著者
西村 拓ー 佐野 八重子 大江 聡子 加藤 一葉 濱崎 雅弘 山田 クリス孝介 阪本 雄一郎 本村 陽一
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)
巻号頁・発行日
vol.2012-DPS-152, no.22, pp.1-6, 2012-09-06

健康寿命の延長のために、身体を動かして生き生きと自己を表現し合うコミュニティを支援する技術を検討する。スキンシップを伴う身体制御を行うことで、運動能力の向上だけでなく頭脳も活性化し、コミュニティとの繋がりが増加し感情的人間力の面でのソーシャルキャピタルが向上すると考えている。そこで、既存の身体表現コミュニティの課題や社交ダンスのコミュニティでのベストプラクティを分析し、場のデザイン、身体知、コミュニティ支援、社会学、認知心理学、バイオメカニクス、モチベーションデザインなどを含む共創的な身体表現コミュニティ支援プラットフォームを検討する。
著者
山田 クリス孝介 平田 華奈子 野村 忍
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.26, pp.237-237, 2010

感情喚起時の脳の活動メカニズムを明らかにすることは、うつ病や不安障害などの精神障害を理解するために重要な問題である。脳の前頭前皮質は感情の制御に重要な役割を担っていると考えられ、大きな注目を集めている。本発表では、感情と脳に関する先行研究を概観し、我々の研究について紹介する。我々の研究では、健常な大学生を対象に、感情喚起時の前頭前野活動を近赤外線分光法(near-infrared spectroscopy: NIRS)により測定した。NIRSは大脳皮質の血流量を非侵襲的に測定できる装置である。感情喚起にはInternational Affective Picture System(IAPS; Lang et al., 1995)を使用し、IAPSの中から不快、中性、快画像をそれぞれ15枚ずつ選定した。各画像(不快、中性、快)をブロック計画で提示し、各ブロックにおける前頭前野活動を比較した。
著者
山口 真由美 宮之下 さとみ 原田 由美子 藤満 幸子 山田 クリス孝介 渡辺 健太郎 トム ホープ 小早川 真衣子 須永 剛司
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.64, 2017

本研究の目的は電子カルテがもたらした看護への影響を探ることである。2回のワークショップを開催し、A大学病院で電子カルテと紙カルテの双方を利用したことがある看護師としての経験年数が14~30年の看護師7名と、電子カルテのみしか利用したことがない看護師としての経験年数が3~7年の看護師4名が参加した。ワークショップでは、入院から退院までの業務内容や扱われる情報を整理し、質的に分析することで紙カルテと電子カルテとを比較した。その結果、入院から退院までの業務は「入院時」、「入院後」、「退院時」の3つの段階に分けることができ、各段階における業務内容や扱われる情報について、紙カルテと電子カルテとで共通する内容と、電子カルテ導入後の変化が見出された。電子カルテの導入によって、必要な時に必要な情報を速やかに検索できることや正確で速い情報伝達、業務の標準化・テンプレート化等、業務の見方や内容など紙カルテと比べ多くの変化が起こっていたことが明らかになった。今後は患者や職員間の直接的なやり取りや振り返りの機会を補完しうる、情報共有と価値観の醸成を支援するような看護サービスシステムが必要である。
著者
原 佑介 菅原 彩華 山田 クリス孝介 遠藤 慶子 芦谷 早苗 五十嵐 香織 曽我 朋義 神成 淳司 黒田 裕樹
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.499-513, 2020-12-15 (Released:2020-12-24)
参考文献数
29

ウンシュウミカンの成分分析では,高水溶性のイオン性低分子を網羅的に探索した研究はほとんど無い.本研究では,静岡県三ヶ日産ウンシュウミカンの ‘青島温州’ や ‘興津・宮川早生’ を対象に,高水溶性成分をキャピラリー電気泳動-質量分析法によるメタボローム解析を用いて調査し,品種,グレード,処理方法ごとの総測定データも蓄積させた.この分析では,対象とした151の成分のうち,早生ではメチオニン,グリシン,アスパラギン酸が,青島ではオルニチン,プトレシン,シネフリン,グルタミンが,青島の果汁ではピログルタミン酸,GABA(γ-アミノ酪酸),マロン酸が,有意に多く検出された.さらに,生果と加工品,および加工前後での比較結果を統合し,含有成分量の変化に寄与すると推測される要因も整理した.これらの解析は,三ヶ日産ウンシュウミカンに含まれる高水溶性成分の基礎データとして,今後,代謝や加工による成分変化のさらなる検証につながることが期待される.また,本研究において,クエン酸やGABAなどの機能性表示登録がすでにある成分に加えて,機能性が示唆される成分も検出された.農産物の新規機能性成分表示の検討等においてもメタボローム解析は有用であることを強く示していると言える.
著者
木村 健太 井澤 修平 菅谷 渚 小川 奈美子 山田 クリス孝介 城月 健太郎 長野 祐一郎 長谷川 寿一
出版者
日本生理心理学会
雑誌
生理心理学と精神生理学 (ISSN:02892405)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.41-51, 2016-04-30 (Released:2017-12-28)
参考文献数
30
被引用文献数
1

本研究は,急性心理社会的ストレスに対するコルチゾールの反応性が脅威刺激からの注意解放の困難さと関連するか否かを検討した。この目的のため,手がかり刺激の提示時間を比較的長くした(1,000 ms)空間手がかり課題を用いて怒り顔への注意バイアスを計測した。実験参加者は,急性心理社会的ストレス課題を行った後空間手がかり課題を行った。本研究では,急性心理社会的ストレス課題により上昇した唾液中コルチゾール値に基づき,実験参加者をコルチゾール反応者と非反応者に分けた。その結果,反応者は怒り顔に対する注意の解放困難を示したのに対して,非反応者は怒り顔からの迅速な注意解放を示した。これらの結果は,急性心理社会的ストレスに対するコルチゾールの反応性の高さが脅威刺激からの注意解放の困難さと関連することを示唆する。
著者
平野 友規 丸山 素直 小早川 真衣子 山田 クリス孝介 須永 剛司
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本稿は表現ワークショップによる仕事のRe-Designについて述べる。「表現ワークショップ」とは、コミュニティメンバーが自分の仕事をふり返り、共に表現し、それらを共有することで、自分の仕事の意味と価値を改めて確認する参加体験型の活動である。この表現・省察・再認の活動がコミュニティメンバーの頑張る原動力となっていることを看護情報システム設計研究を事例に示す。