著者
森田 創
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.738, pp.106-111, 2009-09-02

グーグルはWebブラウザ「Google Chrome」など100種類を超えるオープンソースプロジェクトを社外に公開している。「Google Code」という開発者向けWebサイトでは、ソースコードだけでなく、グーグル社員同士のやり取りや仕事の進め方まで公開されている。そこから垣間見えるグーグル気質を分析する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.479, pp.201-203, 1999-09-27

「預金を引き出したはずなのに,残高が減っていません」。1999年7月19日の午前中,香川県を中心に店舗展開する百十四銀行の丸亀出張所の係員は,こんな問い合わせを受けた。問い合わせたのは,同出張所のATM(現金自動預け払い機)を利用した女性客だった。 不思議に思いながらも,係員は百十四銀行の本部に連絡。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.761, pp.34-39, 2010-07-21

ミッションクリティカルなシステムでも安心してLinuxを選べるようになった理由はいくつかある。「信頼性の向上」、「保守サポートの充実」、「高性能・高信頼のx86サーバーの登場」、「マイグレーションサービスの充実」について、詳しく見ていこう。UNIXと信頼性はほぼ同等に 最初に信頼性の向上について、企業向けLinuxで約85%のシェアを占めるRHELを例に見てみよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.778, pp.92-99, 2011-03-17

日米IT企業で業績の明暗がくっきりと分かれた。増収増益を達成し、矢継ぎ早に大型買収を進める米国勢に対し、日本勢は内需低迷に苦しんでいる。しかしそれは、事業環境の違いのみでは説明できない。株式時価総額と手元資金、収益性といった財務の視点で比較すると、違う地平が見えてくる。 「5年前は米国勢との差が開きすぎて、トップランナーの姿が全く見えなかった」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.775, pp.30-33, 2011-02-03

日本でも導入事例が増えているグーグルの企業向けアプリケーション群「Google Apps」。無料版は利用者50人までで、電子メール「Gmail」や文書作成・共有の「Googleドキュメント」、スケジュール管理の「Googleカレンダー」、Webサイト作成・管理の「Googleサイト」など基本的な機能を使える。サポートは問い合わせメールで受け付ける。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.480, pp.119-122, 1999-10-11

99年8月のアクセス件数は3万5000件,見積もり依頼の件数は約100件。成約率は数%-。日産自動車が行っているインターネットによる新車の価格見積もり・商談予約サービス「Clicar(クリッカー)」の実績値である。100件の数%といえば,せいぜい5,6台。「これでは商売にならないのでは」と思えるが,日産の見方は違う。 「自動車販売が低迷している時期だけに,まずまずの数字。
著者
Torvalds Linus
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.526, pp.96-98, 2001-07-16

UNIX互換OS「Linux(リナックス)」が1991年に公開されてから10年。企業情報システムのサーバーからPDA(携帯情報端末)まで,幅広く使われるOSへと成長した。同時に,いくつかの問題点が浮かび上がっている。Linuxは一つのソースコードのままで大丈夫なのか。デスクトップ市場で本当に普及するのか。
著者
Torvalds Linus
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.743, pp.52-55, 2009-11-11

1969年12月生まれの39歳。ヘルシンキ大学コンピュータサイエンス学部の大学院生だった1991年秋、UNIX互換OS「Linux(リナックス)」の開発を始める。ソースコードをインターネットで配布し、共同開発するボランティアチームを組織、1994年春にLinux V1.0を世に送った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.486, pp.139-141, 2000-01-03

1999年11月11日。平成で言えば11年11月11日となる。この日の11時11分に,JR各社の「みどりの窓口」の販売端末から発券された入場券には,「11.11.1111:11」と印字された。JRの入場券は自動券売機で購入するほかに,みどりの窓口でも購入できる。「1」が並んでいてもなんの意味もないが,鉄道ファンなら記念にこの入場券を持っていたくなるかもしれない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.553, pp.19-21, 2002-07-29

Webアプリケーション・サーバー・ソフト市場を巡るベンダー各社の動きが過熱してきた。サンとマイクロソフトはそれぞれ,来年初めにかけて出荷するサーバーOSに,アプリケーション・サーバー機能を統合する。迎え撃つBEAシステムズも周辺ミドルウエアの取り込みを急いでいる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.639, pp.102-104, 2005-11-14

携帯電話大手のボーダフォン日本法人が、数百億円を投じて開発し、来年初め稼働させる予定だった基幹系システムの全面刷新を断念した。今年3月のことだ。暫定措置として、全国9地域で個別に動かしている既存システムを統合し、来年7月に稼働させる方針に変更した。なぜ、中断に追い込まれたのか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.484, pp.178-181, 1999-12-06

ここに来てネットソーシング・サービスの選択肢は一段と広がりを見せている。ASPサービスがにわかに注目を浴びるようになり,多数のベンダーが1999年10月以降,次々とASP事業への参入を表明したからだ(表1)。 ASPサービスにはアプリケーションによってさまざまな種類があるが,基本的な仕組みはどれも同じである。
著者
金沢 好宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.668, pp.140-143, 2006-12-25

前号までのあらすじ 葉山銀リースのウェブサイトがクラッキングされる。予告どおりだった。さらに、顧客情報が漏れたことをマスコミにばらすという脅迫状が封書で届く。差出人名には退社時に顧客情報を持ち出した熊谷のメールアカウントが使われていた。熊谷の同期である情報システム部の三津井課長は本人に会って事情をきくが、熊谷は潔白であることが判明する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.762, pp.82-84, 2010-08-04

新規顧客である大塚製薬の商談で、若手の営業担当者がミスを重ねた。競合は顧客と長い付き合いがある。京セラコミュニケーションシステムは劣勢だった。にもかかわらず、営業チームには「受注できそうだ」といった楽観ムードが漂う。「このままではまずい」。営業部長はメンバーを叱咤し、最終プレゼンテーションに臨んだ。
著者
真田 哲弥 木暮 祐一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.706, pp.150-153, 2008-06-15

関西学院大学在学中から数々の会社を設立。1997年アクセス(現ACCESS)でiモードの仕様策定、ブラウザ開発に携わる。98年サイバードを設立し、副社長兼CTO(最高技術責任者)に就任。2000年サイバードのR&D部門としてケイ・ラボラトリー(現KLab)を設立し現職携帯電話研究家木暮 祐一1980年代後半より日本のケータイ業界動向をウォッチ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.446, pp.139-141, 1998-06-22

97年夏に大流行した「マクロ・ウイルス」騒動から1年。コンピュータ・ウイルス対策ソフトは,今やパソコンに欠かせない"必須アイテム"として,企業ユーザーにもすっかり定着した。このウイルス対策ソフトの分野で代表的な製品の一つが,トレンドマイクロ(東京都新宿区)の「ウイルスバスター」である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.640, pp.48-51, 2005-11-28

電子政府のもう一つの重点課題は、「IT化に対応した行政の業務改革」。具体的には、IT調達コストの削減と、省庁内の業務プロセスの見直しだ。そのため2003年末には、外部からIT専門家を招く「CIO補佐官制度」をスタートさせた。ところが今、現場のCIO補佐官からは「力を発揮できない」といった声が聞こえる。IT導入に不可欠な仕様決定が今も先送りされている。
著者
細川 泰秀
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.663, pp.124-127, 2006-10-16

「ITベンダーにはもっと元気になってもらわなければ困る」。日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の専務理事を務める細川泰秀氏はユーザー企業の代表としてエールを送る。ITベンダーに、"3T職場"を提言する。楽しい、高い報酬、定時で帰れる、の頭文字をとったものだ。その実現には、JUASの分科会での研究が役に立つと見ている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.777, pp.40-47, 2011-03-03

企業で本格的にスマートフォンを活用するならば、MDM(モバイルデバイス管理)と呼ばれるシステムの構築が不可欠だ。 MDMシステムを使えば、社内外にあるスマートフォンがどのように使われているかを、システム部門側で集中管理することができる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.781, pp.118-121, 2011-04-28

Twitterの情報を企業で有効活用するためのツールやサービスが続々と登場している。自社商品に関連するつぶやき(ツイート)を数え、強い影響力を持つ消費者の言動をとらえることで、マーケティング活動の効果を検証したり、製品の問題点を早期に発見したりすることなどが可能になる。製品・サービスの動向から、活用シーンを探った。