著者
伊藤 英一
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.84, no.6, pp.161-208, 2011-06

十時嚴周先生追悼論文集論説一 忘却の重要性とネット上の記憶 二 クラウド(雲)の中の記憶と忘れられる権利三 忘れさせてくれない ︑忘れてもらえない社会四 プライバシーの終焉と個人情報五 行動広告の興隆と個人の行動予測六 忘却への権利 ︑忘れられる権利七 忘却権創設への道程八 忘却権の模索九 忘却権とグローバル化一〇 忘れっぽい人間とクラウド(雲)の中の記憶との調和一一 時の流れと忘却の復権一二 めくるめく忘却のパラドックス
著者
安田 淳
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.77, no.5, pp.1-36, 2004-05

論説第一章 間題の所在第二章 捕虜送還問題の始まり第三章 双方の譲歩と中国の驚き第四章 中朝側のジレンマ―交渉継続の願いと反発第五章 軍事情勢―志願軍による限定的な戦役の発動第六章 結語
著者
安田 淳
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.75, no.1, pp.231-260, 2002-01

第一章 問題の所在第二章 交渉再開をめぐる中朝側の譲歩第三章 第六次戦役の中止第四章 国連軍の夏季・秋季攻勢第五章 軍事分界線交渉の妥結第六章 結語山田辰雄教授退職記念号
著者
並木 和夫
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.66, no.12, pp.p113-141, 1993-12

序論一, 重要事実の解釈の必要性二, アメリカ合衆国における重要性の判断基準 (一) 証券取引法と規制 (二) 重要性の判断基準 (三) Texas Gulf Sulphur事件 (四) TSC Industries, Inc. v. Northway, Inc.事件 (五) Staffin v. Greenberg事件 (六) Greenfield v. Heublein, Inc.事件 (七) Flamm v. Eberstadt事件 (八) Basic v. Levinson事件三, Basic v. Levinson事件と未決定事実 (一) Basic v. Levinson事件の内容と判旨 (二) 原則合意基準の根拠とその批判 (三) 未決定事実の重要性四, 我が国における未決定事実の重要性の判断 (一) 重要性の判断の必要性 (二) マクロス事件とその判決 I マクロス事件の内容 II マクロス事件の判決 (三) マクロス事件と未決定事実 (四) マクロス事件と重要性の判断結論阪埜光男教授退職記念号
著者
櫻井 雅夫
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.78, no.7, pp.59-86, 2005-07

はじめに第一部 アメリカの海外投資保証制度 一 開発途上国における米系企業の国有化、一九六〇年代 ~七〇年代 ニ アメリカの投資保証制度 三 CIAとITTのチリ内政関与第二部 米系企業の国有化とOPIC 序説 一 交渉当事者としての被保険者 二 投資家が交渉した現金による解決 1 ラルストン・プリーナ事件 2 ノーザン・インディアナ・ブラス事件 3 投資家(企業)による自発的交渉 三 投資家が交渉し解決した事件でOPICが資金上関与し たもの 1 ミナ・マチルデ事件 2 ペスレヘム・チリ・アイアン・マインズ事件 3 レイノルズ・メタルズ事件 4 パーソンズ・アンド・ホイットモア事件とセーロ事件 5 解決交渉におけるOPICと投資家との間の協力 6 解決交渉におけるOPICと投資家との間の衝突分野 --(七八巻六号) 四 OPICと被保険者との間の交渉で解決された事件 1 ITT事件 2 ブレイドゥン・カッパー事件 (付)AAAの仲裁判断で解決された事件 1 ヴァレンタイン・ペトロリアム・アンド・ケミカル対AlD事件 2 リヴィア・カッパー・アンド・ブラス対OPIC事件 五 OPICと外国政府との間で交渉された解決策 1 フェアーン・フーズ事件 2 チリ・カッパー(エクソティカ鉱山) 事件結論--(以上本号)資料
著者
赤木 完爾
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.57, no.9, pp.p28-62, 1984-09

序説 : 問題の所在第一章 政策目的としての「静謐保持」 一 日・仏印関係の枠組 二 「静謐保持」の政策 三 仏印内部の情況第二章 戦争目的の再定義と仏印処理 一 「大東亜新政策」と仏印 二 独立運動と日本第三章 武力処理の決定と統治問題 一 戦局の悪化と武力処理の決定 二 「印度支那政務処理要領」第四章 結論註記論説
著者
畠山 武道
出版者
北海学園大学法学会
雑誌
法学研究 (ISSN:03857255)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.573-623, 2004-12
著者
有賀 誠
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.76, no.12, pp.273-298, 2003-12

第一章 希望の党派でなくなった左翼 : R・ローティの不満第二章 ますます分断化される社会 : R・ライシュの診断第三章 民主主義的実験主義に向かって : R・アンガーの希望鷲見誠一教授退職記念号
著者
内川 正夫
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.p235-257, 1995-01

中村勝範教授退職記念号問題の所在一 政界再編機運の昴揚二 新党結成準備会の成立三 新党結成の合意四 結成大会直前の混乱結語
著者
明石 欽司
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.85, no.11, pp.1-30, 2012-11

序論第一章 ボダンの国家・主権理論と『国家論』における「国際関係」・「国際法」の位置付け(以上、本号)第二章 主権者間の関係を規律する法規範の存在可能性と「国際法的規範」第三章 ボダンのユース・ゲンティウム(jus gentium: le droitdes gens)観念結論(以上、八五巻十二号)論説
著者
木村 弘之亮
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.70, no.8, pp.23-59, 1997-08

第一章 概説 第一節 日本国憲法八四条にいう法律 第二節 法源の性質第二章 国際租税法規範 第一節 対外取引税法 一 定義 二 広義における対外取引税法 三 狭義における対外取引税法(「片務的救済措置」) 四 小括 第二節 国際条約法 一 条約締結権 二 包括的二重課税条約 三 相互宣言 四 二重課税条約 1 二重課税条約と一般の国内法との関係 (1) 二重課税条約の国内的効力 (2) 二重課税条約の国内適用の可能性 (3) 日本の法体系における二重課税条約の優先順位 2 二重課税条約と国内実体規定との関係 (1) 二重課税条約の消極的効果の原則 (2) 消極的効果の原則違反 ………(七十巻七号) 第三節 一般国際公法 一 慣習国際法 1 総説 2 治外法権をうける者の租税免除 二 法の一般原則 三 補助手段としての法源 1 判決 2 学説 3 国際機関の決議 第四節 超国家法規範(EU法など)第三章 規範の階層 第一節 確立された国際法規 第二節 国際条約法の順位 第三節 超国家法規範(EU法など)の順位 第四節 国内規範の順位第四章 国際法と国内法の関係 第一節 二元論と一元論 第二節 国際法の国内的効力順位第五章 結語………………………………………(以上本号)論説
著者
石原 全
出版者
一橋大学
雑誌
法学研究 (ISSN:04393260)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.3-47, 2001
著者
太田 達也
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.74, no.6, pp.63-92, 2001-06

一 はじめに二 香港における犯罪被害補償制度の概要と運用状況 --(以上、七四巻五号)三 改正・犯罪被害者等給付金支給制度の課題四 小括 --(以上、本号)論説
著者
池井 優
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.58, no.11, pp.p1-20, 1985-11

はじめに第一章 独ソ接近をどうみるか第二章 独ソの接近は予測できなかったのか第三章 日本への影響と今後の方針第四章 結びにかえて : 日本はどのような教訓を得たか論説
著者
堤林 剣
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.33-67, 2000-03

第七章 ダンによる軌道修正と新たな方法論的可能性の模索 第一節 ロックの政治思想の今日的有意性をめぐって 第二節 ダンによる新たな方法論的主張 一 今日の政治思想(史)研究に対するダンの危機意識 二 政治思想史研究における課題と方法論の類型第八章 丸山眞男の思想史方法論 第一節 「思想史」と「思想論」の区別 : アンビヴァレンスと「意図せざる結果」の重視 第二節 思想のレヴェル化第九章 パラドックスの連鎖に着目する思想史方法論の模索 第一節 「フィクション」の政治的作用をめぐって : 政治思想史研究の一課題 第二節 「フィクション」と現実観の解釈学的循環 : 均衡と変遷 第三節 パラドックスの連鎖に焦点を当てる思想史方法論の可能性について論説