著者
藤郷 森 河田 達男 高嵜 裕圭 遠藤 敦
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1990, no.4, pp.421-429, 1990-04-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
24

大谷石はゼオライト鉱物の一種である斜プチロル沸石(Clinopti1olite;Na6(A16Si30O72)・24H2O)を約65wt%含有することに注目して,吸着剤などの化学工業材料として活用をはかる目的で,イオン径を異にするメチレンブルーおよびアンモニア性窒素(NH4+)を吸着質として用いる液相吸着法を用いて,その特性変化を検討して来ている。今回は,大谷石試料と同様に斜プチロル沸石を主要構成鉱物とする山形県板谷産および秋田県二つ井産の天然ゼオライトを,さらに高純度で構造も単純と考えられる合成ゼオライトを参照試料に用いて,天然ゼオライトを酸処理することによって,天然ゼオライトの構成鉱物類の集合状態とその存在状態に関して検討を加えた。その結果,次のような点が明らかになった。(1)大谷石試料に含まれる斜プチロル沸石は耐酸性に乏しい特徴を有する。(2)一般に小さな比表面積値を示す天然ゼオライトを塩酸水溶液で処理することにょって,構成鉱物類の集合状態に関してかなりの知見が得られた。天然ゼオライトが少さな比表面積値を示す原因は試料中に含まれる少量の粘土鉱物類によることが明らかとなった。(3)天然ゼオライトと合成ゼオライとの対比から,天然ゼオライトは構成鉱物類が特殊な集合状態を形成している。この集合状態を活用すれば,低濃度のNH4+水溶液中に含まれるNH4+除去剤として十分活用可能である。
出版者
巻号頁・発行日
vol.[14] 〔二〕,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[13] 〔一〕 「嘉永六丑年 異国船渡来ニ付御頭浦賀表江御出張並御留守中取計其外調 三之上 年番方」,
著者
浅野 聖也 坂田 一郎 大知 正直 浅谷 公威
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第36回 (2022)
巻号頁・発行日
pp.4N1GS304, 2022 (Released:2022-07-11)

近年、個人貢献度評価のニーズは年を追うごとに高まっている。集団的活動の貢献度評価における問題点として、グループ評価を個人の貢献度に分割していく操作が非常に困難であることが挙げられる。 一方でTwitterのようなSNS上では、特に集客を狙ったプロジェクトの内容・成果に対し、感想や意見、もしくはリアクションといった情報が発信されている。 そこで本研究では、漫才劇場の宣伝投稿のいいね数を特徴量として用いることで、出演芸人ごとの個人貢献度の推定を目指す。具体的には、オンラインゲームのスキルレーティングシステムであるTrueSkillのアルゴリズムを貢献度評価に適用する手法を提案する。 ルミネtheよしもとの宣伝ツイートのいいね数を用いた精度評価実験では、提案手法はお笑いファンによるいいねを除いた場合において特に精度が向上することが示された。また、提案手法によって算出された出演芸人のレート値はM-1グランプリ2021の結果と相関を持つことが確認され、個人貢献度とみなすことができることが示唆された。
出版者
巻号頁・発行日
vol.[12] 〔二〕,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[11] 〔一〕 「嘉永六丑年 異国船渡来ニ付御頭浦賀表江御出張並御留守中取計其外調 三之上 年番方」,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[10] 坤〔二〕 「嘉永七寅年正月 浦賀御用日記 谷村源左衛門・秋山久蔵」,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[9] 坤〔一〕 「寅正月 異国船渡来浦賀表江出役書留 異国船之坤 谷村源左衛門・秋山久蔵」,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[8] 乾〔二〕,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[7] 乾〔一〕 「寅正月 異国船渡来浦賀表江出役書留 異国船之乾 谷村源左衛門・秋山久蔵」,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[6] 下〔二〕,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[5] 下〔一〕,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[3] 中〔一〕 「嘉永七寅年従正月至六月 異国船渡来一件」,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2] 上〔二〕,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1] 上〔一〕 「嘉永六丑年六月 異国船渡来一件 南・町火消人足改」,
著者
和泉 伸一
出版者
外国語教育メディア学会 九州・沖縄支部
雑誌
LET Kyushu-Okinawa BULLETIN (ISSN:13483862)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.1-17, 2019 (Released:2019-06-27)

In this short paper, I will outline what the CLIL approach to foreign language instruction is and what benefits can be obtained by adopting this approach to English teaching in Japan. To clarify how CLIL can be applied in English-language classrooms, I will use a lesson taken from a MEXT-authorized high school English textbook and illustrate how to adapt the lesson by incorporating the idea of "soft CLIL", where the aim is not so much on specialized subject learning, but on language learning with a substantial focus on meaning and skill development. Students will engage in multiple rounds of activities centered on the reading materials, first focusing on rough ideas about the reading content, and gradually shifting attention to details and forms, and finally going beyond the reading to relate it to topics of wider scope and greater relevance to the students' own lives. It is expected that students will become active participants in class and develop greater autonomy and sense of responsibility in their own learning.