著者
藤井 則彦
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
no.12, pp.1-15, 2007-12

はじめに第1章 剰余金の配当について 第1節 配当および配当政策の原理について 第2節 会社法における剰余金の配当についての実務上の問題点についての私見 第3節 剰余金の配当とコーポレート・ガバナンスについて第2章 TOB,特に敵対的TOBに対する防衛策について 第1節 TOB,特に敵対的TOBに対する防衛策の本来のあり方と会社法の規定について 第2節 TOB,特に敵対的TOBに対する防衛策の現実に関しての株主の対応と結果についておわりに
著者
川又 啓子
出版者
京都産業大学
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.119-133, 2002-12

はじめにⅠ.日本のアート環境Ⅱ.アート・マネジメントの現状と課題Ⅲ.アートかマネジメントかむすびにかえて
著者
李 為
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
no.32, pp.261-275, 2018-03

本稿は大学生のキャンパス規範意識の事実関係を把握するために,2016 年4 月入学の経営学部一年生を対象に行った実態調査の分析結果である.キャンパスにおける規範意識に関する自己認知の測定尺度を用いて,質問紙調査を行い,性別や社会規範の意識について分析し考察した.調査結果について初歩的な統計分析を行った.その結果,授業中の私語,授業への出席,キャンパスでの喫煙,脱法ハーブの使用,未成年飲酒と喫煙の経験者数は男女間に有意な相関関係がみられた.性別では,男女共に未成年飲酒と未成年喫煙に対する意識は,規範意識によるものではなく,健康意識によって判断される傾向にある.さらに男子学生は女子学生に比べて未成年飲酒と喫煙の経験者数の割合が高く,規範認知では大学生の意識の低さが目立っている.これらのことから,大学生初年次への規範教育は重要であり,キャンパスの規範意識を高めていく教育環境作りの必要性を示唆する.1.問題提起2.社会規範に関する一般的記述3.調査の目的と概要4.考察:規範意識の空間表象5.結語
著者
東 俊之
出版者
京都産業大学
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.125-144, 2005-12

はじめにⅠ.リーダーシップ論の系譜Ⅱ.変革型リーダーシップ論の展開Ⅲ.組織変革論と変革型リーダーシップⅣ.変革型リーダーシップ論の新展開と今後の課題おわりに
著者
井村 直恵
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー = Kyoto Management Review (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.295-309, 2018-03-15

リスクマネジメントは定義も多様で,分析視点も多岐にわたる.法令で求められる内部統制システムを持つ企業でもアウトプットが異なるのは,現場での運用が異なるからである.本研究では,Weick&Suttcliffe(2001, 2007, 2015)らによる高信頼性組織で主張する「マインドフル」な組織文化が日本企業内でどの程度存在するのか,企業を人的被害の大小・経済的被害の大小で4 類型に分け,類型の違いと文化について10 社からの聞取り調査の結果をテキスト分析した.分析の結果,インフラ系の企業(人的被害大×経済的被害大)の企業は,マインドフルな文化を持ち,一般企業の多くが個人の愛社精神やコミットメントに依存したリスクマネジメントを行っている事が示された.