著者
斎藤 章暢 徳丸 雅一 青木 敦子 安藤 佳代子 正木 宏幸 板屋 民子 丸山 務
出版者
日本食品微生物学会
雑誌
日本食品微生物学会雑誌 (ISSN:13408267)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.29-33, 1994

<I>Listeria monocytogenes</I> (<I>L. m</I>. ) in shredded cheese was examined for its growth behavior during cold storage and cooking. During storage at 5°C, the concentration after inoculation decreased up to day 20 and thereafter increased. On day 77, the concentration was recovered to almost the same level as that at the time of inoculation, in shredded cheese inoculated with 10<SUP>4</SUP> or 10<SUP>6</SUP>/g <I>L.m</I>. and increased by 1-2 orders in shredded cheese inoculated with 10<SUP>1</SUP>/g <I>L .m</I>. . Also during storage at 10°, the inoculated <I>L.m</I>. decreased up to day 20 and thereafter increased, each bacterial concentration increased by 1-4 orders. Organoleptically, fungigenesis occurred from days 20 and 15 at 5° and 10°, respectively. The number of bacteria surviving in the pizza inoculated with 10<SUP>6</SUP>/g <I>L.m</I>. was 3.6-23/100 g after heating at 200°C for 5 min, while heating at 250°C for 5 min caused the death of all the inoculated bacteria, that is 10<SUP>6</SUP>/g. The change of the temperature at the center of the pizza while cooking tended to decrease with the increases in the temperature of storage and in the volume of ingredients, and these changes were also macroscopically recognizable.<BR>The above findings suggested that <I>L. m</I>. in shredded cheese dose not proliferate during the allowable period of storage before consumption and becomes extinct with general methods of cooking.
著者
原 やす子 和泉澤 真紀 石井 久美子 阿部 晃久 大橋 英治 丸山 務
出版者
日本食品微生物学会
雑誌
日本食品微生物学会雑誌 = Japanese journal of food microbiology (ISSN:13408267)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.63-67, 2003-07-31
被引用文献数
7 4

国内で市販されている鮮魚介類およびそのまま食されるいわゆるready-to-eat水産食品における<I>Listeria</I>属菌および<I>L.monocytogenes</I>の汚染実態調査を行い, 以下の結論を得た.<BR>1.調査した35品目394検体中, <I>Listeria</I>属菌は7品目40検体, <I>L.monocytogenes</I>は6品目23検体から検出され, ready-to-eat水産食品からの検出率が高率だった.<I>L.monocytogenes</I>が検出されたready-to-eat水産食品はネギトロ, スモークサーモン, スジコ, 明太子, 加熱済みタコであった.<BR>2.<I>L.monocytogenes</I>の汚染菌量はスモークサーモン (1検体) の4.3cfu/gと加熱済みタコの1.5cfu/g以外はすベて1.0cfu/g以下であった.<BR>3.分離された<I>L.monocytogenes</I>は6血清型に分類され, そのうち最も多かったのは1/2aであった.
著者
飯田 孝 神崎 政子 渡部 浩文 宮崎 奉之 丸山 務
出版者
Japan Veterinary Medical Association
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.583-587, 1999
被引用文献数
1

東京都多摩地区のペットショップおよび一般家庭で飼育されていたイグアナ, プレーリードッグ, カメレオンなどのペット動物における腸管出血性大腸菌O157, サルモネラ, エルシニア, 黄色ブドウ球菌, <I>Listeria monocytogenes</I>およびクラミジアの保有調査を1996および1997年の10, 11月に行った. その結果, 1996年に調査した計140匹の動物の糞便のうち, サルモネラが3検体 (2.1%), 黄色ブドウ球菌が2検体 (1.4%), クラミジアが8検体 (5.7%) から検出された. 1997年には, 計101匹の糞便のうちサルモネラが5検体 (5.0%), <I>L. monocytogenes</I>が1検体 (1.0%), クラミジアが4検体 (4.0%) から検出された.
著者
飯田 孝 神崎 政子 渡部 浩文 宮崎 奉之 丸山 務
出版者
日本獸医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.583-587, 1999-09-20
参考文献数
10
被引用文献数
2 1

東京都多摩地区のペットショップおよび一般家庭で飼育されていたイグアナ, プレーリードッグ, カメレオンなどのペット動物における腸管出血性大腸菌O157, サルモネラ, エルシニア, 黄色ブドウ球菌, <I>Listeria monocytogenes</I>およびクラミジアの保有調査を1996および1997年の10, 11月に行った. その結果, 1996年に調査した計140匹の動物の糞便のうち, サルモネラが3検体 (2.1%), 黄色ブドウ球菌が2検体 (1.4%), クラミジアが8検体 (5.7%) から検出された. 1997年には, 計101匹の糞便のうちサルモネラが5検体 (5.0%), <I>L. monocytogenes</I>が1検体 (1.0%), クラミジアが4検体 (4.0%) から検出された.
著者
飯田 孝 神崎 政子 仲真 晶子 小久保 彌太郎 丸山 務 金内 長司
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.60, no.12, pp.1341-1343, s・v, 1998-12
被引用文献数
12 51

ヒト, 動物, 食品, 合計31, 127検体におけるL.monocytogenesの検出率はリステリア疾患者100%(39/39), 健康人1.3%(38/2, 970)であり, 動物ではネズミが最も高く6.5%(13/199)であった.市販食品は枝肉より高い汚染率であった.チーズ, 魚介類および魚介類加工品における検出率は市販食肉に比べて低かったが, これらの食品から分離した菌の血清型は, 患者から多く分離される1/2a, 1/2b, 4bの3血清型が96.7%(29/30), 90.0%(9/10), 100%(13/13)と高い割合であった.