著者
簗瀬 洋平 鳴海 拓志
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.415-422, 2016 (Released:2016-10-31)
参考文献数
18

Most game players want to improve their skills, but if they don't sense improvement they'll give up playing. So, we suggest a new way of dynamically adjusting a game's difficulty, in a way that is transparent to the player. In an experiment with a platforming game that focuses on jumping and hitting a target, players felt they were becoming better at the game instead of noticing the decrease in difficulty.
著者
室井 尚 吉岡 洋 秋庭 史典 佐藤 守弘 吉田 寛 小松 正史 安田 昌弘 島本 浣 吉村 和真 須川 亜紀子 カルパントラ ファビアン 大久保 美紀 丸山 美佳 入江 哲朗 ロート マーティン 簗瀬 洋平 井上 明人 小島 秀夫 バラカン ピーター 輪島 裕介 増田 聡 松蔭 浩之 前川 修 増田 展大
出版者
横浜国立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究は5名の研究代表者、分担者を中心とした研究会を複数回開催するとともに、大規模な公開研究集会を年に一回開催し、その成果をや報告書にまとめ、webで幅広く公開することによって、一般からもその成果に対する広い関心を集めることができた。また2016年の国際美学会、2017年の国際記号学会においてはラウンドテーブルを組織して、海外の研究者との議論を深めることができた。これらの研究活動によって新しい理論的な枠組の構築に結びつけることができた。本研究はポピュラー文化に関する美学的アプローチの最先端の成果を挙げることができた。
著者
簗瀬 洋平
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.134-141, 2018-01-15

Unityはもっともメジャーなゲームエンジンとして知られていますが,ゲームのみならず建築,医療,自動車,メディアアートなどさまざまな分野で使われており,研究でもバーチャルリアリティを始めとするインタラクティブ分野ではデモンストレーション作成などで数多く使われています.本稿ではUnityについての説明に加え,インストールから簡単なアプリケーション作成までを解説します.
著者
簗瀬 洋平
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:21888760)
巻号頁・発行日
vol.2015-HCI-163, no.3, pp.1-3, 2015-05-07

プレイヤキャラクタに向かって無数の弾丸が飛来し,それを避ける事でプレイの継続を目指すタイプのゲームでは画面上の弾丸数が増えることで難易度が上がり,オーディエンスからもそれを見て取ることが出来るため,魅せるプレイが成立しやすく,無数の弾丸を避けてプレイする様は 「神プレイ」 と言われ称賛の対象になりやすい.反面,そういったプレイに憧れてプレイを始めた初心者が同条件でプレイをする事は困難であり,かといって弾丸数を減らして難易度を下げようとすると,プレイヤ本人にもオーディエンスにも簡単な状態でプレイしているのが明らかとなり,モチベーションが保ちにくい.本稿では飛来する弾丸数を減らすことなく弾丸数を減らす手法について論じる.