著者
小林 多寿子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.90, no.1, pp.476(67)-494(49), 2017-01

1. 日本における自分史と文章運動2. 自分史を書くことと「第二の生産者」3. 人生史サークル黄櫨の会4. 書くことへの転機と意味の転換5. 自分史と「第二の生産者」有末賢教授退職記念号
著者
内川 正夫
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.p235-257, 1995-01

中村勝範教授退職記念号問題の所在一 政界再編機運の昴揚二 新党結成準備会の成立三 新党結成の合意四 結成大会直前の混乱結語
著者
明石 欽司
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.85, no.11, pp.1-30, 2012-11

序論第一章 ボダンの国家・主権理論と『国家論』における「国際関係」・「国際法」の位置付け(以上、本号)第二章 主権者間の関係を規律する法規範の存在可能性と「国際法的規範」第三章 ボダンのユース・ゲンティウム(jus gentium: le droitdes gens)観念結論(以上、八五巻十二号)論説
著者
林 秀光
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.89, no.12, pp.1-25, 2016-12

はじめに第一節 国民政府の三峡ダム開発との関連 1 水力発電工程総処の接収と三峡ダム技術者の留用 2 朝鮮戦争への参戦と「留用人員」の三峡ダム否定 第二節 水力開発主管部門としての水電工程局第三節 長江「まずは支流, のちに主流」開発方針と陳雲の賛同第四節 水力発電部門のジレンマと局面の打開 1 李鋭と張鉄錚の高いモチベーションと厳しい現実 2 火力部門と水利部門の狭間であえぐ水力発電部門 3 水力発電総局への格上げと権限の拡大 ① ソ連専門家の助言と燃料工業部内の調整難航 ② 李鋭と陳雲のコネクションによる問題解決第五節 ソ連訪問中の「三峡ダムをやる余力はない」という判断おわりに論説
著者
本谷 裕子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.93, no.1, pp.23-47, 2020-01

1 はじめに2 問題の沿革3 マヤ先住民女性による社会運動 3-1 織りと装いの文化をめぐる現状 3-2 Movimiento Nacional de Tejedoras (女性の織り手たちの全国運動) 3-3 マヤ先住民による社会運動の沿革4 創造品の集団的知的所有権保護に向けた取り組み 4-1 織りと装いの文化の盗用と剽窃 4-2 法改正案5 運動の主旨 5-1 声明文 5-2 運動の主旨6 むすびにかえて小林良彰教授退職記念号
著者
木村 弘之亮
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.70, no.8, pp.23-59, 1997-08

第一章 概説 第一節 日本国憲法八四条にいう法律 第二節 法源の性質第二章 国際租税法規範 第一節 対外取引税法 一 定義 二 広義における対外取引税法 三 狭義における対外取引税法(「片務的救済措置」) 四 小括 第二節 国際条約法 一 条約締結権 二 包括的二重課税条約 三 相互宣言 四 二重課税条約 1 二重課税条約と一般の国内法との関係 (1) 二重課税条約の国内的効力 (2) 二重課税条約の国内適用の可能性 (3) 日本の法体系における二重課税条約の優先順位 2 二重課税条約と国内実体規定との関係 (1) 二重課税条約の消極的効果の原則 (2) 消極的効果の原則違反 ………(七十巻七号) 第三節 一般国際公法 一 慣習国際法 1 総説 2 治外法権をうける者の租税免除 二 法の一般原則 三 補助手段としての法源 1 判決 2 学説 3 国際機関の決議 第四節 超国家法規範(EU法など)第三章 規範の階層 第一節 確立された国際法規 第二節 国際条約法の順位 第三節 超国家法規範(EU法など)の順位 第四節 国内規範の順位第四章 国際法と国内法の関係 第一節 二元論と一元論 第二節 国際法の国内的効力順位第五章 結語………………………………………(以上本号)論説
著者
李 奇泰
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.94, no.2, pp.275-296, 2021-02

I はじめにII 文在寅政権の「韓半島の平和プロセス」と日本 1 「韓半島の平和プロセス」と日本 2 「新韓半島体制」における日朝関係 3 安倍政権の朝鮮半島の平和プロセスに対する認識と評価III 安倍政権の対北政策と日朝関係の争点 1 北朝鮮の核/ミサイル問題 2 日本人拉致被害者の問題 3 日韓国交正常化との関係 4 北朝鮮の持続的な対日非難 5 中国要因IV おわりに添谷芳秀教授退職記念号
著者
駒村 圭吾
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.91, no.1, pp.21-48, 2018-01

I. "言葉/意味/権力"の磁場II. ドナルド・トランプIII. 天皇IV. ふたたびバトラーの所説をめぐって大沢秀介教授退職記念号
著者
小山 剛
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.91, no.1, pp.1-19, 2018-01

一 はじめに二 自己情報コントロール権論の意義と限界三 情報自己決定権四 考察五 むすびにかえて大沢秀介教授退職記念号
著者
横手 慎二
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.66, no.12, pp.191-212, 1993-12

はじめに : 問題の設定一 外務人民委員部の粛清二 新しい人材 : 制度による補充三 新しい人材 : 制度外からの補充四 冷戦期のソ連外務省 : 結びに代えて阪埜光男教授退職記念号
著者
横手 慎二
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.9, pp.1-56, 2009-09

はじめに一 ソ連支配地域の日本人救済問題二 本国送還をめぐる交渉三 送還協定の成立四 送還開始と冷戦の波及論説
著者
新嶋 良恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.93, no.12, pp.277-300, 2020-12

第1節 問題の所在第2節 ポピュリズムの定義の共通点第3節 不道徳と闘う「人民」の構築 : モラルパニックを背景とした共和党への保守の集結第4節 中間階級 (ミドルクラス) という「人民」の構築 : アメリカン・ドリームの単一文化的傾向第5節 まとめにかえて : 肯定的ポピュリズム解釈と多文化主義の問題大石裕教授退職記念号
著者
太田 達也
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.74, no.6, pp.63-92, 2001-06

一 はじめに二 香港における犯罪被害補償制度の概要と運用状況 --(以上、七四巻五号)三 改正・犯罪被害者等給付金支給制度の課題四 小括 --(以上、本号)論説
著者
池井 優
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.58, no.11, pp.p1-20, 1985-11

はじめに第一章 独ソ接近をどうみるか第二章 独ソの接近は予測できなかったのか第三章 日本への影響と今後の方針第四章 結びにかえて : 日本はどのような教訓を得たか論説
著者
堤林 剣
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.33-67, 2000-03

第七章 ダンによる軌道修正と新たな方法論的可能性の模索 第一節 ロックの政治思想の今日的有意性をめぐって 第二節 ダンによる新たな方法論的主張 一 今日の政治思想(史)研究に対するダンの危機意識 二 政治思想史研究における課題と方法論の類型第八章 丸山眞男の思想史方法論 第一節 「思想史」と「思想論」の区別 : アンビヴァレンスと「意図せざる結果」の重視 第二節 思想のレヴェル化第九章 パラドックスの連鎖に着目する思想史方法論の模索 第一節 「フィクション」の政治的作用をめぐって : 政治思想史研究の一課題 第二節 「フィクション」と現実観の解釈学的循環 : 均衡と変遷 第三節 パラドックスの連鎖に焦点を当てる思想史方法論の可能性について論説