著者
今井弘昌
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要
巻号頁・発行日
no.39, 2010-03-16
著者
森俊夫
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要
巻号頁・発行日
no.40, 2011-03-16
著者
藤木 節子 児玉 愛子 長浜 小春
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要 = BULLETIN OF GIFU WOMEN’S UNIVERSITY (ISSN:02868644)
巻号頁・発行日
no.51, pp.35-40, 2022-02-25

家庭科教員養成において「縫う力を育てる」ために生活科学専攻では1年生,2年生で洋裁の基礎,2年生から3年生で和裁の基礎を学ぶ。2年前期に甚平,2年後期に浴衣,3年前期に一つ身の製作を行っている。3年後期では伝統衣装の製作を行いこれまでに十二単,束帯,采女装束,琉装を製作してきた。本稿では「本荘の歴史を語る会」からの依頼を受け製作した「雨乞い踊り」の衣装完成までのプロセスと,そこから見えた成果と課題について取りまとめたものである。
著者
山中 マーガレット/安藤 義久 安藤 義久
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要 (ISSN:02868644)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.53-57, 2016-01-31

この論文では,「大草原の小さな家」と「チャーリーとチョコレート工場」という二つの小説を日本の外国語教育に取り入れる際の問題点について考察する。「大草原の小さな家」は,19世紀のアメリカ中西部を舞台に,インガル一家がウィスコンシンからカンザスへ移動する際の様々な出来事を描いている。日本人学生にとってのこの作品の難しさは,当時の生活に関する英語の語彙,高校までに教えられていない熟語や擬声語の多さである。特に,アメリカの昔の生活や,日本文化とは異なる文化的語彙の多さのために,小説の理解が難しくなってしまうのである。次に,「チャーリーとチョコレート工場」は,現代を舞台にした空想小説であるので,「大草原の小さな家」のような文化的語彙の多さから生じる難しさはあまり無いが,高校までに教えられていない語彙,熟語,抽象概念のために理解が難しい部分はある。最後に,この二つの教材の中で,どちらが日本の外国語教育で妥当であるかを,筆者達の実践例から示した。
著者
吉中 みちる 齋藤 陽子 佐々木 恵理
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要 = BULLETINOFGIFUWOMEN’SUNIVERSITY
巻号頁・発行日
no.50, pp.27-34, 2021-02-25

発話能力が未熟な段階の乳幼児と手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションするベビーサイン(乳幼児用手話)について,0~24ヶ月児の母親を対象とし,アンケート調査を実施した。育児不安感,子どもとの関係,子どもに対する感じ方,育児幸福感についての回答を分析し,ベビーサインとの相関関係を調べた。その結果,ベビーサインを育児に取り入れた母親は,取り入れなかった母親に比べると,「赤ちゃんが泣くと不安になる」「泣いている理由がわからなくて困る」「自分の育児に自信が持てない」などの項目の数値が有意に低く,母親の育児不安感を低減させている可能性が示唆された。
著者
鈴木 洋昭
出版者
岐阜女子大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1988

戦後四十数年間の岐阜県議会議員の社会的属性の分析を中心とした地方議員の利益代表性についての研究を更に発展させて、地方政治を支えあるいは動かしてきた「地方名望家層」-具体的には酒造業を営む地方の名士-の変容に焦点をあてて、岐阜県の政治文化を分析し、社会学的な考察をくわえてきた。平成元年度の研究は、当初の研究目的に従い、研究計画どおりの方法で実施してきた。前年度の研究において、当初から予想されたとおり、本研究にとって重要な基礎的資料の収集、とくに政治的パトロン関係の資料収集が困難であった為に、本年度の研究は、(1)酒造業者の家系の歴史的調査,(2)酒造業者の家系をたどり、メンバ-の経歴分析のなかでの政治的役職者の調査、(3)政治的パトロン関係の調査の(1)〜(3)の調査の資料整理をおこない、研究結果のまとめをおこなった。以下、平成元年度の研究結果のまとめを記しておく。大衆政党の出現が地方名望家の政治参加に大きな変化をもたらしたことは周知の事実であるが、岐阜県内においても、政治家の輩出基盤としての酒造業者に変化がみられる。昭和63年度の研究結果のまとめとして、酒造業者の政治参加には三様の関わり方があることを指摘したが、最近の傾向として、自ら政治に参加するのではなく、政治家とパトロン関係をもつことによって政治に参加する方向へと変化がみられる。そして、その変化は政治家の職務の専門化等に対応した政治家自身の特性の変化によるばかりではなく、経営規模の変化や経済成長との関わりのなかでの変化によるものであることを指摘したい。
著者
齋藤 陽子 久世 均 吉村 希至 佐々木 恵理
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要 = Bulletin of Gifu Women's University (ISSN:02868644)
巻号頁・発行日
no.46, pp.83-89, 2017

ICT など教育情報環境の進展に伴って,子どもたち一人ひとりの能力や特性に応じた学びや,子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学びを創造していくためには,子どもたち一人ひとりの学習ニーズに柔軟に対応でき,学習履歴の把握・共有等を可能とするような学習環境と教材の開発が求められる。また,このような教育を行うためには,ICT 活用指導力と教材開発能力を併せ持った質の高い教員が必要となる。そのためには,モデル的な新しい教育の方法の開発・提供や,教員等が創意工夫を生かせる学習環境整備とともに,高度な教材開発能力がある指導的な教員の養成や研修が必要となる。そこで,本学大学院文化創造学研究科が産官学と連携し,教員が学びやすい実践的なデジタルアーキビスト養成カリキュラムと教材開発の融合による新しい教材開発能力養成カリキュラムを開発した。さらに,理論と実践の融合を図る往還的な共同演習(アクティブラーニング)を行うことにより,力量ある,より実践的な教材開発能力の研修を試行したので報告する。
著者
望月 美也子 長谷川 昇
出版者
岐阜女子大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2004

本邦において、女性の平均寿命が83歳を越え、閉経後女性人口が急増しているため、閉経後女性のquahty of life(QOL)の改善と更年期の諸症状を緩和させるかどうかを本研究の目的とした。平成16年度は、雌Zuckerラットの卵巣を摘出し、高脂肪食を摂取させることにより、更年期モデルラットの作成を試み、卵巣を摘出したラットの血清エストロゲン量の低下を経時的に確認して、更年期モデルラット作成法を確立した。平成17年度は、確立した更年期モデルラットを使用し、脂肪蓄積を促進させる緑茶カテキンを投与することで、更年期モデルラットの脂肪組織重量が増加するかどうかを確かめた結果、コントロール群と緑茶カテキン投与群の間に、摂食量、飲水量の有意な差がみられなかった。また、体重増加量をコントロール群と比較しても、ほぼ同様の傾向を示したが、コントロール群と緑茶カテキン投与群の子宮周囲脂肪組織重量に有意な差がみられたことから、緑茶カテキンの投与が、子宮周囲の脂肪組織重量に影響を及ぼす可能性が明らかとなった。そこで、平成18年度は、卵巣を摘出し更年期となったSD更年期モデルラットを、緑茶カテキン投与群、緑茶カテキン投与+運動群、非投与+運動群の3群に分け、運動負荷を与えた際の、骨代謝への効果を明らかにすることを目的とした。ランニングトレーニングは、実験動物用トレッドミルを用いて持久走的運動を行わせ、更年期を考慮し、傾斜6度、30m/m,1h/d,5d/wから速度と時間を徐々に増加させ行い、血清エストロゲン量をELISA法により経時的に測定し、大腿骨を破断して骨強度を測定した。以上の結果を総合すると、緑茶カテキンの投与と運動負荷が骨形成に有効であることが示唆され(論文執筆中)、本研究の結果を若手研究(B)に発展させ、更年期モデルニットを用いたトレーニング効果を詳細に明らかにしていく予定である。
著者
佐藤 義隆
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要 (ISSN:02868644)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.21-30, 2005-03-30
著者
今井 弘昌
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要 (ISSN:02868644)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.107-116, 2010-03-16
著者
太田 和子
出版者
岐阜女子大学
雑誌
岐阜女子大学紀要 (ISSN:02868644)
巻号頁・発行日
no.46, pp.51-60, 2017-01-31

ホウレンソウ(Spinacia oleracea L.)の低シュウ酸含量品種の育成を目的に,組織培養で得られた低シュウ酸雌株あるいは高シュウ酸雌株を低シュウ酸雄株と交配し,その後代のシュウ酸含量を調べた。子世代では低シュウ酸雌親株からも高シュウ酸雌親株からも低シュウ酸の子株が多数得られた。しかし,孫世代や第4世代では,中程度のシュウ酸含量個体が多くなり,低シュウ酸遺伝子を持っていると思われる系統は得られなかった。