著者
王 蕊 佐々木 和郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 39.14 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.147-149, 2015-03-07 (Released:2017-09-22)

日本伝統妖怪の形に基づき、多様な妖怪キャラクターの作り方を提案する。日本の幽霊や妖怪の伝説は非常に多種多様で、記載されているだけでも300種類に至る。まず日本妖怪学者による妖怪の定義をまとめ、その上で、収集した伝統妖怪画の種類を分類し、この中に有名妖怪を分析した。伝統妖怪の特徴によってパーツ部分を明らかにする。本研究の目標はパズル的モンタージュによって元の妖怪から新しい膨大な種類の妖怪像が簡単に作くることが出来る。出来た画像をさらに改良することによって、現代人の感覚にあった妖怪開発が出来ると思う。
著者
祁 楽 林 勝彦 佐々木 和郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 38.16 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.157-159, 2014-03-10 (Released:2017-09-21)

二十世紀九十年代になると、日本のホラー映画は雨後の竹の子のように次々と出てくる。特に、『リング』を代表とする一シリーズのホラー映画は独特な東方的恐怖を作り、世界範囲の観衆を魅了した。一方、中国のホラー映画は人気があるのに、観客の満足する要求に応えられなくなった。日本と中国はとても似通った歴史文化の雰囲気があり、この日本のホラー映画が成功を得た方法を中国のホラー映画の中に取れ入れて見れば、ホラー映画の発展と収入の成績良くなるのではないだろうか?この研究を通して中日ホラー映画の比較を試みる。日本のホラー映画の撮影経験を中国の国情と照らし合わせて、中国のホラー映画の発展に有効な方法を探し出す。
著者
渡辺 勝久 北出 利勝 廖 登稔 佐々木 和郎 北小路 博司 石丸 圭荘 大山 良樹 木下 緑 岩 昌宏 山際 賢 大藪 秀昭
出版者
公益社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.154-159, 1993-12-01 (Released:2011-05-30)
参考文献数
10

顎関節症は開口障害, 顎関節の疼痛, 関節雑音を主症状とする疾患で, 近年, 若年者を中心に増加の傾向にある。顎関節症は髄伴症状として, 鍼灸治療の適応である頭痛, 頸肩部の凝りなどの不定愁訴を有している場合が多い。そこで, 顎関節症に対する認識をより深め, 具体的な鍼灸治療の方法について, ビデオ教材を作成した。ビデオ教材の内容は, 前半は顎関節の解剖, 顎関節症の病態と分類などを解説し, さらに, 顎関節のMRI画像を紹介した。後半は診察の手順と治療を解説した。鍼灸治療は, 局所的常用穴を述べ手技の実際を紹介した。
著者
劉 冠良 佐々木 和郎
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会研究会講演予稿 画像電子学会第293回研究会講演予稿 (ISSN:02853957)
巻号頁・発行日
pp.193-194, 2020 (Released:2023-03-31)

本研究では、人々の記憶効率における、効率を向上し、短時間で覚えたい内容を記憶するため、Virtual Reality を活用した‘記憶宮殿’ [1]という記憶法の可能性を追求し、バーチャル記憶宮殿の試作を行う。まだ、試用の 評価に基づき、さらなる記憶宮殿開発の参考にすることを目的とする。今回の研究では、クラブを記憶宮殿に想定し、順 番なしのトランプを記憶する。記憶方法は記憶宮殿記憶法、VR 環境での記憶宮殿記憶法の二つグループを分ける。記憶 量で評価してもらい、VR 環境での記憶宮殿記憶法は更なる開発価値があるかどうかを判断する。
著者
大山 良樹 佐々木 和郎 中村 辰三
出版者
公益社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.567-574, 1999-12-01 (Released:2011-03-18)
参考文献数
19

The effects of acupuncture treatment were investigated in 200 patients (99 males and 101 females, average age 16.1±0.2 (SE.)) who complained of reduced visual acuity, including juvenile myopia (age 13.25).Acupuncture treatment involved leaving the needle in place for 15 min, after inserting to a depth of 10-5 mm from the skin surface.The vital points Taiyo (Ex-HN5), Fuchi (GB-20), Shokyu (ST-1) and Goukoku (LI-4) were the basic points used for acupuncture therapy with Ganen (GB-4), Sanchiku (BL-2), Zui (ST-8) or Kyokuchi (LI-11) as supplemental points depending on individual symptoms. These acupuncture treatments improved the mean acuity by 0.33 in the right eye and 0.31 in the left.Analysis of these results indicated that acupuncture treatment caused significant improvement of visual acuity (P<0.01). Therefore, acupuncture therapy was considered to be an effective treatment that improved regulation of the ciliary muscle and the pupillary myosis system.
著者
劉 璐 佐々木 和郎 椿 郁子
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会研究会講演予稿 画像電子学会第285回研究会講演予稿
巻号頁・発行日
pp.303-306, 2018 (Released:2020-07-01)

本研究は、MAD動画による二次創作の手法を活用して、クラシック映画などの古いコンテンツの普及に役立てる方法を提案し検証するものである。まず各種MAD動画の事例を収集しそれらを世界観や創作手法によって整理分類する。従来、MADムービーは、アニメのファン層などによる娯楽として作成される存在だった。現在では、音楽コンテンツの鑑賞手段として、世界の音楽ファンに広がっている。一方で、拡大する映像コンテンツ市場の中で古典的映画作品を鑑賞する人口が減少しているという問題がある。本稿では、この現状を改善するために「MADムービー」という二次創作物を手段として、古典的作品の再活用することで商業価値を高め、現代にも通用する方式で紹介し普及することを目指した。
著者
吉川 恵士 西條 一止 矢澤 一博 森 英俊 坂井 友実 根本 宏三 源内 清美 佐々木 和郎 緒方 昭広 小田 京子 嶋 俊和 窪田 清和 峯田 宏 神尾 秀子 山本 暁美
出版者
社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.372-380, 1982-03-01 (Released:2011-05-30)
参考文献数
4

反復性 (習慣性) 扁桃炎の再発予防を目的とし, 鍼電極による低周波通電を行った。研究対象は, 幼稚園・小学生を中心として年4回以上の発熱頻度を呈する83例である。治療方法は, 合谷と孔最をそれぞれ結び, 1Hzで20分から30分通電した。治療間隔は, 週1回で3週間を1クールとし経過に応じて再治療を行った。効果の判定は, 鍼治療後1年間観察した。その結果83例中6例は経過の観察ができなかった。残り77例のうち9例 (11.7%) は1年間発熱をまったくおこさなかった。49例 (63.6%) は発熱頻度が減少した。また77例のうち39例 (50.6%) は発熱頻度が年3回以下になった。13例は無効であり, 6例は鍼治療後扁桃摘出を行った。学校保健統計による扁桃肥大の年減少率と比較しても, 鍼による再発予防効果を考察し得る成績であり, 一般化および患者への負担の少ない治療法であることから, 反復性扁桃炎の予防として, 鍼がファーストチョイスされる可能性が高いと考える。
著者
肖 瑩 佐々木 和郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.155-158, 2015

本研究は日中の国際的な映像音楽作曲家久石譲と趙季平は何ゆえに国際的に高い評価を受けたかについて分析し、日中両国の映画ファンを魅了する彼らの音楽を利用し、日本を訪れる中国人観光客に対して、本当の日本の良さを知ってもらう。また、彼らの音楽の登場する映画コンテンツによる、各種の「巡行型コース」を想定し、旅行者のニーズに合わせて対象地域として、柔軟なガイド情報を供給するものであり、日本文化や歴史に関係がある場所を発見できるような、新しい時代の旅行ミュージックツーリズムを提案する。