著者
大山 要 曽良 一郎 小澤 寛樹 竹林 実 今村 明 上野 雄文 岩永 竜一郎 福嶋 翔 酒井 智弥 植木 優夫 川尻 真也 一瀬 邦弘 山口 拓 縄田 陽子 中尾 理恵子 小川 さやか
出版者
長崎大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2021-04-05

ゲーム依存はゲームへの没頭で不登校、家庭内の暴言・暴力、昼夜逆転や引きこもりなどの健康・社会生活障害をきたす状態である。ネットとゲームの利活用は今後も拡大するため、脳への影響を多角的・統合的に評価し、健康使用から依存症となる境界線を知る指標が必要である。本研究では、患者脳画像情報・患者情報、そして患者検体から得られるタンパク質変動情報からなる多次元情報を人工知能解析することで依存バイオマーカーの特定を目指す。本研究の進展でゲーム依存の実効的な対策研究を進められる世界でも例を見ない研究基盤が形成される。
著者
山本 直毅 今村 明 中岡 和代
出版者
三輪書店
巻号頁・発行日
pp.1108-1115, 2020-09-15

はじめに 感覚刺激への過敏性や低感受性は,自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder:ASD)によくみられる特性である.ASDの感覚特性は,聴覚,触覚,味覚,嗅覚,視覚,前庭感覚,固有感覚のいずれにおいても生じ,臨床的には痛みの感覚や内臓感覚にも生じ得る.このような独特の特性ゆえに,「些細な話し声でも,神経に直接響くような強烈な刺激となる場合があり,パニックになってしまう」,「鳥肌が立つほど寒い真冬でも薄着でいて,風邪をひいてしまう」等,われわれとは別の感覚で世界を捉えていて,生活の困難さを抱えている場合がある.こういった感覚特性に対する理解を深めることは,それに対する支援を考えるうえで重要である. 本稿ではまず,ASDの感覚に対する反応とその中で用いられる用語について解説しつつ,それぞれの感覚領域における実際上の問題について述べる.次に,感覚特性において,多様な表現型が生じる仕組みを,生物・心理・社会モデル(Bio-Psycho-Social Model;以下,BPSモデル)として説明する.最後に,それぞれの感覚領域における支援について解説する.
著者
今村 明恒
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.42, no.507, pp.820-821, 1935-12
被引用文献数
2
著者
今村 明 金替 伸治 山本 直毅 船本 優子 田山 達之 山口 尚宏 黒滝 直弘 小澤 寛樹
出版者
金原出版
巻号頁・発行日
pp.679-686, 2017-07-01

近年,統合失調症をはじめとしたpsychosis への移行が危ぶまれる状態を,「精神病リスク状態at︲risk mental state( ARMS)」と呼ぶことが増えており,それについて盛んに研究報告がなされている.ARMS は「脆弱性グループ」「減弱精神病グループ」「短期間間欠型精神病症状グループ」の₃ つのグループで構成される.ARMS は,必ずしもpsychosis へと移行していくものではないことがわかってきており(移行は₃₀〜₄₀%程度),それ自体に対応を必要とする状態像の一つとして考えられている.ARMS に対しては,まずは心理社会的治療が推奨されるが,早期に薬物療法を開始する場合もある.
著者
今村 明恒
出版者
震災豫防調査會
雑誌
震災豫防調査會報告
巻号頁・発行日
vol.70, pp.1-"63-17", 1910-11-20

付録17頁
著者
今村 明恒
出版者
震災豫防調査會
雑誌
震災豫防調査會報告
巻号頁・発行日
vol.100, no.6, pp.271-280, 1925-03-31
著者
今村 明恒
出版者
震災豫防調査會
雑誌
震災豫防調査會報告
巻号頁・発行日
vol.101, pp.63-67, 1927-03-30
著者
今村 明恒
出版者
震災豫防調査會
雑誌
震災豫防調査會報告
巻号頁・発行日
vol.101, pp.1-29, 1927-03-30

付録3頁
著者
菅村 真由美 今村 明秀 久保田 由紀子 宮城 司道 福崎 勉 加藤 寿彦 森園 哲夫 堤 正則 中川 尚志
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.163-167, 2007-05-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
13

海綿状血管腫は比較的まれな疾患とされていたが、MRI導入以来発見されることが多くなった。初発症状としては、てんかん発作、けいれん、頭痛などが多い。今回、われわれは脳幹部の海綿状血管腫の出血が原因でめまいを発症したと思われる成人男性症例を経験したので報告する。症例は53歳、男性で主訴はめまい、嘔気であった。初診時は末梢性の頭位めまいと診断された。発症後6日目に左注視障害、瞳孔不整が出現したため、MRIを施行したところ、脳幹部海綿状血管腫と診断された。本症例のめまいは、延髄海綿状血管腫に起因する出血により生じたものと考えられた。
著者
今村明恒
雑誌
善光寺地震誌
巻号頁・発行日
pp.11-30, 1948
被引用文献数
1

1 0 0 0 OA 男鹿地震考

著者
今村 明恒
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第1輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.11, no.8, pp.372-384, 1939-08-25 (Released:2010-03-09)
著者
今村明恒
雑誌
地震2
巻号頁・発行日
vol.2, pp.23-28, 1949
被引用文献数
1
著者
田中館 秀三 三松 正夫 今村 明恒
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第1輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.16, no.10, pp.280-287, 1944-10-18 (Released:2010-11-17)

本調査は, 国中館秀三君の依頼と指導とに依りて, 三松正夫君に依つて成されたものである。三松君は, 有珠山の東北麓, 壯轡村瀧之町の郵便局長を勤めて居られる。田中館君より編者への通信に據れば, 「同局長に依頼して, 山の異變に胴する時々の牀況を記録し, 或は之をスケッチして報告して貰ふごとにしたが, 既に數同の報告が同封の通り到來してゐる。同氏は, 南豊を能くするだけに, 其のスケッチには冩眞とは異なつた氣分が出てゐる。私留守中 (目下朝鮮へ出張) は, スケッチ等は直接先生 (今村) へ御送りするやう手筈するから, 然るべく雑誌地震へでも發表して下さらば幸甚, 云々」とある。成程, 記録は簡潔で, スケッチは摘要を旨とし, 遠景用でない普通の冩眞器に依つて撮影したものよりもわかり易い。有珠山活動の経過を迫跡するには眞に好個の資料と稻すべきである。乃ち其の好意に應ずることにし, 蛇足ではあるが, 前後及び中間に, 有珠活動の経過を挿み, 讃易いやうにした。

1 0 0 0 OA 地震と火災

著者
今村 明恒
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第1輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.6, no.12, pp.675-676, 1934-12-15 (Released:2010-03-09)