著者
神林 飛志
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.814, pp.96-98, 2012-08-02

原価計算といった基幹バッチシステムをオープンソースの分散処理ソフト「Hadoop」で構築する─。神林飛志氏は、ログ解析や検索を念頭に開発されたHadoopを基幹系に適用した先駆者である。Hadoop以前にも、Javaなどの新技術にいち早く注目。不足する機能は自ら作り実用化を進めてきた。─Hadoopで基幹バッチシステムを構築しようと考えたきっかけは何ですか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.663, pp.42-45, 2006-10-16

日本沈没——。今夏、再映画化で再び話題を集めた33年前のSF小説。これと同様の危機感が、日本のユーザー企業の間にじんわりと広がりつつある。企業情報システムが、ユビキタス(いつでも、どこでも)なIT環境の中で、孤立してしまうのではないかと。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.853, pp.94-97, 2014-02-06

第 3 回リクルートでは、スキルセットの異なる3者が"三位一体"となってビッグデータ活用を進めている。組織の統合で、コンサル型とエンジニア型のアナリストに、相乗効果が生まれた。マーケッターを加えた3者が同じビジネス目的について「一緒に考える」こ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.851, pp.92-95, 2014-01-09

ここからは予測観点の施策である。予測×間接効果は、先の「可視化×間接効果」の象限同様、何らかのレポートを作り、そのレポートを参考にすることで利益を生み出すことを狙いにしている。リクルートでは「需要予測」などに活用している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.442, pp.126-128, 1998-04-27

関西スーパーマーケットは販売管理や仕入れなどの基幹システムをWindows NTを使って再構築し,この3月に本格稼働させた。新基幹システムのねらいは仕入れ担当者や店舗スタッフの業務改革。そのために,業界ではまだ例がないモバイル端末を採用した生鮮食品の発注システムを開発,これまで本部で行っていた業務の一部を仕入れの現場でできるようにした。
著者
佐藤 雅哉
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.938, pp.34-41, 2017-05-11

チャットボットがあらゆる顧客応対サービスに広がり始めた。ヤマト運輸や航空会社のAIRDO(エアドゥ)、SBI証券などが消費者との新たなインタフェースとして採用するほか、業務システムへの適用も進む。 チャットボットとは、人の質問に機械が答えを返す自動対…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.752, pp.78-80, 2010-03-17

ネット証券最大手のSBI証券は2月12日、金融庁から業務改善命令を受けた。過去2年ほどの間に起きたシステム障害約800件のうち、4分の3以上が同社のシステムリスク管理対象から漏れていたことが主な理由だ。SBI証券は専任の運用要員を置くなど体制の強化を急いでいる。
著者
矢澤 篤志
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.808, pp.100-103, 2012-05-10

本連載ではカシオ計算機が培ってきた経験を基に、企業情報システム構築の基本を解説している。全体最適からITガバナンスへ─。その実現には情報システム部門の意識改革が不可欠である。そのために独自のスキル標準で目指すべき方向を"見える化"したほか、継続的な学習の仕組みを整備した。カシオ計算機執行役員 業務開発部長矢澤 篤志1981年入社。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.742, pp.82-87, 2009-10-28

作ったものを売るのではなく、売れるものを作る。生産者の高齢化、安全性などの問題を抱える国内農業が、ITで変わろうとしている。企業参入や若者の就農が増加したことにより、生産や流通における情報システムの整備が進み、ネットなどを活用した販売モデルも浸透してきた。 「ノギャルが作ったお米、シブヤ米はいかがですか」ーー。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.964, pp.34-37, 2018-05-10

その間、米グーグルや米IBMなどによる量子ゲート型の基礎研究の成果が2015年以降に相次ぎ発表され、欧米で量子コンピュータの研究ブームが再来した。これを受けて文科省は、内閣府のプロジェクトとは別に、2015年頃からようやく量子情報科学の基礎研究に予算を…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.1007, pp.72-75, 2020-01-09

2019年11月に新装開店した渋谷パルコは、デジタル技術を駆使した店舗だ。数々の実証実験の成果を基に実店舗でのショッピングの楽しみを盛り上げる。PaaS(パルコ・アズ・ア・サービス)の実現へ向け、その1歩を踏み出した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.585, pp.70-73, 2003-10-20

「スクラム(Scrum)」は、ソフトウエア開発チームの能力を"最大化"することを狙ったプロジェクトマネジメント手法である。開発チームは30日をひと区切りに、毎朝15分のミーティングを繰り返しながら、目標の達成に向けて全力疾走する。その結果、チームによる開発生産性を従来より数倍向上することが見込まれる。日本でも採用する企業が登場している。
著者
大井川 和彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.954, pp.50-53, 2017-12-21

経済産業省から日本マイクロソフトなどを経て異色の県知事が誕生した。IT活用によって、人と企業を吸い寄せる魅力的な地方都市を目指す。民間の魅力度ランキングで5年連続最下位の屈辱を晴らせるか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.767, pp.58-63, 2010-10-13

巨大市場への参入で成長の活路を見出す日系企業。だが、そこには少なくとも五つの壁が立ちはだかる。事業の急拡大、現地企業の台頭、IT部員不足、人材流出、海賊版ソフトといった壁に挑む日系企業10社を追う。ファミマ、三菱東京UFJ銀行店舗倍増をITで支える ビジネスの拡大にシステム対応が追い付かない。中国に進出する日系企業の多くが、こうした壁に突き当たる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.839, pp.94-96, 2013-07-25

2013年6月1日、「湘南国際マラソン」の申し込みシステムでエントリー画面が表示されないなどのトラブルが発生。受付処理が大幅に遅延した。原因はアクセス集中による通信機器の動作不良。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.667, pp.52-54, 2006-12-11

「ペナルティ付きのSLAにすることで、より高い緊張感をもって運用にあたる」、「委託料金の透明性を高めた上で、効率化によって浮かせたコストをユーザー企業とベンダーの双方で分け合う」。こんな"きれいごと"は無理に思えるが、実現に取り組んだ企業がある。日本航空(JAL)とリクルートだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.462, pp.183-185, 1999-02-01

「高い勉強料だった」。東京放送(TBS)の子会社であるTBSビジョン(東京都港区)のコール・センター部門「テレデータ21センター」の加納隆夫センター長副理事は,ここ数年のシステム開発の取り組みを振り返って嘆息する。 TBSビジョンは,TBS向けに番組制作やイベント運営などを行う制作子会社。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.879, pp.48-51, 2015-02-05

「この1、2年で、時代に合わせつつ地に足の付いた形で強化を進めてきた」。NECの佐藤俊治パートナービジネス営業本部本部長代理は、360社の販売特約店を中心とする同社のパートナーに対する支援体制の強化策について、こう説明する。 NECが力を入れてきたパー…
著者
川口 文夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.531, pp.58-60, 2001-09-24

末席常務から16人を抜いて社長に昇格。情報システム部門の出身で,業務システムの設計やプログラミングの経験も豊富—。異例の大抜擢で今年6月に中部電力社長に就任した川口文夫氏は,規制緩和による競争を勝ち抜くための絶対条件として,「変化への挑戦」を掲げる。その決め手の一つは,徹底した顧客志向に基づくITサービス。
著者
北尾 吉孝
出版者
日経BP
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.1018, pp.38-41, 2020-06-11

「第4のメガバンク構想」を提唱し、広域地銀連合の形成を目指す。ITベンダーによる勘定系システムの囲い込みがコスト高の原因と断言。問題解決へオープンAPIとクラウド活用を推し進める。