著者
喜納 恵理佳 橋田 朋子
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2018論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.83-85, 2018-09-06

本研究では衣服を局所的・動的に拡張することが可能なテキスタイルを提案する.本システムはファスナ上に縫い付けたハニカムコアのテキスタイルをファスナのスライダの自走により任意に開閉させるものである.このテキスタイルを面ファスナで衣服の所望の箇所にとりつけることで衣服を局所的・動的に拡張・変形させることができる.本システムによりパーソナル・スペースを明示化させるような効果が期待できる.
著者
橋田 朋子 筧 康明 苗村 健
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.5, pp.1-6, 2011-05-06

筆者らは,太陽光に含まれる紫外光・可視光の両方とフォトクロミック材料を活用して,発色により空間を演出する仕組み "ソラ・カラ" の開発に取り組んできた.ソラ・カラでは日照部分が発色し,日影部分が透明に梢色する.この仕組みによって,太陽の動きに応じて光の透過・遮断パターンを変化させ,床面を動的に彩ることができる.また,人やものがその場に入って紫外光を遮ることで,そのシルエットを床面に描きだし,その場に一定時間残すことが可能となる.このような,発光ではなく発色によって空間を演出する仕組みは,電源を必要とせず,太陽のあるさまざまな場面に導入できる.本稿はコンセプトの提案,光学設計,ミニチュアサイズで実装した結果を詳細に報告する.SolaColor is a scheme for creating a place whose color is varied in response to sunlight. By means of SolarColor, areas in sunlight are colored, while shaded areas are colorless. When this scheme is practically applied, in accordance with the movement of the sun, information is written on a floor space periodically in response to previously designed transmittance or blocking patterns of light. When a physical object enters that space, it blocks the light, and the silhouette formed by the blocking object remains as a pattern "painted" on the floor space. This scheme can be introduced in any location under sunlight without the need for an electrical-power supply. This paper describes the concept of the SolarColor scheme and presents some results obtained with the scheme implemented in miniature.
著者
金 ジョンヒョン 橋田 朋子 苗村 健
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.393-399, 2013-09-30 (Released:2017-02-01)

Focusing on the drawing sound as auditory feedback in the act of writing with an ordinary paper and pen, we have studied the effect of emphasized drawing sound. In this paper, we explain availability of emphasized auditory feedback of drawing sound in professional animation studio. In specific, we introduced our proposed system to animation producing process and performed a user study for 6 weeks to confirm its availability. The results from user study showed that animators used our proposed system at a rate of 93.0% during their total day and average of 5 hours a day. Moreover, we obtained the positive feedback in the interview such that they can draw dark and uniformly-thick line in quality by listening to drawing sound.
著者
千葉 一磨 中山 祐之介 橋田 朋子
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2018論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.95-99, 2018-09-06

本研究では観客の位置によって同じ舞台を見ながら異なる内容を観賞できる舞台機構の実現を目指して いる.そこで,見る角度によって透明・不透明が変化する視界制御フィルムを従来のペッパーズ・ゴー ストの仕組みと組み合わせる.具体的には,舞台と観客の間に設置した複数のフィルム付ハーフミラー の角度と,演者が立つ奥の主舞台,ミラーに反射像(ゴースト)を映すためにある手前のゴースト舞台 それぞれの照明の明るさを制御する.これにより同じ劇場にいる観客はそれぞれの観賞位置に応じて演 者とゴーストのどちらか,あるいは両方の3つの異なる出現パターンを観ることができる.
著者
橋田 朋子 西村 光平 苗村 健
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.367-375, 2014-09-30 (Released:2017-02-01)

We have developed a hybrid writing and erasure system called Hand-rewriting in which both human users and computer systems can write and erase freely on the same piece of paper. When the user writes on a piece of paper with a pen, for example, the computer system can erase what is written on the paper, and additional content can be written on the paper in natural print-like colors. We achieved this hybrid writing and erasure on paper by localized heating combined with handwriting with thermochromic ink and localized ultraviolet-light exposure on paper coated with photochromic material. This paper describes our research motivation, design, and implementation of this interface and examples of applications.
著者
横田 智大 橋田 朋子
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.703-714, 2018-02-15

本研究では,ハンドジェスチャと肌上へのタッチをともに認識することで,ユーザの腕を多様な入力が可能なインタフェースとする.従来研究では,ジェスチャとタッチのいずれか一方のみを認識しているものが多く,2つの動作をともに扱った研究はほとんどない.我々はアクティブ音響センシングの手法を用いることで,シンプルなセンサの構成を持った共通のシステムにより,ハンドジェスチャと肌上へのタッチを実時間でともに認識可能とする.実装したシステムについて,まずハンドジェスチャ,前腕の肌上へのタッチ,手の甲の肌上へのタッチの各認識を個別に評価した予備実験の結果を報告する.次に,ハンドジェスチャと前腕の肌上へのタッチを組み合わせた動作を認識し,その評価を行った実験の結果を報告する.その結果をもとに,ハンドジェスチャと肌上へのタッチ,そしてそれらを組み合わせた動作を1つのシステムで認識する手法として,複数の識別モデルを条件に応じて切り替えながら用いるアルゴリズムを提案する.最後に,そのシステムを利用したアプリケーションの例を紹介する.
著者
森本 傑 橋田 朋子
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:21888914)
巻号頁・発行日
vol.2016-EC-39, no.14, pp.1-5, 2016-03-09

カメラで自らを撮影する自撮りにおいて,写真を魅力的に見せるための 「盛る」 撮影・加工技術が急速に広まっている.主な盛り方としては,色味操作や美肌加工などが挙げられる.また SNS などに見られる大量の自撮りやコメントからは,盛り方の好みや盛った自撮りへの評価に性差がある可能性が示唆される.本研究は,魅力的な自撮り写真を自動生成する仕組みの開発を目指し,特に本研究では色味を操作した自撮りの魅力評価が,被写体と閲覧者の性別によって影響されるかどうかを明らかにした.実験の結果,二つの傾向が示唆された.被写体の性別によって自撮り写真を青味と赤味のどちらに加工するかが,次に,閲覧者の性別によって同じ色味でも好まれる変化量が異なることが明らかになった.また,その知見をもとにレンズフィルターを用いた自撮りシステムのプロトタイプを作成した.
著者
金 ジョンヒョン 橋田 朋子 苗村 健
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.393-399, 2013

Focusing on the drawing sound as auditory feedback in the act of writing with an ordinary paper and pen, we have studied the effect of emphasized drawing sound. In this paper, we explain availability of emphasized auditory feedback of drawing sound in professional animation studio. In specific, we introduced our proposed system to animation producing process and performed a user study for 6 weeks to confirm its availability. The results from user study showed that animators used our proposed system at a rate of 93.0% during their total day and average of 5 hours a day. Moreover, we obtained the positive feedback in the interview such that they can draw dark and uniformly-thick line in quality by listening to drawing sound.