出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.732, pp.78-82, 2009-06-10

「営業の頑張りで4兆円割れを防げ」。NECの全営業担当者に大号令がかかっている。赤字転落した業績の黒字化は必達事項だが、一方で売り上げの減少傾向に歯止めをかけることも急務。今後のNECの成長を支える柱となる営業改革は実を結び、売り上げと利益の二兎を追うことはできるのか。 痛恨の極み─。
著者
Lawes Aidan
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.609, pp.88-90, 2004-09-20

システム運用を企業内外のユーザーへの「ITサービスの提供」ととらえ、そのプロセスの理想形を示すITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)が注目されている。だがITILの普及と標準化を推進する非営利団体、英itSMF(ITサービス・マネジメント・フォーラム)とitSMFインターナショナルのCEOであるローズ氏は、「ITILは効率的なITサービスを実現する手段にすぎない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.550, pp.42-45, 2002-06-17

「担当エンジニアの技量は低下する一方。それなのに,昔と同じサービス料金をきちんと請求される。正当な対価ならば喜んで支払うが,欠陥だらけのサービスでは納得がいかない。他社でも同じようなことが起こっているはずだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.772, pp.66-73, 2010-12-22

2010年12月3日、政府は「共通番号」の導入を正式に決めた。2011年秋の臨時国会で法案を提出する意向だ。政局によって時期が変わる可能性はあるが、現時点では2014年頃に導入が始まる見込みである。政府の決定を機に、新たな番号制度を導入するメリットと実現にあたって必要な検討事項を整理するとともに、番号制度を支えるシステムのあるべき姿を探る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.792, pp.104-107, 2011-09-29

北海道を地盤とするコンビニエンスストアのセイコーマートが、サプライチェーン再構築を進めている。価格競争力の源泉であるプライベートブランド商品と同様、情報システムの構築でも自前主義を貫く。指揮する赤尾昭彦会長は、世界中から最適なパッケージを探し、自前で現場に適用していく姿勢こそが重要と説く。
著者
大歳 卓麻
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.629, pp.58-61, 2005-06-27

システム構築に価格破壊の波が押し寄せる日本市場では、日本IBMも売り上げ減が続く。だが、「On Demand」を掲げるIBMは、戦略コンサルティングやBTO(ビジネス・トランスフォーメーション・アウトソーシング)といったサービスで逃げ切り体制を固めつつある。大歳卓麻社長は、ビジョンの有無が経営を左右するという。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.755, pp.86-88, 2010-04-28

アウトドア用品メーカーのモンベルのECサイトが不正アクセスを受け、1万1446人分のクレジットカード情報を盗み取られた。1月下旬に中国から「SQLインジェクション」攻撃を受けたためだ。同社は顧客へのお詫びにかかった費用だけで6000万円以上を要した。 「お客様に多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.905, pp.80-83, 2016-02-04

最終回システム構築を請け負うベンダーは、顧客側の深い事情は見えないものだ。だが、通り一遍の進め方をしようとすると、顧客の合意を取れずプロジェクトがつまずく恐れがある。何が合理的かが相手によって異なる点を踏まえておくことも大切だ。
著者
矢口 竜太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.857, pp.80-93, 2014-04-03

製品にセンサーを組み込み、インターネット経由で情報を集める。ネットとリアルの店舗を有機的に連携させ、相乗効果を生み出す——。多くの企業がビジネスに直結したIT活用を推進しなければならない。
著者
金沢 好宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.669, pp.104-107, 2007-01-08

「わざわざ彼の部屋まで行ったのか。よく引っ越してなかったな」 「それはラッキーやった。携帯電話は着信拒否にされてたから、連絡の取りようがなくなるとこやった」 熊谷の声は弾んでいた。朝の6時だというのに、まるで真っ昼間のテンションだ。携帯電話の着信音で、いつもより1時間以上早く起こされた三津井は、体半分がまだ眠っているような状態である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.738, pp.47-51, 2009-09-02

古い発想にとらわれず、新たな試みをどんどん取り入れる。どんな製品開発にも欠かせない方針だが、グーグルの徹底度合いは群を抜く。電子メールという定番ツールすら、同社にかかれば見直しの対象。中核サービスである検索にいたっては、仕様は1日たつと様変わりする。 「現在のオフィスソフトや電子メールは、すべて紙を使ったアナログ世界の技術を模したもの。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.571, pp.60-64, 2003-04-07

「システムはすべて内製する」というのが、国内最大手の宿泊施設予約サイト「旅の窓口」を運営するマイトリップ・ネットのシステム構築方針だ。顧客ニーズに迅速に対応することで、一強の地位を盤石にする。そのため、優秀な技術者の確保やベンダー選定方法で、さまざまな工夫をしている。明後日に急に出張が入った。ホテルを予約しなければならない。どうしたらよいだろう…。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.857, pp.128-131, 2014-04-03

1990年代の終わりから2000年にかけて起きた、世に言う「ITバブル」は、長くIT業界にいる人たちにとっては、昨日のことのような話かもしれません。ITバブル自体はあっけなく崩壊してしまいましたが、これを契機に日本の情報産業が大きく変わったことは間違いない…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.448, pp.188-195, 1998-07-20
被引用文献数
6

企業ネットワークへの「不正侵入」が後を絶たない。企業ネットワークは今後も拡大を続けるため,不正侵入事件もさらに増加するだろう。 そんな中,98年6月15〜17日の3日間にわたり,米国テキサス州サンアントニオでセキュリティ専門イベント「Network Security in the Open Environment(NETSEC '98)」が開かれた。メインテーマは「不正侵入」の防止。
著者
近藤 宣晃
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.612, pp.76-78, 2004-11-01

快進撃を続ける佐川急便。2004年3月期の宅配便取扱数は約9億2500万個で、最大手・ヤマト運輸との差を約1億個と一気に詰めてきた。佐川急便は来年、トラック運転手向けの携帯情報端末を約8年ぶりに刷新する。一連のIT投資の根底にある考え方を、同社CIO(最高情報責任者)の近藤宣晃氏は「セールスドライバーと顧客を支援すること」と即答する。
著者
大森敏行
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.602, pp.138-143, 2004-06-14
被引用文献数
1

システムへの不正侵入が相次ぐなか、「セキュアOS」と呼ばれるセキュリティ強化型OSが注目を集めている。システム管理者にも万能の権限を与えないなど、アクセス権の制御を強化することで、「たとえ侵入されても何もさせない」環境を実現する。商用UNIXやLinux、WindowsをベースにしてOSのセキュリティを高める。既存のアプリケーションも利用可能だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.445, pp.122-127, 1998-06-08

6月10日,20世紀最大のスポーツ・イベントであるサッカーの「ワールドカップ98フランス大会」が開幕する。これまでは蚊帳の外に置かれていた日本も,今回ばかりは他人事ではない。なんと言っても話題の中心は初の本大会出場を果たした日本代表チームだが,次回の2002年大会を韓国と共同開催する立場から運営面にも注目したい。
著者
鈴村 幸太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.610, pp.254-257, 2004-10-04

慶應義塾大学理工学研究科修了後、1997年に日本総合研究所に入社。流通・金融・公共系のシステム開発に従事した後、システム開発技術の研究開発に携わっている。UML(Unified Modeling Language)は「オブジェクト指向のモデリング言語注1)」である。
著者
長倉 克枝 高橋 厚妃 貴島 逸斗
出版者
日経BP
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.1044, pp.40-46, 2021-06-10

マイナンバーカードを保険証として利用する仕組みはこうだ。まず、患者が医療機関などの受付で顔認証付きカードリーダーを使って認証する。すると、レセプトコンピューター(レセコン)から保険診療請求をする際に使う閉域ネットワーク「オンライン請求ネッ…
著者
カスペルスキー ユージン
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.865, pp.54-57, 2014-07-24

ユージン・カスペルスキー 氏カスペルスキー・ラボ 会長兼CEO産業システムが危ない犯罪組織は麻薬の密輸に悪用ロシア最大手のセキュリティ企業であるカスペルスキー・ラボ。創業者のカスペルスキー氏は20年以上前からウイルス対策に取り組んできた。現在…