著者
上杉 薫 秋山 佳丈 浅野 豪文 秋山 義勝 大和 雅之 岡野 光夫 森島 圭祐
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2014 (ISSN:24243124)
巻号頁・発行日
pp._3A1-I02_1-_3A1-I02_3, 2014-05-24 (Released:2017-06-19)

In this study, we measured mechanical properties of cell sheet by using uniaxial tensile test system which we developed. We applied kelvin model (viscoelastic model) which applied single cells for deriving mechanical properties such as elastic modulus and viscous modulus. Mechanical properties of Fibroblast (NIH-3T3) cell sheet and myoblast (C2C12) cell sheet were derived by fitting equation which related kelvin model to measured stress-strain curves of cell sheet. Furthermore, for confirming drag response on cell sheet mechanical properties. By deriving mechanical properties of cell sheet, we confirmed mechanical properties of cell sheet which are different from that of single cells.
著者
大和 雅之
出版者
青土社
雑誌
現代思想
巻号頁・発行日
vol.23, no.8, pp.p124-131, 1995-08
著者
大和 雅之
出版者
青土社
雑誌
現代思想
巻号頁・発行日
vol.24, no.13, pp.179-189, 1996-11
著者
原口 裕次 清水 達也 大和 雅之 菊池 明彦 岡野 光夫
出版者
日本再生歯科医学会
雑誌
日本再生歯科医学会誌 (ISSN:13489615)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.83-92, 2004-12-30
被引用文献数
3

最近,欠損または機能不全に陥った組織・臓器に対する新たな治療法として細胞を用いた再生医療が注目され,すでにいくつかの治療法が臨床応用されている.また歯学分野においても幹細胞を用いた細胞移植により歯周組織の再生を目指した研究などが行われている.再生医療には細胞を注射針で不全部に注入する細胞移植療法と細胞から組織を再構築した後,移植する組織工学(Tissue engineering)的手法がある.後者は生命医科学分野だけでは実現が困難であった研究領域であり理工学的な技術との連携により急速に進歩しつつある.当研究所では,独自に開発したユニークな組織工学的手法「細胞シート工学(Cell sheet engineering)」を用い,種々の組織の再構築および再生医療への応用を目指し研究を行っており,一部の組織においてはすでに臨床応用もされ画期的な治療効果を得ている.
著者
大和 雅之
出版者
青土社
雑誌
現代思想
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.p234-240, 1986-03
著者
大和 雅之
出版者
青土社
雑誌
現代思想
巻号頁・発行日
vol.36, no.8, pp.108-120, 2008-07
著者
大和 雅之 秋山 義勝 中山 正道 小林 純 長瀬 健一 高橋 宏伸 清水 達也
出版者
東京女子医科大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2011-04-01

成長因子を固定化可能なヘパリン固定化温度応答性細胞培養表面を新たに開発し、肝細胞シートの作製に応用した。従来よりも少ない成長因子の量で肝細胞シートが作製でき、さらに肝特異的な機能がより長期的に維持されていることも明らかにした。パターン化温度応答性細胞培養表面の作製技術を開発し、神経組織構築ための基盤技術として応用した。また、光照射重合を利用した新規な温度応答性細胞培養表面技術の開発にも成功した。ロボット工学技術を取り入れることで、共培養細胞シート作製や細胞シート移植、積層化を支援するための装置、デバイスこれら技術を組み合わせることで、簡便にかつ高速な軟組織作製への応用が期待できる。
著者
林 利彦 大和 雅之 水野 一乗 今村 保忠
出版者
東京大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1997

生体の器官・組織のインフラストラクチャーはコラーゲンの傾斜構造で骨格が形成されている。血管壁では血管の内皮からコラーゲンについてはIV型コラーゲン、V型コラーゲン、III型コラーゲン、I型コラーゲンの傾斜になっている。細胞の種類についても、血管内皮細胞、血管平滑筋細胞、線維芽細胞の傾斜がある。コラーゲンの傾斜構造に沿って、異なる細胞が配置されていることが多細胞系の機能発現・恒常性維持に関係する可能性がある。本年度はIV型コラーゲンゲルを培養基質として、ラット肝星細胞(初代細胞)、ヒト大動脈平滑筋細胞、ヒト腎糸球体メサンジウム細胞、継代したラット肝星細胞の挙動を検討した。比較にI型コラーゲンゲル等を用いた。星細胞はI型コラーゲンゲル上では二極性を示し、IV型コラーゲンゲル上では細胞は星形の形態を示した。IV型コラーゲンゲルにおいては細胞は互いに突起の先端同士で、接合しており、生体内での形態と類似していた。細胞はIV型コラーゲンゲル上では増殖しなかった。培養皿上で継代培養したラット肝星細胞は培養の早期から増殖能を発揮する。このように変化し、ミオフィブロブラスト様になった星細胞はIV型コラーゲンゲル上では増殖が抑制された。肝臓星細胞と共通の性質を有するといわれる血管平滑筋細胞、腎糸球体メサンジウム細胞でも同様にIV型コラーゲンゲル上では、細胞の形態、細胞間の接合および増殖の抑制が見られた。血管内皮細胞はIV型コラーゲンゲルに接着はするものの伸展は殆ど見られなかった。IV型コラーゲンゲルは細胞基質として特異の特徴を有し、生体内での細胞分化に重要な役割を果たしている可能性がはじめて示された。
著者
大和 雅之 秋山 義勝 小林 純 飛田 聡 菊池 明彦
出版者
東京女子医科大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2005

電子線重合法により種々のモノマー濃度で温度応答性高分子のナノ構造体をガラス表面に固定化し、そのナノ構造体の特性をXPS、AFMや新たに開発したラマン分光イメージングを用いて詳細に調べるとともに、構造体の特性が細胞接着および脱着に与える影響についても調べた。その結果、ナノ構造体の厚みが薄ければ薄いほど、再表面の高分子鎖は脱水和され細胞接着性を示すのに対し、厚い構造体の場合は相転移以上の温度でも水和しやすく細胞非接着性を示すことを見出した。