著者
落合 忍人 小寺 和郎 今 攸 宮崎 照雄 窪田 三朗
出版者
日本魚病学会
雑誌
魚病研究 (ISSN:0388788X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.135-139, 1977
被引用文献数
10

1. アユの人工種苗生産の過程で異常斃死した群の病稚魚を病理組織学的に検討した。2. その結果鰾内への餌の誤嚥と誤嚥によってひき起こされたと思われる細菌・真菌の鰾感染が認められた。
著者
平 修 常山 幸一 川崎 安都紗 小野 鮎子 前川 昭 伊藤 崇志 宮崎 照雄 城本 淳 小林 春輝 大森 肇 片野 肇 村上 茂
出版者
国際タウリン研究会
雑誌
タウリンリサーチ (ISSN:21896232)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.27-29, 2017 (Released:2019-11-11)

イメージング質量分析(MS)により、マウス筋肉 組織中の「どこ」にタウリンが局在するのかを視覚 的に解析した。本報ではラット脚部より採取した、 ヒラメ筋、腓腹筋、足底筋の凍結切片を用いて、タ ウリンと分岐鎖アミノ酸である、バリン、ロイシン、 イソロイシン、リジンの局在を解析した。
著者
岩本 淳一 本多 彰 宮崎 照雄
出版者
東京医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

低栄養性脂肪肝の病態生理を明らかにするために,LC-MS/MSを用いた患者血清のメタボローム解析方法を開発した。それを用いて,しばしば低栄養性脂肪肝を合併するクローン病とシトリン欠損症の患者血清を分析した。クローン病ではLXRの活性化とFXRの不活性化により脂肪酸の合成亢進とβ酸化抑制が認められ,シトリン欠損症ではクエン酸の過剰供給による脂肪酸合成の亢進が観察された。以上のように,原因不明の脂肪肝の病態解明には,血液中代謝物のメタボローム解析が有効であると考えられた。
著者
宮崎 照雄 太田 早紀 ミヤザキ テルオ オオタ サキ MlYAZAKI Teruo OOTA Saki
出版者
三重大学
雑誌
三重大学生物資源学部紀要 (ISSN:09150471)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.21-30, 2002-11

養殖ヒラメに発生したリンホシスチス細胞(LCC)の微細構造を観察した。若いLCCは既に厚い硝子状被膜を持って肥大しており,細胞質にはウイルス合成の場(AS),粗面小胞体,リボゾーム,ミトコンドリアがよく発達し,細胞質の樹状の突起が被膜内に伸張していた。 ASは顆粒状のinclusion zoneと基質部から構成され,inclusion zone表面でウイルス粒子が合成されていた。大きく肥大したLCCの核周囲の細胞質内ではASが崩壊し,ウイルス粒子(250-300nm)は結晶配列を示していた。細胞辺縁部では,多数のウイルス粒子を含むASは明瞭であるが,微小器官の多くは変性していた。
著者
宮崎 照雄 太田 早紀
出版者
三重大学生物資源学部
雑誌
三重大学生物資源学部紀要 (ISSN:09150471)
巻号頁・発行日
no.29, pp.21-30, 2002-11

養殖ヒラメに発生したリンホシスチス細胞(LCC)の微細構造を観察した。若いLCCは既に厚い硝子状被膜を持って肥大しており、細胞質にはウイルス合成の場(AS)、粗面小胞体、リボゾーム、ミトコンドリアがよく発達し、細胞質の樹状の突起が被膜内に伸張していた。ASは顆粒状のinclusion zoneと基質部から構成され、inclusion zone表面でウイルス粒子が合成されていた。大きく肥大したLCCの核周囲の細胞質内ではASが崩壊し、ウイルス粒子(250-300nm)は結晶配列を示していた。細胞辺縁部では、多数のウイルス粒子を含むASは明瞭であるが、微小器官の多くは変性していた。