著者
石川 詔三 河田 諭志 本村 陽一 西田 佳史 原 一之
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.384-384, 2008

現在,室内の各種センサデータから大量情報を取得することが可能になっている.しかし,そのデータと行動の意味を結びつけることはなお容易ではなく,人間の日常生活行動の理解を進めるためにはまず人が解釈可能な行動ラベルを大量のセンサデータに対応づけることが必要である.そのために,動画像から行動ラベルを自動的に付与することを考える.<BR>本研究では室内における子供の日常生活行動を観測し,観測情報に内在する行動と状況の確率的因果構造を学習し,これを事前分布としたベイズ推定を行う.学習により得られたモデルを使用して動画像から子供の行動を推定し,認識精度を評価する.
著者
高市 暁広 大澤 幸生 古田 一雄 定木 淳 青山 和浩
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.58-58, 2008

既存技術を説明したカード群を基に、プレイヤーが自分のアイデアを記した新カードも混ぜながら、カードを組み合わせた新たなビジネスプランの価値を競い合うゲームを開発した。時間と共にアイデアの発言が増加し、ゲームは株式市場と類似した場へと進化した。
著者
西野 順二
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.59-59, 2008

本発表が与える問題提起と視点は、人間にも一定の負担を与え現状よりやや高いが獲得可能なスキルを仮定・要求したうえで人工物を設計し、トータルシステムの目標を達成しようという、人に優しくない設計モデルである。このモデルにスキルトロニクスという名を与え、新規に製作したジャグリング用具を例にして議論を行う。
著者
松村 真宏 三浦 麻子
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.234-234, 2006

Doblogのユーザに行ったアンケート調査をDoblog記事の内容と併せて分析し、アルファブロガーの特徴、一般ユーザの特徴、ユーザの興味の分布など、さまざまな角度からユーザ像の理解にせまる。
著者
見並 良治 久米川 昌弘 尹 煕元
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.79-79, 2008

近年,株式市場の日中に変動に対する分析が着目され始めている.日中変動は従来の日次を基準とする変動とは異なる統計性を示すため,市場での売買活動に直結する成果が期待されている.本論文は, 日中変動の分析を発展させ,価格変動を生み出す売買注文表(板と呼ばれる)情報に関する分析を行った.具体的には,買い気配情報および売り気配情報を表す,双方の板の形状についてクラスター分析による分類を行い,板形状の特徴が日中の価格変動とどのような相関を持つかについて,統計的分析を行った.
著者
槙野 理恵 和泉 憲明 小林 一郎 橋田 浩一
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.138-138, 2008

レシピ動画を適切に組み合わせて再生するために,本稿では,既存のレシピを組み合わせ可能な工程に分割し,各工程の成果物の型をメタデータとして分割したレシピに付与する.そして分割したレシピの組み合わせ方を問題解決プロセスとしてモデル化することで,個人化したレシピに応じた動画を合成する.
著者
間瀬 哲也 大向 一輝 濱崎 雅弘 武田 英明
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.5, pp.32, 2005

本研究では,現在地に基づいた観光地情報を収集して,それらの情報をもとに行動案を作成するシステムを提案する.作成された行動案は,日記形式に整形した上でWeblogに表示し,実際の出来事のように見せる.本システムを用いることで,旅先での新たな行動方法の発見につながる.
著者
村上 聡 上之薗 和宏 榎津 秀次 古宮 誠一
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.4, pp.124-124, 2004

物語理解過程のシミュレートによる物語テキストの自動要約手法が提案される。その手法は、テキストの命題リスト化、連結ルールによる命題ネットワーク構築、連結パターン照合による重要命題導出から構成されている。
著者
庄司 裕子 堀 浩一
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.3, pp.100-100, 2003

筆者らは,オンラインショッピングにおいて顧客の意思決定を効果的に促進できる対話的システムを実現するための取り組みを行なっている.特に,従来のオンラインショッピングシステムでは対象としてこなかった,欲しいもののイメージが曖昧なところからスタートして徐々にコンセプトを明確化するような「コンセプト精緻化としての購買」を対象としている.本稿では,筆者らの作成したシステムS-Conartについて紹介し,S-Conartを用いた評価実験を通してその有効性を検討する.
著者
小路 悠介 渡邉 圭輔 平野 敬 岡田 康裕
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.304-304, 2008

設計品質を向上するために、領域を横断して関連する不具合文書を参照することが望まれ、計算機による支援が求められる。本稿では、領域依存の文書メタデータのうち部品構造情報に注目し、オントロジーを用いて関連する文書を提示する技術を提案する。
著者
岡ノ谷 一夫 時本 楠緒子 熊澤 紀子 日原 さやか 入来 篤史
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.110-110, 2008

ネズミの一種デグーに熊手型の道具で餌を取ることを訓練した。結果、デグーは道具の構造と機能の対応を理解する選択行動を示した。特殊に見える認知機構も一般的な能力の組み合わせから創発しえることを示唆する。
著者
伍賀 正典
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.158-158, 2008

自律移動ロボットの構成において,そのロボットの獲得する環境情報の操作による特徴形成の設計指針の構築を試みる.そのために,ロボットの知覚状態,身体性の変化に対する,行動特徴や頑健性などの各種の特性の解析を行う.