著者
岡村 久宣 青田 欣也 高井 英夫 江角 昌邦
出版者
社団法人溶接学会
雑誌
溶接学会誌 (ISSN:00214787)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.436-444, 2003-07-05
参考文献数
27
被引用文献数
12
著者
山田 欣吾
出版者
一橋大学
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.110, no.4, pp.639-654, 1993-10-01

論文タイプ||論説
著者
田口 正樹 石川 武 山田 欣吾 石部 雅亮 村上 淳一 石井 紫郎
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2004

本研究は、西洋と日本の歴史の中で法が有した統合作用を、そのさまざまな側面について検討した。その際、法そのものの持つ内実よりも、法が表出される様式、広い意味での法の「かたち」に注目するという視角を採用し、史料論および文化史の手法を参照しつつ、研究を進めた。史料論との関係では、古代末期・中世初期イタリアの文書史料、ドイツ中世中期の法書史料、西洋中世中期から初期近代(近世)にかけての法学文献とその体系、日本中世の日記を取り上げて、文字記録が支配と統合にとって有した意味、法書の国制像におけるラント法とレーン法の関係、lnstitutiones体系による法素材の整理と統合、京都を舞台とした「政治」の諸相などを解明した。文化史的研究に対しては、中世ドイツ人の国家像、中世中期ドイツの国王裁判、中世後期ドイツの貴族の実力行使(フェーデ)を考察対象として応接し、ローマ帝国を最終帝国とする歴史神学的世界観の意義、貴族間の紛争解決ルールの変容、フェーデにおける名誉や公衆の意義、などの問題が論じられた。更に転換期における法の「かたち」を、古代末期ローマ帝国の贈与に関する皇帝勅答、近世ドイツ都市における法類型、近世ドイツの大学における法学教育などを取り上げて検討し、皇帝政府による勅答を通じた諸利害の調整、中間権力と雑多な法を組み込んだ領邦君主の支配体制、近世の法学入門文献による法学諸分野の関連づけと歴史法学によるその改変などを明らかにした。最後に、「統合」そのものが現代世界において持つ意味と、日本の歴史上現れる「統合」の特徴的なパターンを、ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンの後期の思考と日本古代から近代に至るまでの、公的ないし半公的な歴史叙述を対象として考察し、統合が構造的に生み出す排斥や、中心権力に奉仕する者たちの由緒の歴史という統合パターンを論じた。
著者
田中 貴紘 松村 京平 藤田 欣也
出版者
The Japanese Society for Artificial Intelligence
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.25, no.6, pp.683-693, 2010
被引用文献数
2 2

In this paper, we proposed the user uninterruptibility estimation method based on focused Application-Switching (AS) during PC work for establishing information display timing control scheme with less intelligent activity disturbance for users. At first, we collected and analyzed the PC operation records and the subjective uninterruptibility of users. From the analysis, we selected features in AS timing that affect user uninterruptibility. Then, we provided the estimation method based on co-occurring features that are observed in AS timing, and confirmed the availability of our method.
著者
細谷 裕 波場 直之 尾田 欣也
出版者
大阪大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2008

標準理論を超える物理がLHCの実験で見えるか。ヒッグス粒子、フレーバー混合、ブラックホール生成の物理を鍵に、余剰次元の存在を検証できるか。これが本研究課題で追求する中心テーマであり、ゲージ・ヒッグス統合理論、フレーバー混合、ブラックホール生成を、主に余剰次元の観点からLHC実験への帰結に焦点をあて研究する。ヒッグス場の起源については、細谷機構により電弱ゲージ対称性をダイナミカルに破るゲージ・ヒッグス統合理論を中心に調べ、暗黒物質の正体に関わる宇宙論的帰結もあきらかにした。細谷達はRandall-Sundrum時空上で、現実的なクォーク・レプトンを含むSO(5)xU(1)モデルで、W,Zボゾン、ヒッグスボゾン,クォーク・レプトンの波動関数を決定し、電弱相互作用のゲージ結合の大きさ、湯川結合の大きさを決定した。前年度に、すでに、Aharonov-Bohm位相の値が量子効果により、90度となることが示された。このことを使い、ヒッグス場との3点結合は、厳密に零になることが明らかにされた。このことより、ヒッグスボゾンが安定になるという驚くべき描像が帰結される。さらに、その結果として、現在の宇宙の暗黒物質は実はヒッグスボゾンであるという可能性が生じ、WMAPのデータから決められた宇宙の暗黒物質の質量密度から、ヒッグスボゾンの質量が約70GeVと決定される。これらは、画期的な結果であり、今後、暗黒物質探索、加速器実験で更なる検証がなされるであろう。また、波場、尾田達は、5次元オービフォルド上で、ヒッグス場がある場合、ブレーン相互作用のために湯川結合が大きくずれることを示した。
著者
石川 枝津子 増田 欣也 竹中 重仁 豊田 政一
出版者
日本雑草学会
雑誌
雑草研究 (ISSN:0372798X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.7-13, 2002-03

北海道十勝地方に導入がはかられている直播キャベツ栽培の雑草対策を確立するために,直播キャベツの栽培試験圃場において発生雑草を調査した。直播キャベツ畑では,スカシタゴボウ(Rorippa islandica(Oeder) Borb.),シロザ(Chenopodium album L.),イヌタデ(Persicaria longiseta(De Bruyn)Kitag),タニソバ(Parsicaria nepalensis(Meisn.)H.Gross)の発生量が多かった。移植栽培との比較において発生草種に違いは認められなかったが,直播は移植に比較して雑草の発生量が多かった。また,直播栽培では,作期や施肥法によってスカシタゴボウの実生の発生本数が増加した。スカシタゴボウはキャベツの生育期間中に結実し埋土種子を増加させ,さらに,その種子の一部は出芽して越冬型となった。移植に比較して初期生育が劣る直播キャベツ作では土壌処理剤の使用が必要であるが,キャベツに使用可能な土壌処理剤(トリフルラリン)の効果はスカシタゴボウには劣った。直播キャベツ畑の雑草管理にはスカシタゴボウの対策が必要であることが明らかになった。
著者
ウィアンスィマ ポンチャイ 藤田 欣也 本多 庸悟
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2003, 2003

連続な壁面の力覚提示を実現するための遭遇型力覚提示システムを試作した。手の追従に際し, 位置制御と, 接触時の力制御を円滑に切替ることにより, 小型パネルによる連続的な仮想壁面の表現を実現した。
著者
今田 欣一
出版者
朗文堂
雑誌
Typography journal ヴィネット
巻号頁・発行日
no.11, pp.6-176, 2003-12