出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.848, pp.108-110, 2013-11-28

同社がECサイトへの攻撃に気付いたきっかけは、2013年6月にクレジットカード会社から「カード情報がセブンネットから流出している懸念がある」と連絡を受けたことだった。カード会社の調査で、カードを不正利用された被害者の共通点として、セブンネットの利…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.961, pp.100-102, 2018-03-29

トラブル発生時、bitFlyer社のシステム担当者が日本マイクロソフトに連絡したところ、この日の処理量急増に備えて、日本マイクロソフトが自主的に負荷を緩和する目的で設定を変更していたと分かった。結果的にこれが裏目に出た。「設定を元に戻してもらったと…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.911, pp.122-124, 2016-04-28

センターシステムは、年末年始を除き、土日を含む毎日午前8時から午後8時まで稼働する。抽選日の午後6時30分までに販売が終了し、6時45分の抽選開始までの間に、抽選対象くじの販売数や売上金額のデータについてシステムが自動的にチェックする。 実は日本宝…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.655, pp.150-154, 2006-06-26

基幹系の刷新時にパッケージを採用する企業は少なくないが、その導入には数々の困難が伴う。B-R サーティワン アイスクリームは会計・生産システムの刷新時に、「希望通りのシステムを構築する」ことにこだわり、自社開発からパッケージの採用に切り替え、さらに製品を途中で替えるという2度の方針転換を乗り越えた。
著者
井上英明
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.728, pp.96-99, 2009-04-15
被引用文献数
1

この4月、文部科学省が主導する「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」の最初の卒業生約200人が世に出た。大学院で高度IT人材を育成することが目的のプログラムで、産業界が協力して理論よりも実践力の育成を重視してきた。2年間のプログラムで社会人2年目以上のスキルと主体性身に付けられた。
著者
中田 敦 大和田 尚孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.784, pp.20-27, 2011-06-09

みずほフィナンシャルグループ(FG)は5月20日、みずほ銀行が3月に引き起こした大規模システム障害の全貌を明らかにした。本誌が合計38ページの報告資料を検証したところ、30の不手際が重なり影響が拡大した事実が判明した。 大規模障害を招いた直接の原因は、システム部門の不手際だ。システム全体の仕様や機能をつかみきれず、障害後には運用ミスを重ねた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.816, pp.66-74, 2012-08-30

エアアジア・ジャパン、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン。2012年に国内LCC(格安航空会社)3社が相次ぎ就航、日本でもLCCが一気に身近になった。低価格運賃が売り物であるLCCは、情報システムに関しても低コスト化を徹底。グループ会社や外部のソフト資産、サービス、人材を活用し、システムを「作らない」方針を貫く。3社のIT戦略に迫る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.875, pp.32-35, 2014-12-11

OSSはなぜ生まれ、誰が保守しているのか。その事情はソフトごとに異なる。そしてOSSがゾンビ化するリスクは、開発事情に大きく依存している。本パートでは開発事情によってOSSを大きく五つに分類。それぞれについて、ゾンビ化のリスクを分析する。
著者
目次 康男
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.666, pp.64-71, 2006-11-27

ITエンジニアが、自分のスキルレベルを初級から上級に高めると、年収は300万円アップする。年収700万円を超えると、モチベーションが一気に高まる。半数が10年後をメドに独立・起業を考えている——。約1万人を対象にした調査結果を基に、ITエンジニアの実像に迫る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.782, pp.62-64, 2011-05-12

ゴディバジャパンは1月、通販サイトを刷新した。商談を制したのはワークスアプリケーションズである。実績のない新製品で、機能の拡充にも不安があったが、将来計画を詳細に説明し、効果を把握しやすい料金体系にするなどの工夫によりコンペで勝利した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.710, pp.88-90, 2008-08-15

東京金融取引所で7月18日、為替証拠金取引が2時間あまり全面停止するトラブルが発生した。原因は同取引を担う「清算システム」に発生したハードウエア障害。ネットワーク機器が故障し、二重化していたものの予備機が作動しなかった。厳格すぎた復旧手順も取引再開を遅らせる一因だった。 「投資家の皆様や関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけした。改めてお詫びしたい」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.629, pp.142-145, 2005-06-27

システム構築において、新技術/製品の採用はリスクを伴う。そのリスクを最小限に抑える仕組みを作り上げているのが、ヤマト運輸である。現場の視点で本当に必要な技術/製品を見極め、実績がなければ地道にノウハウを蓄積する。6月、さまざまな新技術/製品を活用して刷新した基幹システムは、この仕組みを生かした結果だ。
著者
ビジネスプロセス・アーキテクト(BPA-P)協会「プロジェクトのつぶやき」研究チーム
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.842, pp.92-95, 2013-09-05

A部員:「ベテランだから西田くんをサポートしてほしい」と言われ、プロジェクトに参加しました。でも、私は営業のことは全く知りませんし、扱っていたのはずっとオフコンです。今回のようなWebシステムの開発は初めてでした。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.845, pp.92-94, 2013-10-17

Yahoo!公金支払いで水道料金を継続的に支払う場合、決済処理はヤフーの決済サービスである「Yahoo!ウォレット」を使う。このYahoo!ウォレットの「Yahoo!公金支払い用モジュール」が、クレジットカード会社とやり取りする際にセキュリティコードを扱う機能を備…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.878, pp.32-35, 2015-01-22

リスト型攻撃対策は複数あるが、全てのWebサイトに最適な解はない。かけられるコストなどを考慮して、企業ごとに適切な対策を導入する。力を入れるべきは「早期検知」。ログインの失敗回数に注目した監視体制の強化と、不正ログインを利用者自身に気付いてもらうログイン通知の導入だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.688, pp.184-187, 2007-10-01

広島市内でこじんまりと商売を営んでいた写真館。それが2002年に新しいビジネスに挑んで成長のきっかけをつかみ、今や年商40億円に迫る勢いで躍進を続けている。「オリジナル写真集を1冊単位で制作する」という新事業が軌道に乗った背景には、ITを活用した卓越したビジネス・モデルがある。 「誰もやっていなかったビジネスを確立したからこそ、先行者のメリットを享受できた」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.706, pp.38-41, 2008-06-15

大型連休明けの5月7日、来日会見に臨んだ米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長はご機嫌だった。 6月いっぱいで経営の一線から退くゲイツ氏。国内では"現役"最後とあって、会見場には300人近い報道陣が詰めかけた。 「コンピュータの革新は始まったばかり。今後10年間で人と機械のインタフェースはガラリと変わる」「テクノロジの革新は若い世代から起こる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.765, pp.34-39, 2010-09-15

「クラウド育ちのOSS」の中でも、最も長い歴史と導入実績があるのがHadoopだ。2007年から米ヤフーや米フェースブックなどがペタバイト級のデータマイニングに使い始め、米ビザのような金融事業者や、中国チャイナモバイルなどの通信事業者も使用する。日本ではサイバーエージェントやリクルートなどで検証や導入が始まった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.522, pp.169-171, 2001-05-21

2月8日,「ニュートラム 南港ポートタウン線」の下り列車は午前6時20分,大阪湾に浮かぶ中ふ頭にある中ふ頭駅を出発し,6時30分に南港口駅に到着した。乗客が乗り降りした後,列車の乗降ドアとホームのドアが閉じた。だが,列車が発車できないというトラブルが発生した。
著者
西 雄大
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.809, pp.56-63, 2012-05-24

1996年前後に生まれた中学・高校生。PCはもちろんスマートフォンを身近に感じ、当たり前のようにITを使いこなす「スマホ世代」こそ、10年後に企業のIT活用を背負って立つ"宝"だ。彼ら・彼女らの可能性の芽を摘むことなく、いかに戦力となるIT人材として育成するか。喫緊の課題に向けた取り組みが始まっている。まずは大人顔向けの活躍ぶりを見せる4人のスマホ世代を紹介しよう。