著者
平賀 正基 水越 一貴 中井 真悟 八代 一浩 安藤 英俊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.38, pp.55-60, 2007-05-10
参考文献数
6

近年,イベント中継や映画,アニメ,スポーツなどの動画像をインターネットでストリーミング配信することが多く行われてきている.そのような中でYahoo動画やYouTubeをはじめとしてWebページにストリーミングを埋め込んで配信することが一般的になりつつある.Webページ埋め込み型のストリーム配信においてはストリームに連動してWebページが更新されることが多い.しかし,この更新はソースファイルの変更時や一定時間を経過した時にしか行われない.これらの更新をストリームのシーンに応じて変更することができればストリームだけではなくwebページにも視聴者の注目を集めることが可能になる.本研究では,花火大会のWebページ埋め込み型ストリーミングにおいて花火の合間を検出しwebページを動的に変更するシステムの構築を行った.このシステムを実際に使用しその効果を検証した.Many kind of video contents is being delivered. For example, the movie, the animated cartoon, and sports, etc. often deliver the streaming in the Internet in recent years. Then, burying the streaming under the Web page, and delivering it including the Yahoo animation and YouTube are becoming popular. In the stream delivery of Web page burial type, it synchronizes with the stream and the Web page is updated. However, only when the change and the fixed time of the source file pass, this update is done. If these updates can be changed according to the scene of the stream, attracting the viewer's attention on not only the stream but also the Web page becomes possible. In this research, the interval of fireworks was detected in Web page burial type streaming of fireworks and the system that dynamically changed the Web page was constructed. The effect was verified by actually using this system.
著者
平賀 正基 水越 一貴 中井 真悟 八代 一浩 安藤 英俊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TM, テレコミュニケーションマネジメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.30, pp.55-60, 2007-05-03
参考文献数
6

近年,イベント中継や映画,アニメ,スポーツなどの動画像をインターネットでストリーミング配信することが多く行われてきている.そのような中でYahoo動画やYouTubeをはじめとしてWebページにストリーミングを埋め込んで配信することが一般的になりつつある.Webページ埋め込み型のストリーム配信においてはストリームに連動してWebページが更新されることが多い.しかし,この更新はソースファイルの変更時や一定時間を経過した時にしか行われない.これらの更新をストリームのシーンに応じて変更することができればストリームだけではなくWebページにも視聴者の注目を集めることが可能になる.本研究では,花火大会のWebページ埋め込み型ストリーミングにおいて花火の合間を検出しWebページを動的に変更するシステムの構築を行った.このシステムを実際に使用しその効果を検証した.
著者
榊原 範久 水落 芳明 八代 一浩 水越 一貴
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.27-30, 2016 (Released:2018-04-07)
参考文献数
6

学習者の自由なコミュニケーションを軸とした主体的・協同的な学びを展開するアクティブ・ラーニングの授業において,教師と学習者が一人一台タブレット型端末を持ち,同期型 CSCL の edutabを用いて学習状況を可視化した.結果,教師の言動の傾向性として,授業時間内の発話時間が減り,有益な情報を伝える可視化に関する発話割合が増加することが明らかになった.
著者
三井 一希 八代 一浩 水越 一貴 佐藤 和紀 萩原 丈博 竹内 慎一 堀田 龍也
出版者
一般社団法人 CIEC
雑誌
コンピュータ&エデュケーション (ISSN:21862168)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.79-84, 2018-12-01 (Released:2019-06-01)

本研究では,小学校のプログラミング教育において,学習状況の共有化ツールを活用して児童のプログラミングの状況をクラス内で共有した場合の効果について検討した。その結果,学習状況の共有化ツールを活用すると,プログラミングに使用するブロックの数や種類が増える,他グループの工夫に気付きやすくなるなど効果的に学習できる傾向が見られた。また,児童は見やすさなどの理由から,共有化ツールを活用する授業を好意的に評価していることがわかった。
著者
鈴木 新一 水越 一貴 深澤 昌志 八代 一浩 鳥養 映子
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.29, pp.1-6, 2013-12-07

インターネットを利用した遠隔教育を支援するシステムとして edutab を開発した.edutab では遠隔の一人の教師が 5,6 名程度の学習者に対して遠隔会議システムと併用して利用することを想定したシステムである.edutab システムでは教師が PC を持ち,学習者はそれぞれタブレット端末を持っている.この環境下でインタラクティブなコミュニケーションを実現するために,学習者がタブレット上で行う活動をモニタする機能,学習者それぞれと教師の間で共有する個別ホワイトボード機能を実装した.また,児童の IT 機器操作を低減するため,教師 PC のコンソール画面から,学習者のタブレット端末へテキスト,静止画,動画,スライドを遠隔提示する機能を実装した.しかしながら,実際の教育現場では紙を利用した教育活動が広く使われている.そこで,教師と遠隔の学習者の間で紙教材を相互に交換できる機能を edutab に加えた.具体的には従来,1 台のデータセンターに配置したサーバだけで実装していたコアサーバに加えて教師および学習者の近傍にエッジサーバを配置する.エッジサーバにはプリンタおよびスキャナを接続する.コアサーバとエッジサーバの間は HTML5 技術を用いた通信を行う.これにより HTTP が利用できる環境であれば,紙教材を配布することができる.We developed the edutab system that is a support system for distance education with the Internet. The edutab system assumes that a teacher educates remote 5 or 6 students with a TV conference system. A teacher uses a PC and students use a tablet terminal for the edutab system. In order to realize the interactive communication, we implement a monitoring function, individual white board function, and remote presentation function for educational activities between teachers PC and tablet terminals. Papers, however, are commonly used for educational activities in a usual educational environment. Therefor we add a feature that teacher can exchange papers with remote students in educational activates, for the edutab system. The edutab system was originally designed as a concentrate system and the core server placed in a data center. New edutab system was implemented as distributed system because we have to control remote devices. Edge servers are introduced nearby teacher and students to controle devices. A printer and a scanner are connected to this edge server. The HTML5 technologies are used for communication between the core server and edge servers. Therefor we can distribute papers to a remote classroom if edges servers can reach the core server with HTTP.