著者
武田 龍 駒谷 和範 中島 圭祐 中野 幹生
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.IDS-B_1-9, 2022-05-01 (Released:2022-05-01)
参考文献数
24

Dialogue system development involves a variety of factors and requires multifaceted consideration, so design guidelines would be helpful. Although a neural-based approach can be used, it requires a vast amount of dialogue data and would take too much effort to collect them to develop a system for a specific and fixed-length dialogue. Furthermore, errors in automatic speech recognition and language understanding should be explicitly considered in the design because they are inevitable when the system talks with general users and would lower their impressions. We propose design guidelines for developing dialogue systems. Our systems developed with the aid of these guidelines took first place in two dialogue system competitions: the situation track of the second Dialogue System Live Competition and a pre-preliminary test of the Dialogue Robot Competition. Our proposed design guidelines are to (1) make the system take initiative, (2) avoid dialogue flows from relying too much on user utterances, and (3) include in system utterances that the system understands what the user said. We also show more details regarding the systems designed for each of the two competitions with examples, such as the dialogue examples in the two competitions and the scores of questionnaire by real users.
著者
船橋 英樹 武田 龍一郎 松尾 寿栄 塩入 重正 荒木 竜二 尾薗 和彦 谷口 浩 三山 吉夫 石田 康
出版者
九州精神神経学会
雑誌
九州神経精神医学 (ISSN:00236144)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.14-21, 2012-04-15 (Released:2013-03-29)
参考文献数
23

慢性期の脳梗塞を有する入院患者4症例において,シロスタゾール100mg/日の投与を行った。いずれの症例も誤嚥性肺炎の頻度は減少し,有害事象は認めなかった。誤嚥性肺炎の予防にはリハビリテーションなどに加えて,シロスタゾールの少量投与が有用であることが示唆された。
著者
神田直之 武田龍 大淵康成
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP)
巻号頁・発行日
vol.2013-SLP-97, no.8, pp.1-6, 2013-07-18

本稿では Deep Neural Network (DNN) を用いた日本語音声認識に関する検討結果を述べる.DNN とは多数の階層を持った人工ニューラルネットワークモデルである.近年,多層のネットワークでも効率的に最適化できる手法が発表され,各種の認識タスクで従来法を上回る性能を示したことから,再び大きな注目を集めている.音声認識分野においても DNN に基づく音響モデルに関して既に多数の研究が行われ改善が進む一方で,日本語のテストデータを用いた検討結果は限られた学習データを用いた小規模な実験に限られていた.本稿では日本語話し言葉コーパス (CSJ) をテストセットとし DNN に基づく音響モデルに関する各種の評価を行った結果について述べる.特に 270 時間の学習データを用いた評価において,音素誤り最小化 (MPE) 学習された Gaussian Mixture Model に基づく音響モデルと比較して最大 28.2 %の認識誤りが削減され,DNN の認識性能の高さを日本語においても確認した.また DNN に基づく音響モデルにおいて,学習用の言語リソースが限られた状況でデータを擬似的に増加させる手法について新たに検討を行い,認識精度がさらに向上することを確認した.
著者
長友 慶子 並木 薫 林 要人 武田 龍一郎 松尾 寿栄 安部 博史 橋口 浩志 石田 康
出版者
宮崎県医師会
雑誌
宮崎県医師会医学会誌 (ISSN:03898288)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.15-20, 2007

宮崎大学医学部附属病院精神科は,宮崎県の身体合併症治療施設として重要な役割を担っており,コンサルテーション・リエゾン精神医療を要する患者が,外来・入院ともに増加する傾向にある。重篤な身体合併症を有する精神障害者に対して,生命予後に関わる処置等を優先せざるを得ないために,精神科医師や看護スタッフが本来,精神科的なアプローチを必要とする患者へ時間を割くことができない状況もしばしばみられる。こうした地域特性の中での精神障害者の身体合併症治療の現状について調査したので,考察を加えて報告する。
著者
武田 龍三郎 金澤 尚史 潮 俊光
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第52回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.21, 2009 (Released:2010-01-22)

政府や企業などの社会集団が意思決定を行う際には,複数の所属部署の意見を考慮し,様々な評価基準に基づいて最終的な決定が行われるものである.本報告では,多面的な評価基準を有する集団において,複数の内部戦略に基づき集団の戦略が決定されるゲームの提案を行う.特に,囚人のジレンマゲームにおいて,「仲間からの報復」という評価基準を設け,そのプレイヤーの戦略への影響について考察する.
著者
川原 暉弘 石原 太聞 林 夏 迫田 大河 武田 龍祐 姜 有宣 李 容旭 辛 徳 山本 正彦 大海 悠太
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回 (2020)
巻号頁・発行日
pp.2G4ES403, 2020 (Released:2020-06-19)

ランニングやウォーキングなどのスポーツの現場での人物動作分析を目指し、人物に自動で追尾して骨格分析を行うドローンシステムの開発を行なった。 ドローンにはJetson NanoマイコンとPixHawkフライトコントローラ、カメラを搭載し、カメラ入力映像をOpenPoseで解析、人物と距離を保ちながら撮影を行なう。
著者
赤松 泰次 北原 桂 白川 晴章 市川 真也 長屋 匡信 須藤 貴森 武田 龍太郎 竹中 一弘 太田 浩良 宮林 秀晴 田中 榮司
出版者
医学書院
雑誌
胃と腸 (ISSN:05362180)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.805-812, 2009-04-25

要旨 当科で診断した胃MALTリンパ腫98例の内視鏡所見を検討した.胃MALTリンパ腫の内視鏡所見は,早期胃癌(IIc)類似型,胃炎類似型,隆起型の3群に大別できた.早期胃癌類似型と早期胃癌の鑑別のポイントは① 正常粘膜との境界が不明瞭,② 蚕食像がないか,あってもごく一部,③ 陥凹内に粘膜模様が観察される,④ 病変が多発することが多い,の4点であった.胃炎類似型はさらに,びらん・潰瘍型,色調変化型,顆粒・結節型に細分類され,びらん性胃炎,急性胃粘膜病変,消化性潰瘍,萎縮性胃炎,鳥肌状胃炎などとの鑑別が必要である.一方,隆起型は,表面にびらんや潰瘍を伴い,形状も不整であることから間葉系腫瘍との鑑別は容易であるが,IIa型早期胃癌や形質細胞腫との鑑別が問題となる.早期胃癌類似型は胃炎類似型に比べて,壁深達度がSM以深の症例が多く(p<0.01),Helicobacter pylori感染を認めない症例の割合が高かった(p<0.01).
著者
赤井 元紀 武田 龍 駒谷 和範
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.2N102, 2018 (Released:2018-07-30)

音声対話システムでは適切なタイミングで応答することが重要である.従来の対話システムでは,状況によらずに同じように応答タイミングが決められる.これに対して,新たに対話の状況を導入することで,状況に応じて応答タイミングを推定する.本研究では,複数の処理単位を用いて現在の対話の状況と応答タイミングのそれぞれに特化した推定を行うことで,状況に応じた適切な応答タイミングを推定する.応答タイミングの推定の評価に使用するデータとして,ユーザとシステムとのインタビュー形式の対話における7名のユーザの回答音声を収集した.収集したデータを用いて,応答タイミングの推定における対話の状況の利用の有無による性能の変化を評価した.応答タイミングの推定に識別モデルと回帰モデルを用いた場合についてそれぞれ評価した結果,回帰モデルに関しては対話の状況を利用することで正解率が約9ポイント上昇した.
著者
赤井 元紀 武田 龍 駒谷 和範
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

音声対話システムでは適切なタイミングで応答することが重要である.従来の対話システムでは,状況によらずに同じように応答タイミングが決められる.これに対して,新たに対話の状況を導入することで,状況に応じて応答タイミングを推定する.本研究では,複数の処理単位を用いて現在の対話の状況と応答タイミングのそれぞれに特化した推定を行うことで,状況に応じた適切な応答タイミングを推定する.応答タイミングの推定の評価に使用するデータとして,ユーザとシステムとのインタビュー形式の対話における7名のユーザの回答音声を収集した.収集したデータを用いて,応答タイミングの推定における対話の状況の利用の有無による性能の変化を評価した.応答タイミングの推定に識別モデルと回帰モデルを用いた場合についてそれぞれ評価した結果,回帰モデルに関しては対話の状況を利用することで正解率が約9ポイント上昇した.
著者
大野 航平 武田 龍 中野 幹生 ニコルズ エリック 駒谷 和範
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

我々は,暗黙的確認により対話システムの知識にない単語(未知語)の獲得を行う手法の開発に取り組んできた.システムは未知語のクラスを含めた暗黙的確認要求をユーザに対して行い,ユーザの応答からその内容が正しいとわかった場合に,そのクラスを獲得する.本論文では,ユーザの応答などに基づいて正しい確認要求を抽出する手法と,同じ確認要求に対する複数の抽出結果を用いてより確実に知識を獲得する手法とについて述べる.