著者
山崎 陽介 大倉 典子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.109, pp.19-22, 2013-06-18

21世紀に入り,人工物の感性価値の重要性が認識されている.しかし「かわいい」という感性価値についての研究はあまり多くない.そこで我々は,人工物の物理的属性について「かわいい」という感性価値の研究として、これまでにかわいい形や色、大きさ、質感などについて実験を行ってきた。本稿では再度大きさに着目し、拡張現実と仮想現実を用いた表示による「かわいい」大きさの評価の違いを調べる実験を行ったので、それについて報告する。