出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.370, pp.100-105, 2002-07-15

迷惑メールの大量発生でメール・インフラの安定性が損なわれる恐れが出ている。プロバイダや企業は,こうした無駄なメールの送受信を防ぐ対策を打ち始めた。ところが,その影響で一般ユーザーのメール配信が遅れるなどの弊害も出ている。 同じ内容の文書を,一度にたくさんのあて先に送る→同報メールは,電子メールの便利な機能の一つ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.306, pp.118-131, 1999-11-15

国内企業1041社が回答したアンケート調査から,プロバイダのシェア,ユーザーの満足度と,その根拠が明らかになった。顧客満足度は,専用線接続がPSINet,ダイヤルアップ接続はNTTコミュニケーションズのOCNがトップに選ばれた。「インターネットを利用しない企業は20社に1社以下の割合」——。
著者
星野 政憲
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.560, pp.74-77, 2010-09-01

もしあなたが、ネットワーク機器のデフォルト設定は推奨設定だと思っていたら考えを改めたほうがいい。デフォルト設定が原因でトラブルに見舞われることは少なくないからだ。重要な機能のデフォルト設定は、コンフィグレーション表示だけではなくマニュアルにも当たるべき。事前のチェックがトラブル防止につながる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.465, pp.72-75, 2006-07-01

6月9日の開幕以来,熱い戦いが続く「2006 FIFAワールドカップ・ドイツ大会」(W杯)。7月9日の決勝戦までの1カ月間,全試合の運営を支えるのが大会用に構築された巨大ネットワークだ。本誌はW杯開催に合わせてドイツへ飛び,現地取材を敢行した。 「世界中のサッカー・ファンがピッチ上のドラマを見守っている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.441, pp.56-61, 2005-07-01

世界に先駆け2004年秋にFMCサービス「DU:(デュー)」を開始した韓国KT。この6月に「Bluephone」(サービス名は「BT Fusion」)を始めた英BT。FMCへ向かって先陣を切った2社からは,Wi-Fi端末を採用する計画など将来に向けた話題も飛び出した。一方で,鈍いサービスの立ち上がりに悩む姿も見せる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.338, pp.108-113, 2001-03-19

ブロードバンド回線の本格展開に伴い,高品質な映像を配信するサービスが現れている。しかし,現状はせっかくの高速回線を生かし切れていない。ADSL回線で家庭用ビデオと同品質の映像を配信できるのか。ネットワークを流れる映像品質の可能性を探る。「ナローバンド時代の映像配信サービスは,映画のプロモーション映像や広告,サービスの紹介などを目的としたものが大半だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.365, pp.46-48, 2002-05-06

ADSL(asymmetric digital subscriber line)サービスが8メガの最大速度や,NTT局からの距離といったこれまでの壁を乗り越えようとしている。いずれも,アッカ・ネットワークスが年内に採用する新技術で実現する。もっとも,他のADSL事業者などからは,他回線への悪影響の恐れを指摘する声が上がっている。
著者
吉田 憲一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.599, pp.36-38, 2013-12-01

消費者のモバイルシフトが急速に進み、固定系の通信市場は成長に陰りが見えている。そんな中、ソネットは今年の4月に新型FTTHサービス「NURO 光」(ニューロ 光)を投入。成熟市場にあえて挑戦する吉田社長に勝算を聞いた。
著者
柏木 祐
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.622, pp.60-63, 2015-11-01

今回のテーマ不正なIP電話国内のIP電話サービスが何者かに乗っ取られ、覚えのない多額の電話代を通信事業者から請求されるトラブルが相次いだ。これは決して他人事ではない。企業で利用しているIP電話やテレビ会議といったコラボレーションツールは、インターネ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.327, pp.97-99, 2000-10-02

インターネット上のWebサイトへのアクセスを高速化する「コンテンツ配信サービス」。米国の事業者に加え,NTTコミュニケーションズやクロス・ワンなどの国内事業者もサービスを開始し,注目を集めている。米国の機器ベンダーの動きも急激。しかし,日本語サイトが中心の国内でどこまで普及するのか,行方はまだ不透明だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.292, pp.43-45, 1999-04-19

99年3月下旬に発見されたマクロウイルス「Melissa」(メリッサ)は,米国を中心に数百以上の企業に被害を与えた。分単位で拡大する感染を防ぐには,新ウイルスの解析時間が鍵になる。 米国時間の99年3月26日午前7時ころ,米アメリカ・オンライン(AOL)のニュース・グループ「alt.sex」に「Passcode list」という名のニュースが投稿された——。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.441, pp.49-55, 2005-07-01

130年の歴史を持ち各国で数千万人が使う「電話網」が今,その姿を変えようとしている。交換機を捨てIPネットワークに移行することは世界的なトレンドなのか。光アクセスはブロードバンドの主流になるか。世界をリードするメガキャリア4社の首脳に,電話網の未来を議論してもらう。BTとNTTは電話交換機を捨て,固定電話網をIP化する計画を打ち出した。なぜ今,電話網をIP化するのか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.349, pp.67-69, 2001-09-03

9月1日,大手プロバイダが相次ぎ月額3000円台の「格安」ADSLインターネットを開始した。常時接続だけでなく,ダイヤルアップ接続ユーザーのかなりの層を取り込める料金水準は,ADSL利用者数を一挙に広げる。しかしプロバイダやADSL事業者は,ビジネスの展望が開けないままに料金競争に突入した格好だ。
著者
堀越 功
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.456, pp.24-28, 2006-02-15

"モバイルADSL"で携帯電話事業へ新規参入するアイピーモバイル。その事業戦略は,電話サービスを提供しない,無線インフラの提供に徹するなど,これまでの携帯電話の常識を覆すものばかりだ。アイピーモバイルは移動通信市場に足場を築けるのか。その実像に迫る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.395, pp.67-69, 2003-07-28

NTT東西地域会社が,フレッツによる企業ユーザーの獲得を加速させる。ADSLサービス「フレッツ・ADSL」,FTTHサービス「Bフレッツ」の両サービスに,月3000円の加算で24時間故障修理に対応するメニューを用意。企業を取り込むことで,年度末の「FTTH100万ユーザー獲得」達成を目指す。 NTTがようやく重い腰を上げた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.547, pp.56-59, 2009-12-01

医薬品や衛生管理製品の製造販売を主に手がける。前者の主力製品である「正露丸」や「セイロガン糖衣A」は高い知名度を誇る。後者では,置くだけでウイルスを除去できる「クレベリン ゲル」などが有名。 大阪に本社を置く大幸薬品は2009年9月,本社を含む全国6拠点を結ぶネットワークを全面刷新した(図1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.287, pp.92-112, 1999-02-01

98年10月28日午前10時10分,東京・浅草にあるライオンの統合システム部のオフィスに,電話が鳴り響いた。これが悪夢の一日の始まりだった。 電話の発信主は,大阪本社にある受注センター。大阪摂津市にある流通センターに設置したホストとの通信が途絶え,朝一番で注文を受け付けた商品の発送を依頼できずに困っているという。
著者
宗像 誠之
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.414, pp.28-36, 2004-05-10

「固定通信の法人営業部門分社化も検討している」——。au携帯電話の好調ぶりが際立ち"勝ち組感"さえ漂うKDDIの意外な行動に社内外は騒然としている。本誌の取材の結果,分社すれば年商4000億円,従業員2000人と,一部上場企業にも匹敵する規模になる。関連会社のKCOMやKソリューションも同時に統合。一般社員は出向する一方,管理職は新会社へ転籍となる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.380, pp.62-64, 2002-12-16

IP-VPN(仮想閉域網)サービスの信頼性が今後大幅に上がる。サービス網の基幹技術である「MPLS」の新機能を使うことで,障害発生時のう回路への切り替えが,わずか50ミリ秒で可能になる。ベンダー各社は,通信事業者向けルーターにこの新機能を実装済みであり,2003年には採用サービスが広がる見込みだ。 今や企業ネットワークの定番となったIP-VPNサービス。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.362, pp.91-93, 2002-03-18

電力線を使った高速通信技術に対する規制緩和について意見が真っ二つに割れている。規制緩和が進めば,ブロードバンド・アクセス回線や家庭内LANの実現手段が増える。一方で,短波帯の電波を使う既存の通信や放送に深刻な干渉が起こる可能性が高い。総務省は,早ければ3月中にも一定の方向性を打ち出す見込みだ。