著者
佐野 充 村西 明日香 揚野 敏光 伊藤 誠 新美 雅則 白髭 民夫
出版者
名古屋大学
巻号頁・発行日
2014-01 (Released:2014-07-18)

報告書のp.30-31の一部、p.45-46, p.63は都合により掲載しておりません
著者
原 毅 佐野 充広 四宮 美穂 野中 悠志 市村 駿介 中野 徹 松澤 克 櫻井 愛子 草野 修輔 久保 晃 久保田 啓介
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.184-192, 2013-06-20 (Released:2018-04-12)
参考文献数
37
被引用文献数
11

【目的】消化器がん患者の周術期から自宅復帰後における身体運動機能とQuality of Life(以下,QOL)の経時的変化,各時期間の身体運動機能変化と自宅復帰後QOLの関連性について検討すること。【方法】対象は,周術期消化器がん患者42例(男性23例,女性19例,年齢60.6±11.3歳:平均±標準偏差)とした。本研究では,身体運動機能を等尺性膝伸展筋力,Timed "Up and Go" test,6分間歩行距離の3項目,QOL指標にShort-Form 36-Item Health Survey version 2のアキュート版を使用し,手術前,手術後,退院後の3つの時期に各々評価した。【結果】身体運動機能とQOLは,手術後一時的に有意な低下が認められた。退院後では,身体運動機能が手術前と同程度まで向上する一方で,QOLの身体的健康が手術前より有意に低かった。また,手術前後の身体運動機能変化比と退院後のQOLの間に有意な相関関係が認められた。【結論】消化器がん患者の周術期の身体運動機能変化が自宅復帰後のQOLと関連することがあきらかとなった。
著者
森永 泰彦 長尾 征洋 佐野 充
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.24, pp.1-7, 2014-06-18

本論では,多品種の製品の受注生産している中小企業におけるフレキシブルジョブショップスケジューリング問題 (FJSP) の最適化について述べる.問題の目的関数には重み付けした納期遅れと段取り者の負荷の平準化を組み入れ,最適化手法としては島モデルを組み入れた Genetic Algorithm(GA) を開発し,実在する受注生産型の中小企業の生産データを用いて研究を行った.開発した GA の解と納期のみを優先させる EDD(Earliest due date) などのスケジュールによって得た値とを比較し,本手法の有効性を確認した.また,この手法を用いて実在する企業に発生すると考えられるリスク (段取り者の離脱や顧客からの過度な納期短縮要求) とその対策のための投資に関する数値実験を行い,リスクの影響と対策の効果を定量的に評価できることを確認した.本手法は他の目的関数も織り込むことが可能であるので様々な形態の製品やサービスの受注型中小企業の客観的経営判断に寄与できると考えられる.This paper describes the optimization of flexible job-shop scheduling problem (FJSP) in small and medium-sized companies with make-to-order (MTO) manufacturing many kinds of products. Incorporating weighted tardiness and set-up worker load balance to the objective function of the problem, we develop Genetic Algorithm (GA) using island model and a study of production data in real world make-to-order manufacturing type small business. Comparing the solutions by developed GA with the values obtained by prioritizing due date alone schedule such as EDD (Earliest due date), we confirm the effectiveness of the proposed method. In addition, we conduct numerical experiments on risk, which is general in the enterprise, and countermeasures by using this technique, and confirm that it is possible to quantitatively evaluate the effects. We suggest that the proposed method has potential to contribute to the business judgment in the make-to-order type small business with products and services by incorporating other objective functions