著者
渡辺龍聖 中島半次郎共著
出版者
目黒書店
巻号頁・発行日
1902

1 0 0 0 浮世物語

著者
渡邊龍聖著
出版者
南光社
巻号頁・発行日
1934

1 0 0 0 忘恩物語

著者
渡邊龍聖著
出版者
南光社
巻号頁・発行日
1933
著者
渡邊龍聖著
出版者
南光社
巻号頁・発行日
1933

1 0 0 0 倫理學講義

著者
渡邊龍聖講述
出版者
私製
巻号頁・発行日
1901
著者
田中達 渡邊龍聖共述
出版者
私製
巻号頁・発行日
1901
著者
渡邊龍聖講述
出版者
目黒書房
巻号頁・発行日
1900
著者
渡邊龍聖著
出版者
開發社
巻号頁・発行日
1921
著者
渡邊龍聖著
出版者
開発社
巻号頁・発行日
1900
著者
渡邊龍聖著
出版者
開発社
巻号頁・発行日
1922

1 0 0 0 乾甫式辭集

著者
[渡邊龍聖述]
出版者
名古屋高等商業學校
巻号頁・発行日
1929
著者
藤野 和典
出版者
滋賀医科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

過大侵襲術後や多発外傷後、重症感染症等の重症患者は集中治療を必要とし、現代の医学をもってしても未だに高い死亡率を呈している。近年Intensive insulin therapyと呼ばれる治療法が集中治療領域にて注目を浴びており、血糖値を80mg/dl以上、110mg/dl以下にコントロールすることにより、重症患者の予後を改善させると報告されている。その成因について我々は、高血糖状態においてはインスリン産生細胞が骨髄、肝臓、脂肪細胞に認められ、これらの細胞は骨髄細胞に由来することをマウスにて観察した。(Kojima H, et. al. PNAS;101(8):2458-63,2004)、重症患者においても、骨髄細胞よりの異常な細胞の各臓器細胞への融合が関連しているとの仮説が成り立つと考えられた。そこで本研究では、多臓器不全にて死亡された患者において、病理解剖を行い、当院に臓器が保存されているケースにて病歴を調べ、血糖値が上昇している(空腹時血糖が110mg/dlが超えている)患者の主要臓器(心臓、肺、肝臓、腎臓)内に、インスリンの免疫染色を行った。糖尿病の既往のある多臓器不全死亡患者にては、マウスの実験と同様に各臓器にインスリン陽性細胞が認められた。糖尿病の既往のない多臓器不全死亡患者においては、3日以内に死亡されるような経過が急な場合ではインスリン陽性細胞は殆ど見られなかったが、3日以上経過し、死亡した場合には殆どの場合、特に肝臓、腎臓においてインスリン陽性細胞が認められ、その陽性細胞は抗TNF抗体による染色にても陽性であった。本研究により侵襲下の高血糖は、肝臓、腎臓にインスリン陽性細胞を誘導し、その細胞よりTNF-αが産生され、SIRS(systemic inflammatory response syndrome)の遷延、ひいてはMODS(multiple organdysfunction syndrome)への進行を導いている可能性が示唆された。