著者
齊木 崇人 小玉 祐一郎 宮代 隆司 土肥 博至 杉本 正美 上原 三知 佐藤 滋 土肥 博至 杉本 正美 上原 三知 佐藤 滋 中井 検裕 鎌田 誠史 橋本 大樹 長野 真紀
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

新しい住宅地開発プロジェクト、神戸・ガーデンシティ舞多聞の実践と、本研究の指針とした、E・ハワードの田園都市思想とガーデンシティ、それらの系譜にみるコミュニティのフィールドワークを同時進行的に行うことにより、将来の持続可能なコミュニティの創出・再生を目指す居住環境計画に対する、「特有価値を持つ空間デザインを生み出す手法」「コミュニティ形成を促す方策」「空間とコミュニティを持続・向上させるエリアマネジメントの仕組み」の指針を導き出した。
著者
三輪 譲二 佐藤 滋 川村 よし子 齋藤 伸子 稲葉 生一郎 山田ボヒネック 頼子
出版者
岩手大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究では、ディジタル世代の学習者に対して、クラウドコンピュータ環境で、多段自律学習できるWebネットワーク型の日本語学習支援システム(e-Manabix)を構築し、地球規模での学習効果の評価を行った。特に、漢字手書き認識を用いた学習支援システムの公開運用評価を実施した結果、スマートフォンからのアクセスの割合が、当初より3倍の増加があり、 ディジタル世代に対応した自律学習支援システムの重要性を示す結果が得られた。
著者
佐藤 滋正
出版者
尾道大学
雑誌
尾道大学経済情報論集 (ISSN:13469991)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.11-30, 2003-12

J.B.セイは、リカードウの『原理』においてスミスと並ぶ大きな位置づけを与えられている。本橋は、リカードウのセイヘの論及箇所の検討を通して、リカードウ理論の逆照射を試みたものである。(二)と(三)では「書簡」と『原理』におけるセイヘの言及が摘出・吟味され、主要論点が「価値論」と「資本蓄積論」に収斂することが確認される。(四)では、"富と価値の区別論"と"資本過剰否定論"として展開される上記二論点が、リカードウにおいては"社会的剰余"概念によって関連づけられた、という試論が展開される。(五)ではリカードウとトラワの「書簡」が検討され、「私的利益」を原理とするセイの「企業家」概念へのリカードウの高い評価が取り出される。「価値論」における異質性を含みつつも、リカードウのセイ評価は、スミスに対するリカードウ「資本蓄積論」の特異性を際立たせてくれると言えるだろう。