著者
杉本 重雄
出版者
ディジタル図書館編集委員会
雑誌
ディジタル図書館 (ISSN:13407287)
巻号頁・発行日
no.36, pp.32-45, 2009-03-10
著者
杉本 重雄 逸村 裕 佐々木 秀康 永森 光晴 原 正一郎 池内 淳 上保 秀夫 阪口 哲男 新保 史生 鈴木 誠一郎 柊 和佑 森嶋 厚行 吉村 和真
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010

ネットワーク環境におけるコンテンツ情報基盤に関する総合的取組として(1) ディジタルアーカイブの連携性向上のためのメタデータスキーマレジストリ技術(2) 図書館,文書館等における頑健なディジタルアーカイブのためのメタデータモデル(3) ディジタルマンガ等の新しい形態のコンテンツのためのメタデータモデル(4) これらを総合的にとらえたディジタルアーカイブ間連携等の課題に関する研究を進め, 公開シンポジウム等の機会も通じて, ネットワーク環境におけるディジタルアーカイブの相互運用性, 利用性向上のための情報基盤に関する知見を得た。
著者
杉本 重雄
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.321-335, 2002 (Released:2002-08-01)
参考文献数
13
被引用文献数
1

本稿はDublin Coreに関する2回の連載記事の2回目である。本稿ではDublin Coreをより深く理解することを目的として,コアメタデータの役割,Warwick Framework,限定子の基本概念とダムダウン原則,エレメントセットとアプリケーションプロファイルなど,Dublin Coreの背景にある重要でかつ基本的な概念について述べる。その後,Web上のメタデータ記述の枠組みであるResource Description Framework(RDF),Dublin Core Metadata Initiative(DCMI)の構成について解説する。最後に,これまでの経験と理解に基づき,Dublin Coreの今後に関する考察を述べる。
著者
佐藤 宏之 杉本 重雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.103-114, 2005-01-15

情報リソースのメタデータの記述に利用する共通のボキャブラリの定義やオントロジをWeb 上に置いて,複数のユーザや組織の間で参照するための研究が進められている.本論文は,個別のユーザや組織によって生成され分散環境上に公開された階層的知識をユーザ間で参照して活用する方法について述べる.ここではオブジェクト指向の考えを利用して,情報リソースをインスタンスとしたときのクラスに相当する概念を定義し,概念を階層化して表現した階層的知識を扱っている.セマンティックWeb のフレームワークを利用して,概念と結びついた情報リソースに関するメタデータを記述し,それをPeer-to-Peer 環境で流通させることによって,他者が保持する階層的知識の発見を支援する方式を提案する.さらに,ユーザの「関わった情報を整理して保持したい」というモチベーションを利用して,自らのために行った活動から他者とのインタラクションを発生させ階層的知識を拡張するプロセスモデルを提案する.このプロセスを支援するシステムを用いた実験では,ユーザは自らが生成した階層的知識に他者の概念を引用したり,他者の概念との間の関係付けを行ったりして,階層的知識を拡張することが可能であることを確認した.また,拡張の際に強く関わりあう3~6 人のユーザの階層的知識を結合することで,ユーザ間で平均約71% の概念の引用や関係付けが類似するなどの特徴を持った新たな階層的知識の生成が確認できた.Many studies that have the goal of providing multiple users and organizations with Webbased common vocabularies or ontologies for use in describing metadata on informational resources are now under way. This paper describes a method that facilitates reference to and utilization of concept hierarchies evolved by individual users or organizations and made available in distributed environments. In the method we use an object-oriented paradigm to define resource-related concepts as classes, the instances of which represent resources. We set up these classes in a hierarchy that represents the hierarchy of concepts. We use the Semantic Web as a framework for a way to define metadata that reflects linkages between concepts and resources in a way that makes it easy for users to find associated concept hierarchies held by other users in a peer-to-peer environment. Moreover, we propose a model for the evolution of concept hierarchies through interaction among users. This process takes advantage of the motivation of users to organize information which they find relevant. We implemented the system and ran an experiment which demonstrating that hierarchies created by using the system evolve as the users refer to or make connections with concept hierarchies held by other users. We also identify an interesting feature of new concept hierarchies produced by applying the evolutionary process to merge concept hierarchies initially produced by sets of three to six "strongly related" users: actions common to the users make up an average of 71% of all actions (connection and reference) that lead to the evolution of new hierarchies.