出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.456, pp.16-19, 2008-09-26

建設コンサルタント会社の設計ミスに対し、発注者が損害賠償を求める事例が増えている。成果物の瑕疵修補はもちろん、瑕疵に起因する補修工事の費用を請求するケースが目に付く。受注者のミスや不正に対して賠償請求しない発注者が責められる時代だ。責任を問う発注者の姿勢はますます強まるに違いない。一方で、設計を担当する建設コンサルタント会社にとっては死活問題だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.701, pp.37-39, 2018-12-10

都市部の住宅街を襲った阪神大震災や東日本大震災の大規模地震、さらには福岡県西方沖地震、芸予地震などの中規模地震で例外なく起こる被害がある。谷地を埋め立てた盛り土の被害だ。 今年9月に震度7を記録した北海道地震でも、同様に盛り土被害が住宅街で…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.464, pp.62-63, 2009-01-23

2010年3月の開港を目指して整備中の百里飛行場(茨城空港)は、コストを徹底的に抑えた。国内線就航の目途が立たないなか、設計変更して日本初の格安航空対応ターミナルを整備。事業費に見合ったサービスを提供する。搭乗橋をなくしてコスト削減 茨城空港は、首都圏の空港の利用者急増に対応する目的で整備が決まった。国は乗降客数を年間80万人と見込む。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.634, pp.24-27, 2016-02-22

現地ルポ 毎日7000人弱の作業員が事故収束と廃炉に向けて働く東京電力福島第一原子力発電所。本誌記者は1月27日、日本記者クラブ取材団の一員として現地入りした。 福島県楢葉町のJヴィレッジで本人確認を済ませ、バスで発電所へ向かう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.270, pp.72-76, 2000-12-22

合図がかかると,両岸に待機していた2人の係員が,手にした掛け矢を振り下ろした。一振り,二振りと,最も岸寄りの横桟木をたたき付ける。横桟木が打ち抜かれた瞬間,それまで水を満々とたたえていた板羽目堰は川の中へと崩れ落ちた。 11月9日午前10時半,千葉県市原市を流れる養老川で西広板羽目堰さいひろいたはめぜきの開放式があった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.505, 2010-10-08

千葉県流山市に都市再生機構が整備を進める流山新市街地地区に、見慣れない二つの調整池が並ぶ。一つは治水のために必要な市野谷調整池、もう一つは水鳥が工事中に"仮住まい"するための暫定調整池だ。 市野谷調整池は、暫定的に掘削したあとで市街地の区画整理を待ち、さらに深さ3mを掘削する手順で整備することになっていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.219, pp.56-58, 1998-11-13

大阪府下の東大阪市が発注した「平成10年度公共下水道第16工区管きょ築造工事」。これが全国的に大きな関心を集めた推進工事の正式名称だ。 この工事は同市が初めて予定価格と最低制限価格を事前公表したものの一つ。9月11日に実施した一般競争入札には,同市のB2ランク以上で,類似の推進工事の実績をもつ47社が参加。
著者
三上 美絵
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.498, pp.36-44, 2010-06-25

「大林組は現場をやりたい人材を求めていると聞き、就職先に選んだ」。社会人5年目を迎えた大林組の永田礼子氏は、入社の動機をそう話す。新人研修を終えてすぐに現場へ配属され、現在は首都高速道路中央環状品川線大井地区トンネル工事でPC(プレストレスト・コンクリート)橋の施工管理を担当している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.637, pp.35-37, 2016-04-11

事故があったのは、川田建設・成南建設JVが熊本市から受注した熊本西環状線下硯川高架橋の上部工事。延長261mのPC(プレストレスト・コンクリート)6径間連結ポストテンション少主桁橋を、架設桁架設工法で建設していた。 A1橋台とP1橋脚それぞれの上に設置し…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.340, pp.46-49, 2003-11-28

」200人の社員は同日,解雇通告を受け取った。ほぼ支店ごと別の建設コンサルタント会社に移るなど,これまで築いた地盤を生かして新たな道を歩み始めた。 2001年11月の梶谷エンジニアの破たんは,社員にとっても突然の事だった。当時,盛岡支店の技術部門のチーフだった渡辺平太郎氏は「破産する状況だとは感じてもいなかった」と話す。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.416, pp.52-55, 2007-01-26

発注者が陣頭指揮を執って設計から施工までを差配する直営方式は,平成の時代に入って完全に過去のものになった。それから20年近くたったのに,「発注者も受注者も多くが,頭では理解していても抜け切っていない」(西川氏)。 上の図は,直営時代の仕事の進め方を示したもの。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.219, pp.82-85, 1998-11-13

97年9月に北海道千歳市の北海道横断自動車道千歳ジャンクションCランプ橋で死者3人,負傷者3人を出した送り出し架設中の橋桁落下事の調査結果がこのほどまとまった。学者などで構成する事故対策検討会が事故の原因究明にあたったが,原因の特定には至らず,「いくつかの要因が絡み合って事故が起きた」との結論にとどまっている。 事故は97年9月2日早朝に起きた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.587, 2014-03-10

五輪開催に向けた首都圏のインフラ整備で注目の国道357号。東京湾岸道路の一部に位置付けられている路線だ。同路線の都内区間の"渋滞名所"で進行していた大型改良事業で、1件がこの2月に完成、もう1件が3月に完成する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.662, pp.46-49, 2017-04-24

NJSでは、今回の不正に取締役など上層部は関与していなかったとしている。ただ、会社として不正をチェックできなかったことは大きな問題だ。営業と積算の分離という、不正を防ぐための基本方針が守られていなかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.690, 2018-06-25

鹿島は、海面に着水して水中を撮影するドローン「SWANS(スワンズ)」を開発した。サンゴや地形情報の調査に適用する。水生生物のモニタリングにドローンを用いるのは、業界初の試みだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.607, 2015-01-12

CheckPoint・新青森─新函館北斗間が2015年度末に先行開業し、函館以北の工事本格化・国土交通省は15年度予算の概算要求で、全線開業の前倒しを求めている 鉄道建設・運輸施設整備支援機構が整備中の北海道新幹線では、新青森─新函館北斗間(延長149km、事業費5508…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.656, 2017-01-23

関連キーワード近畿地方交通審議会おおさか東線上下分離方式梅田貨物線 国土交通省近畿運輸局の近畿地方交通審議会が大阪鉄道網の整備を含む「近畿圏における望ましい交通のあり方」を答申したのは2004年10月のこと。その後、08年におおさか東線の放出(はな …
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.689, pp.18-19, 2018-06-11

国指定重要文化財「日本橋」(東京都中央区)の上空をまたぐ首都高速道路の地下化ルートが決まった。既存の首都高八重洲線を500mほど活用して、新たにトンネルを建設する区間を1.2kmに抑えた。2020年の東京五輪後に着工する予定だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.656, 2017-01-23

関連キーワード鉄道・運輸機構整備新幹線小浜・京都ルート 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が建設中の整備新幹線の区間で特に延長が長い北海道新幹線の北側、新函館北斗─札幌間(延長211km)は今年、着工区間が大幅に延びる。2016年12月時点…
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.516, pp.60-71, 2011-03-28

九州新幹線の博多─新八代間約130kmでは、密集市街地や地下水など、工事中の周辺環境への悪影響の低減が大きな課題だった。トラブルの芽を摘むために計画や工法を変更し、工期やコストの圧縮を図った。