著者
池見 元宏
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.79, no.11, pp.796-801, 1984-11-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
7

全国有数の酒どころ秋田県の酒造技術向上の歴史について解説していただいた。先進地からの技術導入にはじまって, 花岡正庸先生の指導, 山内杜氏の育成, 県指導機関による指導と人材養成, 6号酵母の開発等の努力についてのべられている。
著者
笠原 秀夫
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.583-586, 1963-07-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
7
被引用文献数
6 7
著者
菅間 誠之助
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.9, pp.927-935, 1967-09-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
27

本特集に取り上げた「酒造場の汚染」が, 酒造場のこうじ, 酒母, モロミあるいは空気の「微生物的なヨゴレ」を意味することを, 最初にお断わりしておこう。さて, モロミで酸が増す, ボーメの切れが悪い, どうも酒質が鈍重で香りが良くない… これらの原因の一部あるいは大部分が「酒造場の汚染」にあることが最近はっきりしてきた。「汚染がなぜ, どのように起こるか?」この重大な問題を, 筆者は豊富なデータと広い知識をもとに, 明快に, かつ大胆に解き明かしてくれている。
著者
難波 康之祐
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.19-21, 1971-01-15 (Released:2011-11-04)

ここ2, 3年来, 仕込みが大型化し, 製きく能力とのかねあいから, 酵素剤の実用化が, 静かな足取リで進んでいる。実際に使う杜氏さん方のために, 清酒用の酵素剤の解説をお願いした。2回連載であるが, 今回1まその使い方, もろみ用には, あるいは四段用には, どんな性質のものをどのくらい使ったらよいかについて述べている。
著者
岸場 利之
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.65, no.12, pp.1033-1034, 1970

チェーンストアは多店舗展開によって企業全体のスケール・メリットを追究するのが経営の本質であるが, 一般小売店との関係上なかなか免許がもらえない。免許の大幅緩和が遂行された暁には, チェーンストアは酒の流通だけでなく商品形態, 販売方法までも革新することであろう。
著者
菅野 信男 永谷 正治 佐藤 信 大塚 謙一
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.45-49, 1981-01-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
12

清酒の品質の個性化を図ることを目的として, 異種酵母の混合発酵による醸造を行った。混合に際しては, 協会7号と清酒酵母とは異なる他属種の酵母8株を使用した。小仕込醸造試験を行い, 製成した清酒の成分の分析および官能検査から, S. roseiとT. collionlosaを選択した。それらの株につき更に仕込試験を行い検討した結果, s. roseiとの混合発酵の場合に味の軽い良品質の清酒が得られた。なお混用に際しては酵母仕込で行う方が酒母仕込より効果を上げることができると推察された。
著者
西村 敏蔵
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.1, pp.44-48, 1969-01-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
9

西京, 府中, 讃岐などの名を冠した白味噌は, 関西を主産地とする特殊な味噌である。多糖低塩型の甘味噌であるから, 保存性の少ない高級な味噌で, 今後の消費増が期待される。