著者
村田 雄
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

近年,OSは様々な要求を取り込むために機能が増加し,その構造が大規模化,複雑化している.この様な状況の中,膨大なソースコードをもつLinuxのようなOSは理解が困難であり,OSの内部構造を学ぶ上では不適切である.そこで我々は,小規模なOSであるOS/161をARMプロセッサ向けに移植を行った.これにより,OSを理解する上でOSの移植は非常に効率の良い方法であることが分かった.また,組み込み機器では応答性やリアルタイム性といった要素は重要であるため,その性能を向上させる手法としてCopy-on-Writeの実装および評価を行った.この結果,Copy-on-Writeは性能改善に非常に有効であり,最悪なケースでもオーバヘッドは1.39%と非常に小さいことが分かった.
著者
吉江 幸子
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1999号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2005/3/15 ; 早大学位記番号:新3932
著者
Alibegić Dževad
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1701号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/15 ; 早大学位記番号:新3449
著者
彦坂 健太郎
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

本研究では楽音の音高・楽器・音の強さをスペクトルパタンマッチングにより推定しそれらを記号情報として出力することを目標とする。それらにより、人が手動で行っているカラオケや着信メロディの自動生成、また各楽器の音の調整など趣向に合った演奏が可能になる。これらを実現する手法として、入力音のパワースペクトルを単音全てのパワースペクトルを使って推定することを考え、DPマッチングを用いるセグメント内ゲイン値時変の手法と入力音と単音テンプレート全体でマッチングさせるセグメント内ゲイン一定の手法を考案した。それらの性能を調べるため本稿では一定時間における単音の重複音の推定の実験を行った。その結果入力音と単音テンプレートの楽器の種類が同じである場合にはゲイン値時変の手法よりゲイン値一定の手法が優れているという結果が得られ、90%以上の識別率が得られた。
著者
黒田 剛正
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1756号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/15 ; 早大学位記番号:新3519
著者
鄭 顕志
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02-02

MANET上で位置依存情報を省資源で収集するシステムを提案する。MANETは携帯端末で構築されているため、資源消費量を抑えた情報収集手法が必要である。情報収集地域内にモバイルエージェントを派遣し、情報収集を行うことで省資源な情報収集が可能となる。モバイルエージェントに滞在すべき物理地域を設定し、設定された地域内にとどまるようモバイルエージェントが移動を行うことで、端末が物理的に移動するMANETにおいても長時間にわたり最適な場所で情報収集を行うことができる。また、モバイルエージェントの移動に関する遅延を低減する手法を提案する。さらに、シミュレータ上で実験を行い、本手法を用いることで省資源かつ効率的な情報収集が行えることを確認した。
著者
鈴木 健司
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1893号 ; 学位の種類:博士(学術) ; 授与年月日:2004/4/27 ; 早大学位記番号:新3827
著者
成瀬 延康
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1909号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2004/3/4 ; 早大学位記番号:新3784
著者
志村 秀明
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1760号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/6 ; 早大学位記番号:新3523
著者
津田 良雄
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-07

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1813号 ; 学位の種類:博士(国際情報通信学) ; 授与年月日:2003/9/15 ; 早大学位記番号:新3626
著者
金 鐵権
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1791号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/24 ; 早大学位記番号:新3569
著者
木村 利人
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-01

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1846号 ; 学位の種類:博士(人間科学) ; 授与年月日:2004/1/21 ; 早大学位記番号:新3686
著者
高尾 秀伸
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-07

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1810号 ; 学位の種類:博士(人間科学) ; 授与年月日:2003/7/16 ; 早大学位記番号:新3617
著者
中野 彰郎
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02-02

本研究では、近年注目されているSMTアーキテクチャの一つであるHyperThreadingを対象に、LinuxのSMT対応に関しての調査、評価実験を行った。その結果、多くのベンチマークではSMTが効果的に動作していたが、一部ベンチマークテストで性能低下が見られた。その低下が見られたベンチマークをもとに、メモリプロファイリングツールhardmeterを利用してキャッシュミスの頻度を測定した結果、schedule関数において多数のキャッシュミスを確認することが出来た。これはtask\_struct構造体が8KBおきに配置されていることによるものであり、このキャッシュミスをカラーリングの手法を用いることで回避を試みた。その結果、chatベンチマークの性能低下をHyper-Threadingが無効の場合と比べ、同程度から数%の性能低下に抑えることができた。
著者
西岡 八郎
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-01

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1919号 ; 学位の種類:博士(人間科学) ; 授与年月日:2005/1/26 ; 早大学位記番号:新3916
著者
宮永 直樹
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

画像認識に用いられる一般化ハフ変換は,ノイズや重なり,隠れに強いが処理速度が遅いとされているアルゴリズムである。この一般化ハフ変換の高速化を目的として,GPU (Graphics Processing Unit) を用いた実装を行った。GPUとはグラフィックスの計算に使用されるプロセッサであるが,近年急速な進化を遂げ,高速な並列計算能力を持つようになった。また,自由なグラフィックス表現のため,GPU上でプログラムを動作可能となった。これらの特徴を利用し,GPUに汎用計算をさせる,GPGPU (General Purpose computation on GPUs) という研究がある。このGPGPUの手法を用いて一般化ハフ変換の高速化を図る。
著者
山渕 敬士
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02-02

コンビニやファーストフードのレジスターには、マーケティングのために、客の年齢や性別をインプットするためのボタンがある。顔画像からの性別、年齢情報の自動取得は、効率のよいマーケティングデータの収集などに必要な技術であり、画像情報より、人間の属性を推定できるものができれば便利である。本研究では、人間の顔画像から、ガボールウェーブレット変換、顔のパーツ間距離を利用して特徴量を抽出し、様々な要素から最近傍法を利用して平均顔と比較し、その人物の年齢・性別を判別する手法を提案する。人間による推定率(男女がほぼ100%、年齢層が68%)を目標に、これに近い結果を得られるように、男女、性別の判断、年齢は10歳くぎり5段階の判別をする。この手法により、人間の顔画像から自動でその人物の年齢・性別と情報を得ることができるようになる。
著者
古永 真一
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2002

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1676号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2002/9/26 ; 早大学位記番号:新3427
著者
山田 裕巳 Yamada Hiromi
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1773号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/6 ; 早大学位記番号:新3561
著者
加藤 久遠
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1780号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/24 ; 早大学位記番号:新3582