被曝については,技師の裁量に倫理は欠かせない.また,職域の問題もあり,臨床現場では他医療従事者との関係も含め,疑問,葛藤を感じることが多々生じる.クライアント中心の医療に医療技術者としていかに参加するか,技師にとっての倫理を考え,意識するということはどういうことか,医療倫理の四原則にアドボカシーを考慮しつつ考察する.