著者
等々力 心太朗 原田 泰
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.A13-A13, 2010

この研究は、リアルタイムドキュメンテーション(以下RTD)のスムーズでクオリティの高い活動を目指している。本研究は、特に紙媒体による表現に主眼を置いている。その目的は、リアルタイムペーパー(以下RTP、参加者がその場で持って帰ることのできる新聞)の表現や制作、記録のノウハウを外在化することである。その研究の一環として、RTDのスタッフやファシリテータとのイメージの共有を目指して、これまでにRTDの活動にて作成されたRTPの分類を行った。その結果、以下のパターンがあげられた。<BR>1.グリッド型<BR>2.チャート型<BR>3.コラム単位型<BR>4.レイヤー構造型<BR>5.マップ型
著者
原田 泰 上田 信行
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.70-70, 2008

これからの情報デザイナーにとってドキュメンテーションのスキルと技術は欠かせないものとなるだろう。この研究のテーマは出来事を記録、視覚化し、リアルタイムに振り返りのための情報として活用することである。さまざまなダイアグラム手法を駆使して会議也ワークショップなどのイベントをリアルタイムに記述する手法の開発を行っている。本稿では、いくつかのワークショップで実践したドキュメンテーションの事例を報告する。ドキュメンテーションは<BR>1.活動のプロセスの記録と視覚化<BR>2.その場でフィードバックすることによる活動全体の振り返り<BR>3.参加者が次のイベントのために持ち帰れるよう出来事の記録をパッケージ化すること<BR>の3つのレベルでデザインされている。
著者
林 健一郎 木村 知弘 影山 定司 原田 泰男 木曽田 晃 坂下 誠司
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.20, no.53, pp.55-60, 1996-10-17
被引用文献数
42

This paper proposes an adaptive equalization technique for OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing) demodulation. This technique estimates a channel response with using pilot signals embedded in OFDM symbols. A two dimensional filter used for interpolating the response estimates the channel response accurately, and also improves the C/N by reducing noise bandwidth. The bit error rate performance of the system in various channels is calculated by computer simulation, and the relative C/N improvement to differential demodulation is about 2.5 dB. And the result shows that the optimum filter can be determined by the maximum path delay time and the maximum doppler frequency of the channel.
著者
茂木 一司 福本 謹一 永守 基樹 森 公一 直江 俊雄 原田 泰
出版者
群馬大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

3年間の本研究の成果として、以下の3点に整理できる。(1)表現が重要性を増す情報ネットワーク時代のイメージや感性を大事にした新しい学びの創出を目的として企画された本研究は、学校教育における総合学習や美術館・博物館において活用できる学習環境のデザインを踏まえた「(アート)ワークショップ型の学び(学習方法)」の有効性を理論的・実践的に初めて実証し、具体的な装置・教材として発表、完成できた。(2)実践的研究では、3つのワークショップを実施、分析した。1)「あさひdeアート2003」(実践研究I)、「あさひdeアート2004」(同III)では、「コミュニケーションの可視化」「身体性や感覚の拡張と変換」などを目的にした世界的にも類例をみない重度障害児に対するメディアアート・ワークショップを実施し、メディアアートを活用したワークショップの構造を明らかにした。2)「あの時あの場所色図鑑@ちるみゅー」では、「色によるコミュニケーションの発生や協同学習」を検討した。その結果、ワークショップ型学習のデザイン(作り方)と問題点を明らかにした。(3)(2)に基づいて、メディア活用型ワークショップのデザインを理論的に検証した。特に、従来ワークショップ型学びが無視されてきたその評価に関し、ファシリテーターと参加者(子ども)の発話記録分析を実施し、相互の特性や成果について考察し、その結果、構成主義的教育論に立脚したワークショップ型学習の学習と評価の関係を明らかにし、体験型の教育方略が参加者の認知的社会的発達を促すことを究明した。以上、広義の造形(色や形の発生)をメディアとして捉えた表現型の学びは、従来の作品制作主体の美術教育を超えて、総合的な学習の基盤となることがわかった。同時に、そのようなイメージ・感性開発型の学びは情報メディア時代にふさわしいものであることを証明できた。
著者
小早川 真衣子 岡本 誠 原田 泰 藤井 晴行 須永 剛司
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

次世代デザインとは、その対象を「モノ」から「コト」へ拡張した広義のデザインを意味する。本発表では、その方法と理論をカリキュラムとして構築することにより、イノベーションを起こす組織とそれを実践するデザイナーや研究者を育成することを目指すプロジェクト の活動を報告する。その活動は、次の2層の活動で構成される。1)「コトのデザイン」を学ぶ層、2)「コトのデザイン」の学び方を振り返り構想する層