著者
高木 徹
出版者
中部大学現代教育学部
雑誌
現代教育学部紀要 (ISSN:18833802)
巻号頁・発行日
no.11, pp.29-34, 2019-03

現行の中学校国語教科書(5 社)に掲載されている教材に関する調査報告である。主に文学教材を対象とし、小説、詩、近代短歌、近代俳句、説明・評論、随筆・随想、古文、漢文の各分野で、どのような教材が採用されているかを調査し、頻出する教材が何であるかを明らかにしたものである。
著者
徐 春輝 高木 徹 川崎 美香
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.46-46, 2011

組織がある目的を達成するために, 管理する側と実行する側に役割を分担して全体として目的を達成する行動が見られる. 管理側をプリンシパル, 実行側をエージェントとして表現し, それらをモデル化したものをエージェンシー・モデルと呼ばれ, それらについての概念的な研究が過去に多くみられた. 本研究で焦点を当てるポイントは, エージェントの行動の結果と組織全体の目的の間に差があり, その差をどのように埋められるかを考察する. そのための一考察として, エージェントの行動を評価するために, どのようなモデルを使い, 計測することが困難な努力をどのように表現するかを考える.
著者
小浦 卓 高木 徹 横山 裕介 小西池 泰三
出版者
日本関節病学会
雑誌
日本関節病学会誌 (ISSN:18832873)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.155-158, 2019 (Released:2020-04-28)
参考文献数
6

Background: Popliteal cysts are often observed in patients with rheumatoid arthritis (RA) . Complications of these cysts are rupture, dissection, pseudothrombophlebitis, leg ischemia, nerve entrapment, and compartment syndrome. We describe a patient suffering from RA with a ruptured popliteal cyst that was treated by surgery.Case: A 74-year-old patient with RA presented with sudden-onset pain and tense swelling in his right calf. Prior to hospital admission, a deep vein thrombosis (DVT) was suspected, and he was referred for evaluation and treatment. His C-reactive protein level was 3.78 mg/dL, and his D-dimer level was 3.7 μg/mL (normal level, <1.0 μg/mL) . During his evaluation for DVT, the diagnosis of a ruptured popliteal cyst (RPC) was made on enhanced computed tomography and magnetic resonance imaging. He resisted conservative management and was treated surgically. Postoperatively, the cyst disappeared completely and has not recurred.Conclusion: A popliteal cyst is a benign lesion that results from degenerative or inflammatory disease of the knee joint. This cyst may rupture causing severe pain in the calf, with warmth, erythema, and tenderness. This may be confused with other causes of swelling and pain in the calf including deep vein thrombosis. Hence it is also described as pseudothrombophlebitis. After surgical resection of such cysts, general as well as local signs of inflammation improved. In difficult cases, surgery is considered to be very effective for the treatment of RPCs. In the case of failure of conservative management, surgical treatment is a good option for the treatment of RPCs.
著者
坂本 昌信 遠藤 竜哉 西浦 博 高木 徹
出版者
日本科学技術ジャーナリスト会議
雑誌
日本科学技術ジャーナリスト会議 会報
巻号頁・発行日
vol.2021, no.99, 2021

<p><b>科学ジャーナリスト賞2021受賞作品</b></p><p>●新聞連載「サクラエビ異変」<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;静岡新聞社清水支局長 坂本 昌信、同社編集局文化生活部記者 遠藤 竜哉</p><p>●「理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!」<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;京都大学大学院医学系研究科教授 西浦 博、作家 川端 裕人</p><p>●BS1スペシャル「デジタルハンター〜謎のネット調査集団を追う」<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;日本放送協会(NHK)国際放送局チーフ・プロデューサー 高木 徹,<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;NHKグローバルメディアサービス国際番組部ディレクター 高田 里佳子<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;株式会社ウイング ディレクター 樋爪 かおり</p>
著者
高木 徹
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.35, 2004

現在,数理的一般システム理論の枠組みで情報システムを開発するための形式的なアプローチについて研究が行われている.本論文では特にデータ処理システムを対象にした定式化の方法について解説し,例題を用いて開発手順について述べている.
著者
田中 康裕 高木 徹 浦川 敏倫 太田 悠太 タン ドンジャオ
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.585-590, 2019 (Released:2019-03-25)
参考文献数
7

生産ロボットの減速機が故障すると生産ラインが長時間停止し、会社へのインパクトが大きい。これを防ぐため、減速機のセンサ値に対して閾値を用いて異常診断する方法がある。しかし誤報が多く発生するため、現場での運用が難しいという課題があった。本報告では、現場での運用できる減速機の故障予知について報告する。
著者
高木 徹 木谷強
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.40, no.8, pp.74-84, 1999-11-15
参考文献数
26

大規模な文書データベースを対象とするフルテキスト検索では検索ヒット件数が多くなる傾向があるため ユーザの検索作業を支援する観点から 検索結果に対して重要度を付与する必要がある.本論文では 重要度算出方法として文書内における検索語の出現共起情報を用いる手法を提案する.単語の共起情報として、近接出現距離 共起検索語間の関連性 および共起検索語の重要度を用いて共起重要度を算出し 単語頻度情報から得られる文書の重要度と組み合わせて重要度を算出する.日本語の情報検索評価用テストコレクションを使用し 単語頻度情報のみによる重要度付与手法と 共起情報を考慮した提案手法を比較した.この結果 提案手法の平均適合率が約0.098向上(従来手法と比較した場合の向上率37%)することを確認した.Full text search from huge databases tend to give a great number of retrieved documents. To help user's retrieval work, it is necessary to rank them according to their relevance. This paper describes a relevance ranking method using information obtained from query word cooccurrences appearing in the retrieved documents. Distance between query words, their relative relationships in the database, and importance of query words are considered to decide the document relevance. Combined with traditional word frequency ranking, an overall relevance of retrieved documents is calculated. The traditional method alone and the combined method are compared using a test collection consisting of Japanese newspaper articles. Experimental results show that the proposed method improves retrieval recall about 0.098, or 37%compared to the traditional ranking method.
著者
高木 徹 木谷強 関根 道隆 出口 信吾
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.86, pp.89-94, 1997-09-11
参考文献数
8
被引用文献数
3

ユーザの検索作業を支援する観点から、全文検索の検索結果に対して重要度 (スコア) を付与する研究が実施されている。一方、シソーラスは重要な概念を表わす語で構成されており、一般的に文書の主題を表わす語が多く含まれている。そこで本論文では、検索語がシソーラスに掲載されている語である場合、その語が出現する文書の重要度を変更する方法を提案する。日本語新聞記事のテストコレクションBMIR?J1と日経シソーラスを使用し、シソーラス掲載情報を利用する場合と利用しない場合の検索精度を比較した。検索文字列とシソーラス掲載語の文字列の一致度合、および検索文字列が含まれるシソーラス掲載語のカテゴリ頻度をパラメータとして文書の重要度を変化させた結果、再現率が5%向上することを確認した。To facilitate users' retrieval work, it is necessary to rank documents according to their relevance. A thesaurus is composed of words which can be main subjects of the documents. This paper describes a relevance ranking method that utilizes importance of query words appearing in the thesaurus. The traditional frequency-based method alone and combined method are compared using the Nikkei thesaurus and a test collection of Japanese newspaper articles called BMIR-J1. Experimental results show that the proposed method, using the thesaurus-term frequency and the degree of string matching between the query and thesaurus word, improves retrieval recall by 5%.
著者
高木 徹
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
油化学 (ISSN:18842003)
巻号頁・発行日
vol.16, no.8, pp.441-448, 1967-08-20 (Released:2009-10-20)
参考文献数
94
著者
陰原 聞天 荘司 輝昭 高木 徹也 岡田 健夫 拍手 宏允 渡邉 貞一 須藤 孝子 梶原 正弘 佐藤 喜宣
出版者
杏林医学会
雑誌
杏林医学会雑誌
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.245-249, 1994

1987年7月から1991年12月までの間に当法医学教室で取り扱った248件の解剖例のうち,自動車を運転中に交通事故を起こして死亡したとみられたが,解剖の結果,内因性の急死であると判明した4例について報告する。4例の平均年齢は49.5歳で,男性3例,女性1例であった。死因は心臓疾患2例,脳血管障害1例,慢性アルコール性疾患1例であった。これまでの報告では,運転中の内因性急死例は,基礎疾患を持つ高齢の男性に多い傾向があると指摘されていたが,自験例においても,3例が中高年男性であった。基礎疾患が明かであった者は1例のみで,4例中3例は生前に医療をほとんど受けていなかった。運転中の急死の予防は困難であるが,中高年者が自動車を運転する場合には定期検診の義務づけを徹底するなど,疾患の早期発見を行い,疾患があれば,適切な医療を受け死亡事故を予防をする事が重要と考えられた。