著者
井上 俊輔 加藤 久幸 飯塚 康治 山脇 正雄 櫻井 克仁 上野 勇武 小泉 徹 樋山 拓己 浅羽 哲朗 須川 成利 前田 敦 東谷 恵市
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.37-41, 2001
参考文献数
6
被引用文献数
9 5

一眼レフディジタルカメラ用, APS-Cサイズ総画素数325万のCMOSイメージセンサを開発した。画素サイズは10.5μm^□で, 埋め込み型フォトダイオードと4つのトランジスタより構成した, 完全電荷転送構造を採用し, 列毎に設けたノイズ除去回路で画素リセットノイズと固定パターンノイズを低減した。0.35μmルールCMOSプロセスをセンサ向けに専用化したプロセスを用い, 暗電流密度60pA/cm^2(60℃), ランダムノイズ0.27mVrms, 消費電力250mWを達成した。
著者
川口 務 河野 輝昭 風川 清 本間 輝章 金子 好郎 小泉 徹 堂坂 朗弘
出版者
医学書院
雑誌
Neurological Surgery 脳神経外科 (ISSN:03012603)
巻号頁・発行日
vol.25, no.11, pp.1033-1037, 1997-11-10

I.はじめに 頭蓋内解離性動脈瘤は,比較的稀な疾患と考えられてきたが,本邦を中心に報告は増加している.特徴の一つとして内頸動脈系では,非くも膜下出血例が多く,椎骨脳底動脈系ではくも膜下出血例が多い点があげられる9).今回,われわれはくも膜下出血と脳梗塞をほぼ同時に発症した解離性中大脳動脈瘤を経験したので若干の文献的考察を加え報告する.
著者
大石 勝規 小泉 徹児 重松 康志
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2014, 2015

【はじめに】平成26年11月1日から3日に第14回全国障害者大会(長崎がんばらんば大会)が開催された。各競技会場に先催県でも継続して実施されているコンディショニングルーム(以下,CR)を設置することが決定し,当会への協力依頼を受けた。CRは,選手が万全な状態で競技に臨めるよう有資格者によるサービスを提供する場所であり,治療目的ではないことが前提とされていた。当県では,先催県までの各競技会場にひとつの職能団体が関わるという枠組みを取り払い他職種が協働するCRの運営に成功した。【活動報告】開催約2年前に協力が決定し,活動内容に対する議論を会長,担当理事を含め数名の委員で開始した。平成25年4月に長崎県理学療法士協会会長付けで長崎国体支援委員会を発足し,正式に委員として10名任命(のちに1名追加)した。平成25年7月に大会運営事務局主催で第1回CR検討会議が他の職能団体の代表者も集い開催された。その後も県主催のCR検討会議に並行して,当協会内の委員会でも実務上のミーティングやマンパワーの確保などにわたる細かな部分まで協議を繰り返した。大会期間中のCR運営は大会前日の公式練習日から開設され,15競技会場中9会場に理学療法士が協力した。協力した理学療法士は90名(のべ144名)であった。【考察】今回のCR運営の理念は「ホスピタリティ」であり,どの会場でもサービスが行き届くように各職能団体で担当を分担した。各競技会場にひとつの職能団体が対応する形式と異なり,役割分担や使用物品の調整,調達など含め,多くのコミュニケーションが必要となった。協力した理学療法士は委員をはじめとして,責任とリーダーシップを持って対応し,運営に協力できたと考える。【さいごに】多くの理学療法士が協力し,長崎県開催の大きなイベントに貢献できたと考えています。発表では,実際の利用者の人数や終了後の反省点や効果的だった点も踏まえ報告したい。
著者
近藤 和彦 西川 杉子 鶴島 博和 西沢 呆 小泉 徹 坂下 史 青木 康 秋田 茂 勝田 俊輔 秋田 茂 青木 康 金澤 周作 勝田 俊輔 小泉 徹 西沢 保 坂下 史 鶴島 博和 富田 理恵
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

本研究の成果は、ブリテン諸島(現イギリス・アイルランド)地域の歴史をヨーロッパおよび大西洋の関係のなかでとらえなおし、古代から今日までの期間について、自然環境から民族、宗教、秩序のなりたちまで含めて考察し、そこに政治社会をなした人々のアイデンティティが複合的で、かつ歴史的に変化した点に注目することによって、旧来のホウィグ史観・イングランド中心主義を一新した、総合的なブリテン諸島通史にむけて確かな礎を構築したことにある。