著者
羽村 貴史
出版者
小樽商科大学
雑誌
小樽商科大学人文研究 (ISSN:0482458X)
巻号頁・発行日
vol.120, pp.97-110, 2010-11-25
著者
田林 洋一
出版者
小樽商科大学
雑誌
小樽商科大学人文研究 (ISSN:0482458X)
巻号頁・発行日
vol.128, pp.105-149, 2014-12-26
著者
今西 一
出版者
小樽商科大学
雑誌
小樽商科大学人文研究 (ISSN:0482458X)
巻号頁・発行日
vol.115, pp.23-38, 2008-03-31
著者
多木 誠一郎
出版者
小樽商科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009-04-01

伝統的な協同組合法理論によると協同組合では、組合員は利用者であり、利用者は組合員でなければならない(同一性の原則)。わが国の協同組合諸法は同一性の原則に忠実である。しかし同一性の原則は協同組合にとって本質的であろうか。本研究では同原則の相対化を目指した。これによりわが国の協同組合諸法では実現が不可能な新たな協同組合の制度設計が可能になるからである。この疑問を解くための手がかりとすべく、協同組合の利用を目的としない組合員(非利用組合員)を主として考察対象にした。考察の結果同一性の原則の相対化は可能であるが、より基礎的な協同組合の特質である助成目的との整合性を取ることは容易ではないと考える。
著者
米田 力生 中路 貴彦 山本 隆範 山田 雅博 瀬戸 道生
出版者
小樽商科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

一般的な空間である荷重付きディリクレ空間上の作用素、テープリッツ作用素、合成作用素がいつ閉値域を持つのかを特徴付けを行った。ベルグマン空間上での掛け算作用素に関しては勿論、一般的な空間である荷重付きディリクレ空間上の掛け算作用素が閉値域を持つ必要条件に関する必要十分条件に関しては知られているが、テープリッツ作用素、ハンケル作用素がいつ閉値域を持つのかに関しては殆ど知られていない。そこで、シンボルを解析函数に限定して、サンプリング集合の特徴付けを行い、その解析結果を利用して、テープリッツ作用素及びハンケル作用素がいつ閉値域を持つかに関する結果を得た。
著者
保田 隆明
出版者
小樽商科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

わが国におけるエクイティファイナンスの現状を実正分析を通じて行った。第三者割当増資、公募増資に関してそれぞれ案件の発表時の株式市場の反応を分析し、市場から評価される案件の系類を明らかにした。また、第三者割当増資、公募増資実施後の中長期の収益分析、株価パフォーマンス分析をあわせて実施し、事後的にも評価されるエクイティファイナンスのタイプを明らかにした。分析結果を要約すると、資金使途が借入金の返済ではない案件、特に第三者割当増資の場合は増資の引き受けをする株主と発行体の関係性、シナジーの有無が重要であることが分かった。
著者
中村 史
出版者
小樽商科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

平成29年度は、単著『七仙人の名乗りーインド叙事詩『マハーバーラタ』「教説の巻」の研究ー」の執筆・出版に相当な時間を費やすこととなった(平成29年12月20日出版)。この著書は、平成27年度末に北海道大学・文学研究科に提出していた博士論文「サンスクリット叙事詩『マハーバーラタ』第13巻の文学研究」を改稿し、博士論文には無かった二章を新たに付加して執筆したものである。この著書は『マハーバーラタ』第13巻「教説の巻」の文学研究を試みたものであり、『マハーバーラタ』に文学研究が少なく(決して多くなく)、『マハーバーラタ』第13巻「教説の巻」には研究そのものが少ない状況において、大きな意義を持つものと考える。特に、この著書の書名の元とした『マハーバーラタ』第13巻「教説の巻」の神話「七仙人の名乗り」については、そこに様々な文学技巧が見られるという点において、『マハーバーラタ』の神話としては非常に特異な存在である。そうした、この神話の文学性、特異性を指摘したことは、私の今後の研究の展開について大きなきっかけとなったと言える。しかし、この説話は非常に難解な説話であるため、さらなる解釈・研究を続けていかなければならないと考えられる。平成29年度10月より1年間の長期研修期間を得、京都大学文学研究科の内地研究員として、研鑽を積んでいる。その中で、『マハーバーラタ』第13巻「教説の巻」「七仙人の名乗り」の研究を英文の論文とすることが1つの課題である。
著者
佐野 博之
出版者
小樽商科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

この研究の目的は、財政的外部性を伴う地域間競争で長期的に優勢となる政策策定者の選好のタイプについて調べることである。そのために、間接的進化アプローチを用いて、地方政府間の支出競争の簡単なモデルを構築した。Edwards and Keen(1996)に従い、政策策定者の選好は住民の厚生と政策策定者にのみ便益をもたらす財政的余剰によって定義されるものと仮定した。選好のタイプは進化的均衡として内生的に決定されるものとし、純粋にbenevolentな政策策定者は長期的に生き残れないことと、住民の厚生がナッシュ均衡と比較して小さくなることを示した。しかしながら、現時点でこの研究は完成していない。
著者
赤塚 広隆
出版者
小樽商科大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2013-08-30

オイラー積やディリクレ級数の挙動と、素数分布やリーマンゼータ関数の零点分布の間の関係について研究を行った。また、素数分布や零点分布と関連するようなオイラー積やディリクレ級数の挙動について、数値的な観点から研究を行った。さらに、オイラー積の漸近挙動の研究の応用として、ある種の約数関数の上極限に関する性質についても研究を行った。
著者
小田 福男 加藤 敬太 乙政 佐吉 西本 章宏
出版者
小樽商科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

北海道から極東ロシアまでの北方圏における、北海道地域企業の産業クラスター形成と極東ロシア地域とのリンケージ・需要搬入による継続的活性化、地域ブランド強化の現状と方策を究明した。その結果、次のような知見が得られた。(1)産業クラスター形成における企業家活動、地域オープン・イノベーションのユニークな重要性。(2)地域ブランド・マネジメントにおける新規顧客とリピート顧客の異質性、各々で異なったアプローチを適用することの重要性。(3)北海道と極東ロシアとの地域間国際交流に関して、特に住宅・住宅建材分野でのロシア極東地域の現状の厳しさと長期的視点の重要性。
著者
原口 和也 佐々木 慶文
出版者
小樽商科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

ラテン方陣完成型パズルの基本問題である「部分ラテン方陣拡大問題」に対し、効率の良い局所探索法を開発した。マクマホン立方体パズルに関連して、未解決問題1つを含む3つの問題を解いた。本研究で取扱ってきたパズルを遊ぶことのできるサイト「LatinPuzzler」およびiOSアプリ「ふとうしきパズル」を開発し、公開した。
著者
高橋 正泰
出版者
小樽商科大学
雑誌
商學討究 (ISSN:04748638)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.107-130, 1990-10

論説