著者
向井 宏之
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.624, pp.68-70, 2005-04-18

1981年に「IBM PC」を開発し、今のパソコンの原型を作った米IBM。そのIBMは昨年12月、パソコン事業を中国の聯想集団(Lenovo)に売却すると発表した。一部では「IBMはパソコン事業の将来性を見限った」との指摘もある。だが、この5月にも発足する新Lenovo日本法人の代表に就任予定の向井宏之氏(日本IBM理事)は、こうした見方を一蹴する。
著者
池田 輝久
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.545, pp.140-143, 2002-04-08

ビジネスは祭りである。ビジネスという祭りが元気よく勢いよく展開され,そこで勝利を得られるかどうかは,メンバーの頑張りにかかっている。参加者全員がそれぞれの与えられた役割を,「ワッショイ,ワッショイ」と地響きが起こるように演じてこそ,勝利の美酒にありつける。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.766, pp.100-102, 2010-09-29

食品スーパー7社のネットスーパーのWebサイトが7月末に相次ぎ不正アクセスを受け、合計1万2000件のクレジットカード情報が流出する事件が起きた。スーパー各社はネットスーパーのサイトを閉鎖。7社のシステム運営を受託するITベンダーが原因の調査を続けている。 日本全国で猛暑日の記録更新が相次いだ今夏。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.468, pp.156-159, 1999-04-26

3月末に登場し,瞬く間に全米を震撼させたマクロ・ウイルス「Melissa(メリッサ)」。電子メールを利用してウイルスをまき散らす新しい手口,一般メディアによる連日の報道,米連邦捜査局(FBI)の捜査など,まさに異例ずくめのウイルス騒動に発展した。FBIによる容疑者の逮捕により報道は沈静化したが,"凶悪"なウイルスは増加の一途である。
著者
日本情報システムユーザー協会IT匠フォーラム
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.638, pp.138-141, 2005-10-31

前号までのあらすじ レガシー・システム刷新プロジェクトの立て直しを命じられたJUAS産業システム企画部部長の金山は、信念を曲げて、ERPパッケージの全面導入を決断する。翌年8月までに新システムを動かすための苦渋の決断だった。だが、ベンダーのヤマト事務機器を交えて検討すると、思ったよりもアドオンとして開発しなければならない機能が多いことがわかってきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.729, pp.103-105, 2009-04-29

ETC特需を生んだ「高速料金の上限1000円」への値下げ。過去に例がない大幅な値下げだが、システム面の対応も過去になく困難なものだった。複雑な料金体系と短期の開発スケジュールを両立させるため、一部に名寄せによるバッチ処理を利用するなど"苦肉の策"の対応となった。 4月29日から、高速道路の通行料はさらに安くなる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.777, pp.76-83, 2011-03-03

「ベストサービス」はクラウドらしい特徴を備え、現行システムから移行しやすいサービス(とその提供ベンダー)を認定するもの。今回は今年1月末時点で提供中のサービスを対象にした。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.470, pp.117-119, 1999-05-24

●各サーバーの動作状況をきめ細かくチェックし,ディスク装置の飽和や,アクセス要求の送信異常など,トラブルの原因を突き止めた 「復旧に5時間以上もかかったのは,今回が初めて」。大手IP(インターネット・プロバイダ)「ASAHIネット」のシステム運用管理を担当するエースネット(東京都中央区)の梅村守社長は,悔しそうにシステム・トラブルを振り返る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.593, pp.22-25, 2004-02-09

銀行でATM(現金自動預け払い機)の障害が続発している。1月11日に合計23行で起きたトラブルは、日本IBMのソフト製品で"2038年問題"が表面化したのが原因。26日に銀行間の提携ネットワーク「統合ATM」で発生した障害は、NTTデータが開発したシステムのプログラム・ミスが原因だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.745, pp.86-88, 2009-12-09

日本赤十字社は10月30日、骨髄バンクに登録しているドナー(骨髄提供希望登録者)の一部を4年間にわたり正常に登録できていなかったことを公表した。原因はデータベース間のデータ受け渡しにおけるプログラムのバグ。2005年のシステム稼働以来、3回目となるプログラムミスだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.656, pp.100-104, 2006-07-10

大阪証券取引所が、総額69億円を投じて売買システムを刷新した。メインフレームから、UNIXサーバーを使った完全なオープン系に移行した。要件定義に手間取り稼働時期を半年延期したが、開発体制を見直すと同時に、要件の再定義を敢行し開発規模を縮小、さらにメーカーが必死の努力で性能を確保し、2月の稼働にこぎつけた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.528, pp.28-30, 2001-08-13

毎週のように報告されるソフト製品などのセキュリティ・ホール。これを突いて悪質な行為を働く不正プログラム(ワーム)の活動が激しくなってきた。中でも「Code Red」と「sadmind/IIS」という2種類のワームは,5月から7月にかけて,Webページ改ざんの被害をもたらした。セキュリティ・ホールが発見されてから,それを狙ったワームが発生するまでの時間は短くなっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.614, pp.160-166, 2004-11-29

ITで会社に貢献する—。損保首位、東京海上日動火災保険のIT部門は、このシンプルだが極めて難しい問題に挑み続けている。キーワードは透明化。経営や企画部門、現場がITをフル活用できるように、システムの役割や便利さ、さらにシステム化に必要なコストや期間、リスクを説明することにこだわる。
著者
城 繁幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.642, pp.56-59, 2005-12-26

人事評価制度に成果主義を取り入れるIT企業が急増しているのは、特集(40〜55ページ)の調査結果からも明らかだ。書籍『内側から見た富士通』で成果主義に傾倒する日本企業に警鐘を鳴らした元富士通の人材コンサルタント、城繁幸氏は「富士通などの"先行組"はよい方向に向かっている」と評価する一方で、「社員はキャリア意識を高めよ」と強調する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.629, pp.146-148, 2005-06-27

システムの処理能力不足が原因で、新規上場申請の受け付けを凍結——。大阪証券取引所が運営するヘラクレス市場でこんな異常事態が起きている。事態が長引けば、上場を考えるベンチャー企業にも、投資家にも影響は大きくなる。根本原因はどこにあるのか。一連の経緯を追う。 「今回のシステムの問題は、取引所の根幹にかかわる存在だ。私は以前からこの問題について取り上げてきた。
著者
齋藤 浩貴
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.645, pp.136-139, 2006-02-06

1990年に弁護士登録。1995年、米国ニューヨーク州弁護士登録。1994年に米ニューヨーク大学ロースクールの法学修士課程を修了後、翌年8月までサンフランシスコの法律事務所で執務。現在は主に、IT、エンターテインメントに関連する内外の企業取引に携わっているベンダーに委託して商品管理システムを開発し、納入されたシステムを自社で使用しています。
著者
田口 潤
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.680, pp.98-103, 2007-06-11
被引用文献数
3

日本のIT人材育成策が進展し始めた。情報処理技術者試験制度の抜本的な見直しや、IT専門の大学院大学を設置するなど、「官」と「学」、そして「産」が連携してIT人材の高度化を図る。「日本のIT人材は崖っぷち。このままでは基幹産業の競争力に悪影響が出る」(経団連の張富士夫副会長)という、産業界の強い危機感を受けてのことだ。
著者
櫻井 よしこ
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.740, pp.42-45, 2009-09-30

ハワイ大学歴史学部を卒業後、1971年から「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局勤務。75年にアジア新聞財団「DEPTH NEWS」の記者として活躍、78年に東京支局長に就任。80年から96年まで日本テレビのニュースキャスターを務める。現在はジャーナリストとして活動。著書多数。近著に『櫻井よしこの憂国〓論戦2009』(ダイヤモンド社)、『明治人の姿』(小学館)などがある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.512, pp.189-191, 2001-01-01

2000年11月10日,東京三菱銀行は「弊行ダイレクトバンキングに関するお詫びとお知らせ」という文章をホームページに掲載した。「振込手数料を取りすぎなのではないか」というクレームが利用者から寄せられたことに対して,落ち度があったことを認め,該当する利用者全員に取りすぎていた分を返金するという内容である。
著者
入澤 拓也 山崎 徳和
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.722, pp.142-145, 2009-02-01

2002年クリプトン・フューチャー・メディア入社。携帯コンテンツの企画・開発に従事した後、2007年エコモットを設立。モバイルネットワークを使ったカメラシステムや遠隔制御システムを開発・販売する。2008MCPC Awardモバイル中小企業賞受賞、MCPCモバイルシステム技術検定2級。