著者
李 晟旭
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1800号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/24 ; 早大学位記番号:新3578
著者
石崎 一明
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2002-12

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1739号 ; 学位の種類:博士(情報科学) ; 授与年月日:2002/12/19 ; 早大学位記番号:新3444 ; 理工学図書館請求番号:2742
著者
花岡 健介
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

近年,PDAや携帯電話などの組み込み機器は非常に高機能化してきている.それに伴ってOSも年々高機能化してきているが,同時に構造が複雑化してきている.本研究の目的は,比較的規模の小さなOSであるMINIXをARMアーキテクチャへ移植し,OSの基本的な動作を理解した上で,組み込み機器の持つ要求を満たすために必要なOSの機能について議論することにある.移植を行ったMINIXの性能評価として,プロセス管理において重要なforkおよびexecシステムコールのコストを計測し,同じARM上で動作するLinuxとの比較を行った.MINIXはLinuxと比較して30倍近く遅いという結果を得たが,MINIXのオーバーヘッドとなっている部分について考察を行い,組み込み機器への適用可能性を議論した.
著者
宮本 学
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1784号 ; 学位の種類:博士(理学) ; 授与年月日:2003/3/6 ; 早大学位記番号:新3547
著者
嶋内 博愛
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-07

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1898号 ; 学位の種類:博士(人間科学) ; 授与年月日:2004/7/14 ; 早大学位記番号:新3841
著者
小野 邦彦
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-03

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1876号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2004/3/4 ; 早大学位記番号:新3799
著者
杵渕 雄樹
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

近年,組み込み機器に求められるアプリケーションの高性能化に伴い,これまでPCなどで用いられてきたLinuxやFreeBSDなどの汎用OSが組み込み機器においても使用されるようになった.これらの汎用OSはプロセスをそれぞれ保護されたメモリ領域で動作させることで,これまでの組み込みOSよりも高い堅牢性を実現している.しかしそれによってプロセスのコンテキストスイッチやプロセス間通信のコストが増大する.本研究では,組み込み向けの汎用OSにおけるプロセス間通信の性能改善を行うために,まず実験環境として汎用OSであるMINIXをARMアーキテクチャへ移植した.そしてMINIXにおけるプロセス間通信のひとつであるパイプの解析,および測定を行い,特にオーバヘッドとなっている箇所を修正することでパイプの処理時間を短縮した.
著者
柳 孝一
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1874号 ; 学位の種類:博士(学術) ; 授与年月日:2004/2/16 ; 早大学位記番号:新3748
著者
魚崎 祐子
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-01

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1829号 ; 学位の種類:博士(人間科学) ; 授与年月日:2004/3/15 ; 早大学位記番号:新3673
著者
古市 将樹
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2002

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1671号 ; 学位の種類:博士(教育学) ; 授与年月日:2002/6/25 ; 早大学位記番号:新3409
著者
大山 博毅
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

計算機があらゆる分野で活用されている今日,計算機による数値計算というものは非常に重要になってきている.しかし,その数値計算は浮動小数点数演算によって行われているため,丸めによる誤差を含んでしまい,その精度に関しては保証されていない.このような問題に対し,近年,近似解を計算すると同時にその正しさを数学的に保証する方法に関する研究が盛んになっている.このような技法は精度保証付き数値計算とよばれている.本論文ではDekker,Knuthの定理を利用し,実行環境としてIntelより提供されているItanium2プロセッサが持つFMA(Fused Mutiply-Add)を利用することにより,数値演算の結果を高速かつ高精度に求めることを目的とする.
著者
松本 義之
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲2023号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2005/3/15 ; 早大学位記番号:新3974
著者
森 紘一郎
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02-02

強化学習は知識がない状態からの試行錯誤によって学習を行う。そのため学習が遅いという欠点があり、学習の高速化が大きな問題点となっている。このような問題に対して、従来、価値関数を分割して各プロセッサに割り当て、並列に更新する手法が提案されている。しかし、強化学習の性質上、分割された価値関数間で頻繁に経験を交換する必要があり、従来の研究ではプロセッサ間通信のオーバーヘッドが大きいことが問題であった。そこで、本論文では、共有する1つの価値関数を複数のエージェントが非同期並列的に更新するオーバーヘッドの少ない手法を提案する。本手法は、共有メモリ型並列計算機を対象としており、従来手法に比べて速度向上が高く、実装も容易という利点がある。共有メモリ型並列計算機Sun Ultra 80上で127×127の迷路タスクを用いて実行したところ4プロセッサで3.4倍というほぼ線形の速度向上を達成できた。
著者
芳賀 寿昭
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

感情を表す生理的な発声表現である「笑い声」の音声合成のための音響特徴分析を行う。「喜び」や「怒り」といった感情音声の分析・合成の研究はこれまでにもいくつか行われているが、「笑い声」の音声合成に関する研究は未だ少数であり、十分に分析されていない。本研究では、規則合成方式による合成のため、音声の合成規則や制御パラメータを明らかにしていった。音声パワーやピッチ周波数といった聴覚的にわかりやすい特徴パラメータの時間変化パターンを調べることで、聴覚的な笑い声の時間的特徴を明らかにした。また、通常発話の音声と比較することで、笑い声に特有な音響特徴を定量的に分析した。主観評価実験では、音響パラメータを必要に応じて操作して作成した合成音を評価することで、各音響パラメータが「笑い声」の笑い声らしさに対してどの程度の貢献度をもつか調べた。
著者
山崎 幹泰
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1786号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/6 ; 早大学位記番号:新3549
著者
小松 俊介
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

近年の技術の進歩によって記憶装置の大容量化が進み、膨大な量のデータを人間が直接扱うことが困難になってきている。そこで、膨大なデータの中から有用な情報を取り出す技術としてデータマイニング技術が注目されている。データマイニングの手法の一つであるSequential Pattern Miningではアイテム間の順序を考慮することによって、現実に即したマイニングを可能にしている。しかし、Sequential Pattern Miningではアイテム間の距離(時間)については考慮していないため、抽出されたアイテムセット中の任意の2つのアイテム間に,どれだけの距離があるのかを区別することが出来ない。本論文ではSequential Pattern Miningにおけるアイテム間の順序に加えて、アイテム間の距離を考慮してマイニングを行う方法を提案する。提案手法を用いることにより、直後に起こるトランザクションとしばらくして起こるトランザクションとの区別を可能にした。
著者
長谷川 均
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1786号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/24 ; 早大学位記番号:新3588
著者
植田 康孝
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1863号 ; 学位の種類:博士(国際情報通信学) ; 授与年月日:2004/3/15 ; 早大学位記番号:新3734
著者
青井 議輝
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1700号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/15 ; 早大学位記番号:新3448
著者
永塚 正博
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

数千人が同時に1つのサーバに接続してプレイするネットワークRPGであるMMORPGにおいて、近年のインターネットユーザの増加に伴い、サーバへの負荷集中が発生しており大きな遅延が生じている。本論文では、サーバ・クライアントモデルを利用している現在のMMORPGに対してP2Pモデルを適用することによる遅延削減法を提案する。提案手法においては、P2Pモデルと従来のサーバ・クライアントモデルを両用するハイブリッドP2Pモデルを用いる。P2Pを用いることで、クライアント側への負担は増加することが考えられるが、実際に運営されているMMORPGの通信量を計測し、P2Pを用いた場合をシミュレーションしてみた結果、2004年12月現在の一般的なブロード回線(ADSL8Mbps〜50Mbps)を利用する限りにおいて、クライアント側での負担増加による回線圧迫の問題は発生しないことが分かった。