著者
井上 勇一
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.85, no.12, pp.45-68, 2012-12

論説一、問題の所在二、満州統治問題三、満州政況問題(第二次満蒙独立運動)四、満州懸案問題の処理(鄭家屯事件)五、むすび
著者
井上 勇一
出版者
JAPAN ASSOCIATION OF INTERNATIONAL RELATIONS
雑誌
国際政治 (ISSN:04542215)
巻号頁・発行日
vol.1982, no.71, pp.173-188,L14, 1982-08-30 (Released:2010-09-01)
参考文献数
30

Railway construction by rival powers led to conflicting economic and political claims at the close of the 19th century. At the bottom of Russian and Japanese clashes over the issue of the Seoul-Wiju railway lay international competition for control of the northern half of the Korean Peninsula. Britain and Japan constructed the Peking-Mukden, the Seoul-Pusan and the Seoul-Wiju railways respectively to counter a Russian threat in the Far East through the control of the Siberian and the Chinese Eastern railways. This is the basic background of the Russo-Japanese War.Additionally, from the view point of railway construction, the Russo-Japanese War may be said to be a battle over different gauges, because both Russian railways were broad gauged whereas the British and Japanese railways were standard gauged.Even the technological aspect of railway building had political implications. It was no coincidence that the Anglo-Japanese railways were both standard gauged in opposition to the broad gauged Russian railways.
著者
勝島 詩恵 今井 芳枝 橋本 理恵子 三木 恵美 荒堀 広美 井上 勇太 長谷 公隆
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.17, no.4, pp.127-134, 2022 (Released:2022-10-06)
参考文献数
19

本研究では,外来でがんリハビリテーション(以下,がんリハ)を受ける再発・進行がん患者の経験を明らかにし,がんリハの真のエンドポイントを検討することを目的とした.対象はがん薬物療法中でがんリハを行っている再発・進行がん患者13名とし,半構造化面接法を実施した.結果,【自分にあった身体の状態を見つける】【うまく自分の中で生かせる運動が掴めない】【普段と変わりない日常生活を継続できる】【自分が動けていることを周りに示す】【自分で身体を動かしていく愉しみがある】【いまの自分の‘生きる’ことを意味付けてくれる】の6カテゴリーが抽出された.がんリハは再発・進行がん患者に,自身が持つ生きる意味や価値,目的を再確立することで,今の苦しい状況に適応させていく契機になると考えられた.これより,Masteryの獲得が,がんリハにおける新たなエンドポイントになると推察できた.

1 0 0 0 宇宙戦争

著者
H.G.ウェルズ著 井上勇訳
出版者
東京創元新社
巻号頁・発行日
1969
著者
Leok Chen Sau 井上 勇 正村 京子 武田 繁幸 DARMAN H.
出版者
鶏病研究会
雑誌
鶏病研究会報 (ISSN:0285709X)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.181-187, 2001-02-25
参考文献数
11
被引用文献数
1

1995年9月から1998年9月の間,インドネシアの3地区で地鶏に寄生している眼虫の疫学調査と分離虫体の同定および病理学的観察を行った。その結果,眼虫の検出率はジャワ島ボゴール地区20%,スマトラ島バンダルランポン地区93.3%およびカリマンタン島バンジャルバル地区6.7%であった。分離虫体は口唇がなく,口腔はひょうたん形で頭部側方に1対,正中面に2対の乳頭が,また尾部にも肛門前に4対,肛門後方に2対の乳頭がみられた。雄虫の体長は12.64±2.80mm,交接刺は左右の長さおよび形が著しく異なっていた。雌虫の体長は13.55±2.44mmで,子宮内には無数の含子虫卵が充満していた。以上の形態学的特徴から,今回インドネシアの地鶏の眼から検出した線虫をマンソン眼虫Oxyspirura mansoniと同定した。病理組織学的には虫体寄生鶏の眼結膜に細胞浸潤,リンパ濾胞形成,粘膜上皮の剥離脱落,細胞の空胞化,肥厚および結膜のポリープ状が観察され,慢性結膜炎および濾胞性結膜炎の病変がみられた。
著者
天野 芳二 牧野 玲子 井上 勇
出版者
日本獸医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.293-295, 2001-04-20
参考文献数
9

15カ月齢のロシアン・ブルー種去勢雄猫に全身性の落屑がみられた。落屑は特に背部に多かったが、食欲の変化や掻痒はみられなかった。浮遊法による糞便検査で多数の毛包虫が検出されたため、皮膚の掻爬検査を行ったところ全身から多数の毛包虫が検出された。アミトラズ(700倍液)による薬浴と、イベルメクチン400μg/kgの皮下注射および経口投与を併用した結果、治療開始第54病日には毛包虫は検出されなくなった。また同時に落屑も治療開始後から減少し始め、第98病日にはみられなくなった。分離された毛包虫は、大型で体長111.6μm、後胴体部長49.1μmと小型で体長77.4μm、後胴体部長30.9μmの2型がみられた。これらはDemodex catiの形態と異なり体長および後胴体部長が短く、また後胴体部後端が鈍であり、海外で報告されている未同定種と同様であると思われた。
著者
井上 勇一
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.85, no.5, pp.1-31, 2012-05

論説一 問題の所在二 満州統治問題 (一)在奉天総領事館の体制強化 (二)関東都督との対立三 満州政況問題 (一)辛亥革命と第一次満蒙独立運動 (二)日貨排斥問題四 満州懸案問題の処理 (一)満鉄培養線敷設権問題 (二)鄭家屯日本軍銃撃事件五 むすび
著者
福島 忠男 井上 勇介 早川 徹 岡畑 恵雄 土井 豊 武田 昭二 川口 稔 大野 純 豊田 美香
出版者
福岡歯科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

サケ由来DNAとポリカチオン(キトサン、ポリアルギニン、ポリヒスチジン、ポリリジン、プロタミン)からDNA/ポリカチオン複合体を合成し、インジェクション型スキャフォールド材の素材としての有効性を検討した。DNA/キトサンおよびDNA/プロタミン複合体が流動性に優れていた。また、炭酸アパタイトを添加しても流動性があり、骨形成能も示したのでインジェクション型スキャフォールド材の素材として有望と考えられた。
著者
小路 朋也 井上 勇樹 舩曵 信生 中西 透 籠谷 裕人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.286, pp.105-108, 2008-11-06
被引用文献数
1

近年,計算機資源利用の効率化,システム管理の容易化などの利点から,サーバ構築に仮想化技術が用いられている.また,仮想サーバを用いたサーバクラスタシステムの構築手法も提案されている.本稿では,仮想化技術を用いた安全でスケーラブルなWebサーバシステムを提案する.提案システムでは,プラットフォームおよびシステム内データ通信路の安全性を確保するため,SSL認証による各Webサーバホストの正当性検証と暗号化通信を実現する.また,システム管理を容易とするために,システム管理ツールの採用により,OS,Webサーバなど実行環境の自動更新機能を実現する.システム管理ツールPuppet,システム監視・管理ライブラリRuby SNMP,仮想マシンモニタXenを用いて提案システムの実装を行った.本システムの評価実験の結果,短時間でWebサーバシステムの拡張が可能であることが明らとなった.