- 著者
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林 怡蓉
- 出版者
- 大阪経済大学
- 雑誌
- 若手研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2009
インターネット時代における放送は、より積極的で個人と社会/市民社会と政治システムを繋ぐ「中間過程のコミュニケーション媒体としての放送」となることを通じて,放送は社会に潜む多分にある問題を具現する場となり,社会を動的に回転させていく原動力を生み出す場となる.こうした放送は様々に異なる背景知をもつ人々の意見,語りが飛び交うデリベラティヴでアゴニスティックな意味空間を提供し,社会的規範/ルールの修正点を浮上させ,新たに形成し構築していく可能性をもつ.