著者
水田 圭 高瀬 竜一郎 木村 健太郎
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.16, no.16, pp.104-109, 2011-03-30

企業による環境活動や広報活動に対してグリーンウォッシングと呼ぶことがあるように、経済活動と環境問題の間には相反関係がある。また、環境的視点の重要性が社会で広く認識される一方で「エコ疲れ」という言葉があるように、人々の生活に於いてもエコロジー活動をストレス無く、楽しみながら続けるための仕組みや魅力が必要とされている。本作品では、このような条件の中で企業広報におけるエコロジー活動がどのようにデザインされるべきか考察し、様々な面からデザインを検討した。銀座ソニービルディングに懸架されている最大18m×10mの広告幕をジーンズとして生まれ変わらせた。このジーンズを履く行為が、企業イメージを発信する新たなメディアとなることを期待したものである。
著者
木村 健太 井澤 修平 菅谷 渚 小川 奈美子 山田 クリス孝介 城月 健太郎 長野 祐一郎 長谷川 寿一
出版者
日本生理心理学会
雑誌
生理心理学と精神生理学 (ISSN:02892405)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.41-51, 2016-04-30 (Released:2017-12-28)
参考文献数
30

本研究は,急性心理社会的ストレスに対するコルチゾールの反応性が脅威刺激からの注意解放の困難さと関連するか否かを検討した。この目的のため,手がかり刺激の提示時間を比較的長くした(1,000 ms)空間手がかり課題を用いて怒り顔への注意バイアスを計測した。実験参加者は,急性心理社会的ストレス課題を行った後空間手がかり課題を行った。本研究では,急性心理社会的ストレス課題により上昇した唾液中コルチゾール値に基づき,実験参加者をコルチゾール反応者と非反応者に分けた。その結果,反応者は怒り顔に対する注意の解放困難を示したのに対して,非反応者は怒り顔からの迅速な注意解放を示した。これらの結果は,急性心理社会的ストレスに対するコルチゾールの反応性の高さが脅威刺激からの注意解放の困難さと関連することを示唆する。