著者
田口 茂 吉田 正俊 西郷 甲矢人 宮園 健吾 谷 淳 田中 彰吾 山下 祐一 西尾 慶之 武内 大 富山 豊
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2020-04-01

「意識とは何か」という問題は、現代において哲学と科学と医療にまたがる大問題である。本研究の目的は、この大問題に、以下の三つの方法を組み合わせてアプローチすることである。①第一に、「現象学」を一つの理論的な核として、哲学・精神医学・神経科学・ロボティクス・数学の密接な学際的共同研究を行う。②第二に、「意識変容」という正常な意識状態からの逸脱に焦点を当て、変容した意識と正常な意識とを対比することにより、意識の本質的特性に迫る。③第三に、「圏論」という数学的理論を用いて、上述の諸研究から浮かび上がる関係論的構造を分析する。これにより、意識研究を一段新しい次元にもたらす新たな理論的枠組みを提起する。

言及状況

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ぜひご参加ください。言語は英語です。 なお今回は、科研費基盤研究(A)「意識変容の現象学」主催、CHAIN共催です。 https://t.co/vfrFAvse9F
本日16:45から、CHAINセミナー#18 宮園健吾さんのトークです。テーマは 「統合失調症、サリエンス、アフォーダンス」 https://t.co/UZ1cxMB99d 科研費基盤A「意識変容の現象学」の研究成果を含みます。https://t.co/vfrFAvJhbF ぜひご参加ください。 #CHAIN_HU https://t.co/jAyp6xldTq
哲学で基盤研究Aはすごい・・・。 https://t.co/c8LutdZghp https://t.co/34xKLcTuje
哲学で基盤研究Aはすごい・・・。 https://t.co/c8LutdZghp https://t.co/34xKLcTuje
CHAINではポスドクを1名公募します。基盤研究A「意識変容の現象学」のポスドクで、今年4月から任期2年です(多少の着任遅れは可)。分野は数学・哲学・認知科学・神経科学・精神医学・心理学など。近々公募が出ますので、ぜひよろしくお願いします。 https://t.co/vfrFAvJhbF #CHAIN_HU
@30eesti 基盤Bより学術変革Bは予算的には高く申請できるみたい。 あと基盤Aも意識でいける。 https://t.co/cEPLsrvyy4
昨日の研究会は、今年度採択された科研費基盤研究(A)「意識変容の現象学──哲学・数学・神経科学・ロボティクスによる学際的アプローチ」のもの。2,3週に一回位の頻度でオンライン研究会をやっている。メンバーが優秀で面白い方ばかりなので、実に刺激的。 https://t.co/vfrFAvJhbF
今年スタートした科研費基盤A「意識変容の現象学──哲学・数学・神経科学・ロボティクスによる学際的アプローチ」 https://t.co/vfrFAvJhbF こちらも結構圏論が大活躍しつつある。まずは現象学的時間意識を圏論を使って再定式化する試みで先週は盛り上がった。

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