著者
伊藤 高史
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.91, no.6, pp.29-52, 2018-06

1. 本稿の目的2. ジャーナリズム研究の課題とオペレーションによる構築主義3. システムと環境4. 報道の影響力を考えるキーワードとしての「相互浸透」と「コミュニケーション・メディア」5. 結語研究ノート
著者
奈良 和重
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.21-61, 1973-03

一 はしがき : 政治とヒューマニズム二 カミュ対サルトル三 サルトル対メルロ=ポンティ四 マルコヴィッチとペトロヴィッチ五 コラコフスキー論説
著者
奈良 和重
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.90-92, 1974-08

紹介と批評表紙の記述: M・マルコヴィッチ著 『豊かさから実践へ : 哲学と社会批判』
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.8, pp.109-124, 2008-08 (Released:2008-00-00)

資料 一 解題二 第四版のための端書三 初版前書四 第三版前書五 はじめに六 第一部征服の精神について 第一章 ある特定の時代の社会状態において戦争と両立しうる徳について 第二章 戦争に関する近代の諸国民の特性について 第三章 ヨーロッパの現在の状況における征服の精神について 第四章 利益によってのみ行動する戦士集団について 第五章 征服の体制において軍人層が堕落することのもう一つの原因
著者
明石 欽司
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.80, no.6, pp.1-32, 2007-06

論説序論 : 問題の所在第一章 一七世紀後半の「国際法」関連文献における「帝国」及びウェストファリア条約 第一節 プーフェンドルフ (一) 『自然法及び国際法論』(一六七二年) (二) 『ドイツ帝国国制論』(一六六七年) 1 『ドイツ帝国国制論』における「帝国」とウェストファリア条約 2 『ドイツ帝国国制論』におけるプーフェントルフの意図 : "irregulare aliquod corpus et momstro simile"を巡って (三) 評価 第二節 ラッヘル : 『自然法及び国際法論』(一六七六年) 第三節 テクスター : 『国際法要論』(一六八〇年) 第四節 ズーチ : 『フェーキアーリスの法と裁判』(一六五〇年) 第五節 第一章のまとめ・・・・・・・・・・・・・・・・(以上本号)第二章 一八世紀の「国際法」関連文献における「帝国」及びウェストファリア条約 第一節 ドイツの諸学者 (一) グントリンク (二) ヴォルフ (三) モーザー 1 国際法関連著作 (a) 「帝国」への言及 (b) ウェストファリア条約への言及 2 『ドイツ対外公法』(一七七二年)及び『ドイツ近隣公法』(一七七三年) 3 『帝国宮内法院の活動からのウェストファリア条約の解明』(一七七五/七六年) 4 帝国国制関連著作 5 評価 (四) グラファイ (五) ギュンター (六) マルテンス 第二節 ドイツ外の諸学者 (一) バインケルスフーク (二) ヴァッテル 第三節 一八世紀「国際法史」研究におけるウェストファリア条約 (一) マブリー (二) ワード (三) コッホ 第四節 第二章のまとめ・・・・・・・・・・・・・・・・(以上八○巻七号)第三章 一九世紀国際法関連文献における「帝国」及びウェストファリア条約 第一節 一九世紀初頭のドイツにおける若干の国際法概説書 : ザールフェルト・シュマルツ・クリューバー 第二節 一九世紀初頭のドイツ外の国際法関連文献 第三節 ホィートン 第四節 一九世紀中葉以降の国際法関連文献 (一) ドイツ内の諸学者による著作 (二) ドイツ外の諸学者による著作 1 英米系の諸学者 2 フランス系及びその他の諸学者 第五節 第三章のまとめ結論・・・・・・・・・・・・・・・・(以上八○巻八号)
著者
高橋 則夫
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.86, no.6, pp.13-20, 2013-06

特集 : 死刑制度と被害者支援について考える一 これまでの死刑存廃論二 被害者(遺族)と死刑制度三 被害者(遺族)と刑事司法四 応報から修復・回復へ五 被害者関係的刑事司法から修復的司法へ六 これからの課題
著者
太田 達也
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.86, no.6, pp.29-43, 2013-06

特集 : 死刑制度と被害者支援について考える一 公費による経済的支援二 刑事手続における損害回復三 被害者への情報提供四 刑事手続への参加五 被害者感情と死刑
著者
中村 勝範
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.67, no.8, pp.1-32, 1994

論説一、問題の所在二、変現出没的東京朝日新聞と吉野作造三、皇室讃美の吉野のクロポトキン論四、安全圏からの学問・研究自由論五、結語
著者
中村 勝範
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.41-74, 1992-01

十時嚴周教授退職記念号一、問題の所在二、東京砲兵工廠同盟罷業小史(大正八年) 1、小石川労働会結成 2、同盟罷業 (I) 3、同盟罷業 (II) 4、検挙三、結語
著者
深沢 民司
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.p33-55, 1985-04

論説はじめに第一章 アクション・フランセーズの教義 第一節 シャルル・モーラスの思想 第二節 ラ・トゥール・ドゥ・パンのコーポラティズム論第二章 アクション・フランセーズの「第二世代」の拾頭 第一節 「第二世代」の理念と精神 第二節 ジョルジュ・ソレルのナショナリズム思想 第三節 ジョルジュ・ヴァロワの思想形成--(以上前号)第三章 セルクル・プルードンの設立とその思想--(以下本号) 第一節 セルクル・プルードンの設立 第二節 セルクル・プルードンの思想むすびにかえて
著者
岡本 哲明
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.89, no.2, pp.447-473, 2016-02

関根政美教授退職記念号はじめにロイド=ジョージの戦後帝国共通外交政策構想カナダ, 南アフリカの戦後帝国関係構想とイギリスの戦後共通防衛外交政策構想との乖離オーストラリアの「利益共同体」観ジェリコー報告書に基づくヒューズの太平洋艦隊構想イギリスの帝国内コミュニケーション構想ヒューズの帝国内コミュニケーション構想チャナク危機から一九二三年の帝国会議へブルースの帝国内コミュニケーション・協議改革構想ロンドン駐在の豪連絡事務官制度帝国内コミュニケーション・協議の限界とその後
著者
萩原 能久
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.84, no.2, pp.415-447, 2011-02

䕃山宏教授退職記念号1 ガパナンス論隆盛の背景2 欧米におけるガパナンス理論の展開 : 素描3 批判的評価4 民主的規範としてのガパナンス5 ポストリベラル・デモクラシー6 結論
著者
櫻井 雅夫
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.78, no.6, pp.35-72, 2005-06

資料はじめに第一部 アメリカの海外投資保証制度 一 開発途上国における米系企業の国有化、一九六〇年代~七〇年代 二 アメリカの投資保証制度 三 CIAとITTのチリ内政関与第二部 米系企業の国有化とOPIC 序説 一 交渉当事者としての被保険者 二 投資家が交渉した現金による解決 1 ラルストン・プリーナ事件 2 ノーザン・インディアナ・ブラス事件 3 投資家(企業)による自発的交渉 三 投資家が交渉し解決した事件でOPICが資金上関与したもの 1 ミナ・マチルデ事件 2 ペスレヘム・チリ・アイアン・マインズ事件 3 レイノルズ・メタルズ事件 4 パーソンズ・アンド・ホイットモア事件とセーロ事件 5 解決交渉におけるOPICと投資家との間の協力 6 解決交渉におけるOPICと投資家との間の衝突分野 --(以上本号) 四 OPICと被保険者との間の交渉で解決された事件 1 ITT事件 2 ブレイドゥン・カッパー事件 (付)AAAの仲裁判断で解決された事件 1 ヴァレンタイン・ペトロリアム・アンド・ケミカル対AlD事件 2 リヴィア・カッパー・アンド・ブラス対OPIC事件 五 OPICと外国政府との間で交渉された解決策 1 フェアーン・フーズ事件 2 チリ・カッパー(エクソティカ鉱山) 事件結論 --(七八巻七号)
著者
北居 功
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.88, no.1, pp.123-145, 2015-01

池田真朗教授退職記念号一. 二度目の弁済提供二. フランス民法典 1 第一二三八条の適用範囲 2 弁済無効の請求権者 3 弁済無効の効果 4 他人物による代物弁済三. 旧民法 1 他人物弁済 2 代物弁済四. 現行民法 1 他人物弁済の効力 2 他人物による代物弁済五. 他人物弁済と他人物売買

2 0 0 0 IR 対幻想の含意

著者
石川 晃司
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.84, no.2, pp.107-129, 2011-02

䕃山宏教授退職記念号1 幻想論の難解さ2 「性」を媒介とする関係とは何か3 対幻想と共同幻想4 近親相姦の禁止と対幻想
著者
六車 明
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.75, no.7, pp.35-93, 2002-07-28

論説一 はじめに二 環境問題と環境法学 1 環境問題のとらえ方 2 環境問題と法学の対応 3 環境紛争解決過程からみる視点三 産業廃棄物の蓄積と紛争主体の対応 1 産業廃棄物蓄積過程をみる視点 2 排出事業者と行政 3 処理業者と行政 (一) 許可を受けた処理業者による不法投棄とその放置 (二) 捜査機関の対応による不法投棄の終了 (三) 放置された産業廃棄物に対する行政的措置 4 豊島住民と行政 5 豊島住民と処理業者 6 環境紛争解決手続開始時点の産業廃棄物をめぐる状況 --(以上七五巻六号)四 調停手続における合意形成過程 1 調停開始時の対立状況 2 豊島住民と香川県が産業廃棄物処理の枠組みを創造する過程 (一) 環境汚染の実態解明 (二) 環境汚染防止対策の決定過程 (三) 中間合意とその評価 (四) 最終合意とその評価 3 香川県以外の被申請人の調停への関与 (一) 処理業者の破産と豊島住民の権利実現形態 (二) 排出事業者が解決金を支払うことに同意するに至る過程 (三) 国と豊島住民との調停経過五 環境紛争解決過程の検討 1 豊島における環境紛争の性格 2 調停において環境回復の枠組をつくることができた要因 (一) 法的構成の柔軟性 (二) 調停指揮における柔軟性 (三) 環境破壊の実態の客観的把握 (四) 廃棄物処理方法の専門的検討過程 (五) 紛争当事者が主体的に関与する場の提供 (六) 住民会議と弁護団の存在 3 公益に関わることを調停で解決する問題 4 環境法学への示唆六 おわりに(資料) 1 中間合意 2 調停条項 3 豊島事件年表 --(以上本号)