著者
相澤 啓一 Aizawa Keiichi
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究. 文藝篇 (ISSN:03877523)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1-29, 2000-10-20

明治以後の近代日本において、ドイツおよびドイツ文化は、長い間独自の魅力や親近感の対象であり続けてきた。それは単に、明治期の国家形成に際して憲法・刑法や軍事・教育制度、また医学・化学を始めとする実用的諸科学 ...
著者
加藤 行夫
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究. 文藝篇 (ISSN:03877523)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.1-20, 1999-03-30

やはり問題の発端は、作品を読んでいて、その箇所に来たときに必ず抱き、いかなる解説書によっても払拭できない「心残り」といった感覚だ。『マクベス』のなかでそれを感じるのは、劇の終幕近く、マクダフとの決闘の際に明かされる予言 ...
著者
安井 稔
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究. 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.1-26, 1978-03
著者
今泉 容子
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究 文藝篇 (ISSN:03877523)
巻号頁・発行日
no.51, pp.232-173, 2007
著者
秋山 学
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究. 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.1-12, 2002-10-30

先に筆者はシリア語初頭文法・形態論に関する論考を公にした(「シリア語との対照によるアラム語同士活用体系化の試み」『文藝言語研究』言語篇41、1-41)。これを承けて本論考では、同じくセム語族に属するエチオピア語(古典エチオピア語=ゲエズ語;本稿で以下「エチオピア語」と呼ぶ場合はこのゲエズ語を指す)に関して、 ...
著者
名波 弘彰
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究. 文藝篇 (ISSN:03877523)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.102(65)-166(1), 2005-03-31

本稿は前稿の第一章で慈円『愚管抄』(巻五)の宝剣・武士大将軍交替の論理を『夢想記』における密教的王権論の形成とむすびつけて検討した。それは建仁三年(1203)から承久二年(1220)にかけての院政=天皇王権と武家政権 ...